セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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2017
08,28
08:39
関ヶ原
CATEGORY[時事]
8月も残すところあと4日になりました。
中学校は今日から登校が始まるようです。小学校も8/30から開始されるようです。昔のように9/1に一斉に始業ということではなくなっているようですね。
さて、8月26日(土)は2年ぶりのMr.Childrenのコンサートがエディスタで行われました。
2年前のコンサートも8月の土曜日に行われたのですが、その際の西風新都は大渋滞でした。主要道路はもとよりですが、渋滞を避けようと脇道に車が流れ込み、狭い脇道も車であふれてにっちもさっちもいかなくなっていました。あちらこちらで怒号が飛び交い、喧嘩沙汰もそれなりにあったようです。
そのためかどうか分かりませんが、その日の午後は全くの閑古鳥で、予約されている方も診療時間内にたどり着けなかったようです。
そのため、この度は早々に午後を休診にすることに決めました。同じ階の小児科さんも同じ理由かどうかはわかりませんが、午後を休診にされていました。
しかし、今回は少し対策されたようですね。
大きかったのは、臨時駐車場を石内東(現在イオンを建設中)に設けて、五日市インターからの車の流れを変えたようです。五日市インターから大塚へのルートは普段でも渋滞が酷いので、ここが分散したおかげでだいぶ違いました。また、主要道路から脇道への入り口にはコーンが置かれ、侵入が制限されていました。周囲の民家への配慮と思います。
http://yumebanchi.info/mrchildren/mycar.html
西風新都インターからの流れは、こころの2つの臨時駐車場で対応できたのでしょうね。
それにしても、駐車料金3500円はぼっているなーと思いますが、ファンにとっては妥当な金額なのでしょうか。
僕には、ミスチルとスピッツの見分けがつきません。「ああ、あのロビンソンを歌っていたグループね」と言うと家内に「それ、スピッツ」と言われますし、逆もまた真なりです。「ゆず」と「コブクロ」もよくわかりませんが。
こうやって対策が練られるようなら、次回のコンサートの時には午後を休診にしなくてもすみそうです。また、コンサートがあるのかどうかは知りませんが。
土曜日の午後が早く終わったので、色々買い出しに出かけ、その後は少しパチンコで気分転換です。
夜には、楽しみにしていた映画「関ヶ原」のレイトショーに行きました。
封切り初日の鑑賞です。予想したほどお客さんは多くなかったですね。
原作はいわずとしれた司馬遼太郎です。僕はだいたいの作品を読みましたが、「関ヶ原」「城塞」はいずれも徳川家康を嫌いになるための指導書のようなもので、徹底的に豊臣びいきですよね。「覇王の家」ですら家康嫌いが透けて見えますから。司馬さんは大阪の方だから、気持ちはよくわかりますが。
監督は原田眞人さんです。「突入せよ。浅間山荘事件」「クライマーズ ハイ」など重いテーマをわりと軽快な映画に仕上げられる印象があります。最近では「日本の一番長い日」を見に行きました。
内容は、、、これから見られる方が大半でしょうから、ネタバレになることは書きません。
内容はともかくセリフがとても聞き取りにくいです。聞き耳を立てているつもりでも会話の内容がよく分かりません。パチンコばかりしているので、騒音性難聴になってしまったのかと本気で心配してしまいました。
しかし、後でヤフーの映画レビューを読むとたくさんの方がセリフが聞き取りにくいと書いていました。僕だけではなかったのかと胸をなで下ろしました。
また、役柄の説明はほとんどありませんので、ある程度歴史の知識がないと辛いかなぁと思います。「刑部」とか、「治部」「主計頭」の官名で呼ばれるシーンが多いですし。さらに関ヶ原の戦闘シーンでは家紋を知らないとどこの兵かを判断できないかもしれません。
原田監督は、映画とは感じるのであって理解するものではないと言われていたと思うのですが、そういう意図なのかもしれません。いちいちセリフを理解せずに全体の雰囲気で感じろと。しかし、凡人にはそれは難しいですけどね。
島左近の俳優ははまり役でした。実際の島左近がどんな人かわかるはずもありませんが、こんな人だったのかと思わせるほどでした。
司馬遼太郎さんほどではありませんが、僕も光成好きの家康嫌いなので、どうしても西軍が負けていくシーンになると、映画を見るのが辛くなりますね。それは、大河ドラマの真田丸と同じです。
いずれブルーレイがでたら、買って繰り返し見てみたい映画ではあります。字幕を読みながら見れば、きっとよく理解できるだろうなぁ。
[4回]
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http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E9%96%A2%E3%83%B6%E5%8E%9F
関ヶ原
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2017
06,16
13:55
キョーボー罪
CATEGORY[時事]
自動二輪の検定中の転倒から5日経ちましたが、未だに左大腿と左胸、左肩が痛いです。
それでも大腿は普通の歩行には支障がなくなってきました。こころから坂を下るとまだ結構痛いですけどね。左胸の痛みはピンポイントですので、肋骨にヒビが入ったのかもしれません。まぁ、ほっとくしかないでしょうが。
問題なのは左肩です。痛くて90度以上は上がりにくいです。五十肩もあるのかなぁと思いつつ、湿布で様子を見ていますが、これはレーザーや切除の時とか結構辛いです。
さて、昨日早朝にいわゆる共謀罪が成立しました。
この法案の呼び方、メディアによって違いますよね。
産経新聞では「テロ準備罪法」と読んでいます。
読売新聞もこう呼んでいるようですね。
対して、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、日経新聞は「共謀罪」と表記しています。
わが町の主要新聞である中国新聞はどうかというと、
すっかり、朝日ナイズされていますね。
特にこの面の記事はひどい。新聞は両論併記が基本だと思うのですが、町中の声はすべて反対意見だけが載っています。賛成意見だって結構あるはずだけどなぁ。
それはともかく、正式には「組織犯罪処罰改正案」と呼ぶんですかね。
僕は産経、読売に敬意を払って「テロ準備罪法」と呼びたいところですが、なんだかわかりにくい。「共謀罪」の方が法案の趣旨がよっぽどわかりやすいですよね。しかし、朝日、毎日に追随したくないので、「キョーボー罪」と呼ぶことにします。
何でこれがそんなに問題なのでしょうか。
政府がこの法案の成立を急ぐのは、やはり東京オリンピックでの安全確保という意味合いが一番強いのでしょうね。
すでに187カ国が加盟している「国際組織犯罪防止条約」に加入するためには、このキョーボー罪が必要なのだそうです。しかし、G8で加入していないのは日本だけらしい。
来たるべき東京オリンピックを成功裏に終わらせるためには、なんとしても「国際組織犯罪防止条約」に加入したい。そのためには、キョーボー罪が必要。それはよく理解できますね。
でも、これはオリンピックに限らず、政治家の一番の使命は「国民の安全と財産を守る」ことなのだから、当然のことではないでしょうか。テロだけじゃあなく、暴力団の犯罪や振り込め詐欺など組織的な犯罪は処罰の対象になるのだから。
このキョーボー罪があったら、オウム真理教の一連の事件だって未然に防ぐことができたかもしれません。そう考えたら、ここまでキョーボー罪が成立してこなかった方が不思議に思います。
まぁ、反対する理屈もわからないではないですよ。
居酒屋で集まって上司を殴る相談をしただけで捕まるなんて、バカとしか思えないことをいう政治家もいますが、こう言うバカは放って置いて、
この法案の一番の問題は刑法の大原則に矛盾することだと思います。
犯罪は、実行された「既遂」の段階で初めて立件されるのが普通で、例外的に「未遂」でも処罰されます。また、重大犯罪のみでは「予備」での処罰もできるようです。
それからすると、まだ話し合っている段階の「共謀」で処罰するのはいくらなんでもやり過ぎだろうということですよね。
確かに。一理あると言えばあるよね。
でも、自分や家族が組織犯罪にあうと思ったらどうでしょうね。もし、子供がキョーボー罪があれば未然に防がれたかもしれない犯罪で死んでしまったとしたら。
反対する人間達には想像力が足りないのだと思います。自分が当事者になる可能性を棚に上げて考えるから、杓子定規な発想のみにとらわれるのではないでしょうか。
この世の中に万人が賛成する法案なんてないのだから、民意で選ばれた政治家が多数決で決めた法案に、グチャグチャ文句を言うマスコミはそれこそ民主主義をはき違えていると思うのですが。
久しぶりにブログを書き始めると、毒を吐きたくなりますね。また、患者さんに怒られそう。
[9回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E7%BD%AA
キョーボー罪
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2017
01,28
15:52
この世界の片隅に
CATEGORY[時事]
1月25日(水)の休診日に看護師さんの募集のためハローワークに求人の手続きをしに行ったついでに、サロンシネマで映画を見ました。
僕は以前から見たかった「この世界の片隅に」を、家内はすでにこの映画を見ていたので「沈黙」を見ました。時間は「沈黙」の方が少し長めでしたが、ほぼ同じ時間で見ることができました。
「この世界の片隅に」は10:15~と15:50~の2回しか上映がありません。9:30の会場前に東急ハンズの前に行くとすでに長蛇の列が。そこからエレベーターで8Fまで上がるとロビーも人でいっぱいでした。
「この世界の片隅に」はすでに8割方埋まっていましたが、何とか席を確保できました。すごい人気だと思います。「沈黙」の方はまだまだ余裕がありそうでした。
「この世界の片隅に」はかなり評判がよかったので、それなりに期待して見に行きましたが、とても感動的な映画でした。
どこがどうよかったと説明するのは難しいですが、淡々とした主人公の生き方が戦争が始まりどんどん生活に暗い影を落とす中で、とてもいじらしく、そして誇らしく感じました。
戦争に関連する映画は、往々にして戦争の不条理を強調することが多く、どうしてもそこに思想性を感じてしまいますが、この映画では戦争の中を生きていく普通の人たちの日常の生活を通して、それでも生きていくことの大変さとありがたさが全編を通して描かれています。それが妙にいじらしくて、自然と目が潤みますね。
戦争がどれだけ日常を狂わせ、平穏を奪うのか、この映画からつくづく感じました。
しかし、ここからが考え方の差なんでしょうね。
この戦争を起こさない、あるいは巻き込まれないように、しっかり軍備を整えて抑止力を強化するというのが、僕の考え方ですが、逆に武力を極力放棄したほうが戦争を起こさないと考える人もおられます。
こんな脳天気な考え方は日本以外では通じないと思いますけどね。
結局最後は毒を吐いてしまいましたが。
[5回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E3%81%93%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%89%87%E9%9A%85%E3%81%AB
この世界の片隅に
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2017
01,24
09:31
残業問題を考える。
CATEGORY[時事]
寒い日が続きますね。こころは断続的に雪が続いています。
昨日の雪は溶けましたが、現在もパラパラと雪が舞っています。
今朝は-3℃でした。天気予報としては安佐南区を見るよりも廿日市市の津田を見た方が実情に近いと感じますね。
さて、トランプさんの大統領就任で円安が進むのかと思ったら、むしろ円高傾向です。小金を得ようと就任前に米ドルで外貨預金をしてみましたが、当てが外れて損しそうです。つくづく投資の才能がないなと思いました。もっとも、パチンコで負ける程度の少額投資ですけど。
さて、
ここのところ日本企業の凋落ぶりが目立ちますね。
一つは東芝の債務超過です。
東芝「倒産」はついに秒読み段階か ~取締役会議長が明かした内情 何が起きているか、経営陣もわからない
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170123-00050757-gendaibiz-bus_all&p=3
もう1つは、三菱重工のMRJですね。
日の丸ジェット正念場 MRJが5度目の延期発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170124-00000080-san-bus_all
いずれも日本を代表する大企業ですが、どうも悪いニュースばかりですね。
三菱重工については、豪華客船の造船でも1872億円の損失を出しています。
三菱重工、豪華客船で払った高すぎる授業
http://toyokeizai.net/articles/-/113297
日本経済が衰退し企業の収益が悪化しているのは、少子化による人口減と購買力の低下が主因かと思いましたが、必ずしもそうではないのでしょうか。むしろ、技術力の低下が大きいのかもしれません。
しかし、これは致命的ですよね。これまで、日本はものづくり大国として、商売は下手だけど技術力だけは世界でも指折りだと思っていたわけですから。
そのことと関連して、最近の残業をめぐる問題を考えます。
最近の残業問題は、電通の女子社員の過労死が発端と思います。そこから電通の鬼十則がクローズアップされました。その後、色々な企業から残業ゼロを目指して、色々と対策とインセンティブを検討しています。スーパーのフレスタでも残業減でボーナスを上乗せする制度を導入するそうです。
僕はこの件に詳しいわけではありませんし、亡くなられた女子社員の母親の気持ちを考えるととてもいたたまれません。
ですので、この電通の過労死に限らずあくまで一般論で思うことを書きます。
この残業ゼロにはちょっと違和感を持ちます。
一つは、残業の辛さは人それぞれではないかと思うからです。仕事というのは、辛い時ももちろんありますが、楽しいときもそれなりにあります。定年後にやりがいをなくして鬱になる人が多いことからもわかります。
電通の過労死も、果たして残業だけの問題なのか、あるいは人間関係の方が大きいのか、今となってはわかりませんが、多くの電通の社員から過労の声が上がらないということは、後者の要因が少なくないのではないかと思います。
われわれ医師はそれこそブラックです。現在はかなり改善されましたが、僕が医師になった23年前には研修医に休みがないのは常識でした。実際、研修1年目には1年間のうち終日オフだったのは1月3日の1日だけでした。もちろん土日には午前のみ回診して午後からオフということはそれなりにありましたが、夏休みですら1日一度は顔をだすのが常識でした。皮膚科ですらそうなのだから、内科や外科は遥かに過酷だったものと思います。もちろん、時間外手当はまったくつかず、完全にタダ働きでした。現在は少なくとも時間外はしっかり払われるようになっていると思います。それでも、当直した翌日も当然のように終日勤務です。例え一睡もできなくてもです。
それでも、それほど辛かった記憶はないですね。喉元過ぎれば、、、かもしれませんが。
とは言っても、残業しなくても成果が同じなのであれば、それは残業しないほうがよいとは思います。ですが、そううまくいくのでしょうか。
二つ目の違和感は、まさにこの点です。
よく言われることは、フランスやドイツでは残業なんてしていないのに日本人と対等あるいはそれ以上の成果を上げており、日本人の働き方が非効率なのだ。だから、日本でも効率的に働けば、残業しなくても十分成果を残せるはずだということです。
もちろん、日本人と欧米人の能力が同じならそういうことになります。ただ、悔しいけどここが違うのではないかと思います。
日本人は有能で勤勉だと誰もがいいます。だからこそ、維新後わずか30年で列強と肩を並べることができましたし、戦後は奇跡の復興を果たしました。第二次世界大戦だって、このちっぽけな島国が戦争末期には全世界を相手に戦ったというのは、正しいかどうかは別としてすごいことだと思います。
僕もずっとそう思ってきました。
ですが、まじめで勤勉であることは全く否定しませんが、欧米人より有能かどうかと言われるとそこはどうなのかなぁと思います。軍事技術から始まったインターネット、アップルやインテル、マイクロソフトのOS、iRobotのルンバ、ダイソンの掃除機、テスラの電気自動、金融工学などなど、結局イノベーティブなことはほとんど欧米からやってきます。このあたりの独創性や管理能力は人種的に欧米人の方が優れているのでしょうね。日本人はこつこつとした努力でそれを熟成させて、より便利で使いやすいものにアレンジする能力が優れているのだと思います。そのためには、やはり非効率であっても、仕事に時間をかけるのはやむを得ないのではないでしょうか。昔で言うモーレツ社員やその後のリゲインのCMのような労働者が日本の繁栄を支えたのは間違いありません。
であるならば、日本人が欧米人と同じような労働環境で仕事をすると結局どんどん国力が衰退に向かうのではないかと危惧します。最近の大企業の凋落ぶりも無関係ではない気がするのですが。
もし、あくまで欧米並みに労働時間を制限するのであれば、やはり海外から優秀な人材を移民として受け入れるしかないようにも思います。
マンパワーを上げれば、一人一人の労働時間は短縮できる。単純なことですが、やはり人口減を何とかするしかないと思います。
思わぬ長文になりました。残業をゼロにして国力の衰退を受け入れるか、がむしゃらに働いて国力を維持するか、どちらがよいのでしょうか。
[9回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B
残業問題を考える。
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2016
12,23
14:00
今年もこの本が
CATEGORY[時事]
昨年も書きましたが、今年もこの本が発売される時期になりました。
2017年版の「間違いだらけのクルマ選び」です。
当院で開院時より年次で置いている本ですが、男性の読者は多いですね。
この本の詳細は昨年のブログを参照ください。
平成27年12月15日のブログ
今年は12/17に発売されました。同日に買ってすぐに読み終わったのでクリニックに置いています。
昨年から著者が徳大寺有恒さんから島下泰久さんに変わっています。一昨年徳大寺さんが亡くなったためですが、少し前よりお二人の共著になっていましたので、実際は以前から島下さんが書いていたのだろうと思っていました。しかし、昨年版は、徳大寺さんが書いていたときとあまり変わらないかと思いましたが、今年版は少し変わったように思います。そうなると、徳大寺さんがちゃんと監修していたのでしょうか。
変わったなぁと思う点は、
徳大寺さんはかなりホンダびいきだったけど、島下さんにそれはないですね。むしろホンダは評価されていないような感じを受けます。実際、ホンダの国内販売はあまりパッとしないのかもしれませんが。軸足はアメリカに置いていますしね。
あとは、車種別評価に一貫性がない気がします。2016年版で誉めていた車が2017年版ではやや否定的に書かれていることが目に付きます。オデッセイ、レジェンドなんかは昨年の評価は高かったけど今年はちょっと散々ですね。ロードスターなんかもそんな感じですね。
もちろん、毎年フルモデルあるいはマイナーチェンジがあるので、そうしたリニューアルをしていない車は相対的に古くなって評価が落ちるのかもしれませんが。
2017年版の一番の目玉はスバルですね、日本カーオブザイヤーをとったインプレッサを初め、スバルについての高評価が目立ちました。
アメリカでは生産が追いつかないほどスバル車は人気だそうです。日本ではそれほどではありませんが、レヴォーグを意外とよく見かけます。前々モデルのアウトバックに乗っていましたが、カチッとしたよい車でした。塗装は弱く、7年のうちにあちこちに錆が出てきましたが。
僕自身は滅多に車に乗らないので、あまりこだわりがありません。クリニックからホンダが一番近いので、ホンダ車にしています。時々ディーラーに行くと、冗談でNSXを勧められますが、さすがに高嶺の花ですね。広島に3台入ったそうですが、すでに2台は売れたそうです。あるところにはあるんだなぁと感心しました。
昔のホンダにはわくわくするような車が多かったように思いますが、今ではすっかり軽自動車とワゴンのメーカーになりましたね。CR-Zが生産終了になり、楽しそうなのはS-660だけですかね。NSXは別格ですが。NSXと同じような駆動システムを持つレジェンドハイブリッドの中古を一時期本気で考えたことがありましたが、トランクスルーができないのでやめました。釣り竿を積めないので。アコードハイブリッドに昔のアコードのようにワゴンがあれば、考えるんだけど。ニーズがないんでしょうね。
一方で、若者の車離れが言われていますが、内閣府の調査では下のような結果です。
29歳以下の乗用車普及率ですが、2005年に67.1%だったものが、2015年には49.3%に低下しています。わずか10年の間に18ポイントも低下しており、車離れは深刻のようです。ですが、今年は53.7%に増加しています。車って一度買うとしばらくは手放さないと思うのですが、どうしてこんなに年別で普及率に差があるのか不思議ですね。
一方で60歳以上の普及率は横ばいですね。
車を買って欲しい若者は離れていき、車を手放して欲しい高齢者はしがみつくという皮肉な結果です。これでは自動車産業はどんどん海外重視になってしまいます。
何かよい手はないでしょうかね。
若者に車の魅力を知ってもらうことが必要でしょうね。やみくもに車種を増やすよりは、各々の車にスポーツモデルを作ってはどうでしょうか。昔はシビックにSiがあったり、カローラのスポーツモデルにレビンがあったり、それなりに興味をそそられたものですが。やはりマニュアル車でなければ、運転の楽しさを味わえないと思います。
高齢者の事故防止に、高齢者にはマニュアル車限定にしてはという意見もありますね。確かに、クラッチとアクセルとうまく繋がないとエンストするので、アクセルとブレーキの踏み間違いは防げるかもです。ただ、ギアをローに入れたままセルを回すと突進しますので、ここは少し対策が必要ですね。
[2回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%A0%E3%82%89%E3%81%91%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E9%81%B8%E3%81%B3
今年もこの本が
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2016
12,20
09:09
海賊とよばれた男
CATEGORY[時事]
昨日は晴天でしたが、今日は一転して曇り空ですね。
例年よりはかなり暖かいようですが、それでもこころは寒いです。
先週から妙にヒマです。今年はこれまで前年同月比でプラスをキープしてきましたが、今月は無理そうです。自由診療を制限していることも原因の一端だと思いますが、それだけではないような。ともかく、このヒマな時期にスタッフにはできるだけ有休をとってもらうようにお願いしています。
大河ドラマの真田丸が終わってしまいましたね。
世の中では「真田丸ロス」が広がっているようです。
あふれる「真田丸ロス」感謝と惜しむ声続々 ネット号泣“衝撃”ラストに笑いも
僕は犬伏の別れのあたりから、撮りだめたままみなくなってしまいました。どうも石田三成が負けてしまうのを見るのが忍びなくて。判官贔屓ということがあるのでしょうが、どうしても西軍に肩入れしてしまいます。真田親子もよもや負けるとは思わなかったでしょうし。でも、先週から少しずつ次男と見始めました。昨日は「幸村」でしたね。後藤又兵衛が登場して、これから大坂の陣が盛り上がりそうです。まだ見ていない衝撃のラストも楽しみです。
さて、一昨日の日曜日には「海賊とよばれた男」の映画を見に行きました。
サッカー合宿に行っている三男を迎えにいくのにちょうどよいように、15:10開演の回をネットで予約しました。
しかし、14時過ぎにアルパークに着いてびっくり。駐車場が全て満車で、空き待ちの車であふれかえっていました。こりゃ間に合わんかなぁと思いましたが、ギリギリで滑り込みました。
映画館のロビーも混雑していましたね。岩国の米軍基地からか、外人さんが多かったです。
百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」は、そこまで言って委員会の中で絶賛されていたので、すぐに小説を買って読みました。その後、漫画も刊行されたため、現在途中まで買ってクリニックに置いています。(2巻を誰かに持ち帰られてしまいました、、、、)
ですので、ストーリーはすべて知った上での鑑賞です。
感想は、、、これから見られる方もおられますので、簡単に。
映画にするには盛り上がりに欠けているかもしれませんね。どこをクライマックスにするのか、監督も悩まれたのではないでしょうか。
出光興産がどうやってその礎を築いたのか、小説では出光佐三さんの半生とともにその沿革がわかり、勉強になりました。また、佐三さんの国士としての振る舞いに大いに感銘を受けます。
しかし、ほぼほぼ伝記であるが故にあまりドラマティックではなく、永遠のゼロのような感動は少ないと思います。日章丸事件では、石油の自由化に先鞭を付けた点では評価できると思いますが、ある意味国際協調を顧みず身勝手だったといえばそうかもしれません。
一緒に見ていた妻も、今ひとつの感想だったようです。昨日一人で見に行った「君の名は」の方がはるかにおもしろかったとのことでした。
優れた小説を映画化しても逸作になるとは限らないということですね。よくあることですが。
そう言えば、予告編でやっていた「無限の住人」の実写版はひどそうです。今やすっかり嫌われ者の木村拓哉が主人公というのも、なんだかアンタイムリーすぎて笑ってしまいます。原作の漫画はとっても面白いのに、残念ですね。
[2回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E6%B5%B7%E8%B3%8A%E3%81%A8%E3%82%88%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7
海賊とよばれた男
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2016
12,16
09:28
IR関連法案が成立
CATEGORY[時事]
今朝は寒かったですね。
雪を心配しましたが、たいした雪ではありませんでした。それでも、こころに上る坂はちょっとシャーベット状で、ノーマルタイヤでは少し滑ったかもしれません。
こころはうっすらと雪化粧でした。
今季の初雪ですね。これからが雪の季節です。
遅まきながら今日スタッドレスへの交換を予約しています。昼休憩にホンダカーズに車を持って行き診療後に取りに行きます。この時期にはタイヤ交換の待ち時間が長いので、とても助かっています。
今朝の雪次第ではこころへの坂をノーマルでは登れないので、昨夜クリニックの駐車場まで車を持ってきてタイヤをトランクに入れておきました。
通勤は歩きですし普段の生活では滅多に車に乗らないので、ノーマルタイヤのままでも不都合はないのですが、第3水曜日に往診のため飯室に行くときと実家の三次に帰るときに雪道を走る可能性があります。そのためだけに交換するのはなんだか非効率ですけどね。チェーンにすればよいのかと思うのですが、急いでいるときにチェーンを履かせるには慣れが必要ですよね。マンションだと、その場所もないし。結局、やむを得ずということになるのでしょうか。
さて、大人の事情で年内は自由診療を制限しています。理由はわかる人にはわかると思いますが、、、それ以上は書けません。
レーザー脱毛は現在予約されている方のみ。シミのレーザーなども原則は制限させて頂いております。男性型脱毛症のプロペシアやフィナステリド、ザガーロは一箱までとしています。ハイドロキノン、トレチノインクリームなども同様です。
ご不自由をおかけして申し訳ありませんが、1月からは普段通り診療できますので、ご容赦頂きますようお願いします。保険診療は何の制限もありませんので、念のため。
前回自分のパチンコ歴を書きましたが、患者さんなどから少し批判を頂きました。保守を名のるのにパチンコとは何事かということです。パチンコのお金のいくらかは北朝鮮に灌流されミサイルの資金になっているのにって話ですね。確証はありませんが、その噂は絶えませんよね。
ただ、もちろんそのあたりのことはよくわかった上で書いています。
自分がパチンコ好きというのは余計な話ですが、自らギャンブルをしない人がいくらギャンブル依存症のことを話しても現実味がないですから。現在のパチンコは射幸性がハンパではありません。4円パチンコなら、だいたい時速1万円でお金がなくなります。代わりに、確変をひいてそこそこ刺されば、3万円くらいは一挙に出ます。僕もだいたい3万円をリミットに打っています。それ以上になると、なかなか取り戻すのは無理かなぁって気になりますので。
IR法案の関連する報道を見ていると、カジノではお金の額が大きいのでギャンブル依存症が増える云々の指摘をしていますが、それは全く違うと思います。18歳以上なら気軽にいつでも行けて資産に関係なく上限なしにお金を使うことのできるパチンコの方がよっぽどギャンブル依存症を生みやすいはずです。現時点で540万人もギャンブル依存症がいることがその証拠ですね。
IR法案の功罪のうち功の部分は、このパチンコのギャンブル性を広く公にできたところではないでしょうか。これだけギャンブルのポテンシャルを持ちながらあくまで賭博ではなく遊戯だと言い張る政治家や行政にも不信感が芽生えたはずです。にもかかわらず、未だにここを正面から批判できない大手のマスコミにはうんざりですね。これを機に、パチンコを正式にギャンブルと認めてルールを厳格化すべきと思います。お金の流れが明瞭になれば、北朝鮮のミサイル云々の話も都市伝説になると思うのですが。
罪の部分はまだわからないですね。カジノが期待するほどの収益を維持できるかどうかはわかりませんし。全国に乱立してその後廃墟になったテーマパークやグリーンピアのような結果になるかもしれません。
カジノができるとパチンコが淘汰されるという意見を目にしますが、当面それはないと思います。パチンコの魅力は身近ということです。もし、カジノがパチンコ並みに身近になれば、それはカジノの魅力を失うことになりますし、カジノの客の大半が日本人ということになりインバウンドには全く寄与しないことになります。
カジノはカジノで金持ちと外国人の高級な社交場として据える代わりに、パチンコは1日10000円くらいに上限を設けて出玉と換金はきちんと行政が管理できるシステムを構築すればどうでしょうかね。そうなると、ほとんどのパチンコ店はやっていけないから、結局淘汰されることになるのかもしれませんが。
IR法案の本当の目的がここにあるのなら、それはそれですばらしい法案ということになりますね。
[4回]
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IR関連法案が成立
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2016
12,08
09:37
IR法案とマスコミ報道
CATEGORY[時事]
久しぶりの更新です。
今朝は寒かったですね。最近はわりと暖かい日が続いていましたが、これからしばらくは寒い日が続くようです。それでも雪が降りそうな感じはないですね。一昨年は12/6に結構な雪が降っています。それからすれば今年は暖かいですね。
2014年12/9のブログ
11月はとてもヒマでした。もともと2月と11月はヒマな傾向にありますが、今年は特にヒマだったような気がします。12月は少し持ち直したかな。
昨日は、大塚にあるA-cityというマンション群にお住まいの60歳以上の方で構成されるA-city Nice Club(略してANC)の教養講座で講演をしました。
公演中の写真は撮れませんでした。40人くらいの聴衆でした。
「壮年~高齢者の皮膚疾患」という演題名で、帯状疱疹、爪白癬、老人性色素斑、脂漏性角化症、皮膚癌など、高齢者に比較的多い疾患についてお話ししました。
これまで医療に従事あるいは関与する方に対して講演することは幾度となくありますが、全くの門外漢の方にお話しするのは初めてです。医療者の常識は必ずしもそうではないようですね。例えば「感染」といえば医療者なら意味することは誰でもわかりますが、医療に携わらない方にはそれが何かピンとはこられないようです。でも、熱心に聞いてもらえてよかったです。
さて、話は変わりますが、
IR法案。いわゆるカジノ法案についてです。
現在参議院の委員会で審議中ですね。早ければ今週中に法案可決かと思いましたが、さすがに拙速の批判をかわすためでしょうか、参考人を招致して意見を聞くようです。それにしても来週中には可決されるのではないでしょうか。
僕は日本維新の会を応援していますし、この法案には賛成です。まあ、カジノ自体には賛否があるでしょうし、実際にどこまで雇用とインバウンドをに寄与するかどうかは微妙な気がします。識者によっては、カジノによる経済効果は一過性でかえって荒廃をもたらすという意見もありますし。いずれにしても、過剰な期待は禁物でしょうね。
しかし、不思議なのはこのカジノ法案については全ての新聞が反対を表明しています。
何故でしょう。ここに深い闇があるのではないかと思います。
新聞がカジノ法案に反対する理由にギャンブル依存症があります。カジノを合法化するとギャンブル依存が増えるという意見です。
国内にはすでに540万人のギャンブル依存症者が存在し、カジノによってギャンブル依存症が増加するという論調ですね。しかし、、、、考えてみてください。おかしくないですか?
カジノができていない今の時点でギャンブル依存症者が540万人いることの方が問題でしょう。まずはここを問題視すべきですよね。
では、何故現時点でそんなにギャンブル依存症が多いのでしょうか。それは誰でもわかることですよね。身近なところに誰でもすぐにできるギャンブルがあるからだと思います。
それを正面から報道しないマスコミ、、、、なんか違和感を感じますね。結局、多額の広告収入をもらっているので、それを論じられないということでしょうか。
実はかくいう僕も、恥ずかしいですがかなりギャンブル依存症者です。
さかのぼれば予備校生だったときに河合塾1号館の隣にあった集楽というパチンコ店でカルテッドという平台を打ってからパチンコにはまりました。大学時代は朝から晩までパチンコ店に入り浸りということも結構ありました。社会人になってからも、それなり、、、というより相応に続けています。思えば、約30年間コンスタントに続けていることはパチンコだけなのかもしれません。一番相性のよかったのは、初代の花満開かな。フィーバーフラッシュとか綱取物語、ビッグソロッターなんかも好きでした。近年では海物語と北斗の拳シリーズが安心して打てます。収支はというと、おそらく高級外車が余裕で買えるくらい負けていると思いますが。年間を通して勝ち越したのは、社会人になってからは2回しか記憶がありません。それもチョイ勝ちです。あとは惨敗です…
その意味では僕も立派なギャンブル依存症ですね。ただ、収入に見合った範囲で勝負しており、身上をつぶしてまで遊ばないということが救いでしょうか。
僕はギャンブル自体はそれほど悪いこととは思いません。健康麻雀なんていいますが、麻雀なんて賭けなければおもしろくも何ともないと思いますし、株だって投資信託だって宝くじだって、さらにいえば生命保険だって本質はギャンブルですよね。有史以来ギャンブルが廃れたことはないように、人間は賭け事を好むようにできているのだと思います。
刑法の賭博罪が厳密に適応されれば、賭け事は全て違法のはずです。競馬や競艇などは「公営」であることを根拠に公益性の観点から特別法で認められているだけです。パチンコは三店方式をとることで、建前上は遊戯であってギャンブルではないという判断です。ここはちょっと無理があるなぁ~
カジノが合法化されるとすると賭博罪との整合性はどうなるのでしょうか。カジノを完全に「公営」にするのであれば、競馬や競輪などと同じ扱いでいけますが、カジノを公営でやるのは無理があるのではないでしょうかね。複合型リゾートにする以上、民間の出資や知恵が必ず必要と思いますし、そうしなければカジノの成功は期待できないと思います。パチンコのような建前は遊戯なんてことは絶対にしないでほしいし、それは無理でしょうね。
カジノ法案を可決する代わりに、賭博罪を改正して一定の要件を満たしたギャンブルは合法化してはどうでしょうかね。パチンコはあまりにもグレーですから、きちんと合法化する代わりに、お金の流れを明瞭にして正確に納税をさせることが必要と思います。
保守を気取っているくせにパチンコとは何事かといわれそうですが、確かに恥ずかしい限りです。でも、ゴーマニズム宣言の小林よしのり氏もあれだけ中韓を批判しながら、自分の漫画「おぼっちゃまくん」でパチンコの版権をとっていますしねぇ。闇は深いです。
追記;
このブログを書いたあとに非常によい動画を見つけました。
このPOKKA吉田さんってかなり博学ですねぇ。経歴をみると神戸大学経済学部を中退だそうです。大崎一万発とヒロシヤングも早稲田大学卒(中退?)だったと思います。皆さん高学歴ですね。
[1回]
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IR法案とマスコミ報道
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2016
11,15
09:33
メディアは世論をつかめなくなっているのでは、、、
CATEGORY[時事]
今さら感はありますが、トランプさんが大統領選に勝利しましたね。
いやぁ、意外でした。
すでにヒラリーで決まりという雰囲気でしたので、びっくりしました。
ちょうど、11/9は休診日でしたので自宅でちょくちょく開票速報を見ていましたが、フロリダをとったあたりからよもやと思うようになりました。オハイオをとってからは、ほぼ決まりという感じでしたね。
トランプが大統領になると、一体どうなるのか。世界中が戦々恐々としているところですので、僕なんかに予想ができるはずもありませんが、不安と期待が半分半分というところでしょうか。
しかし、経済は敏感に反応しており、ドル高、株高が継続しています。
円は一旦100円を切るまで円高になりましたが、現在では108円まで円安になっていますね。
トランプが大統領になると、円高が加速すると予想されていましたが、必ずしもそうはならなかったようですね。
日経平均も11/9に1000円くらい大きく値を下げましたが、その後はまさにV字回復です。17500円を上回る展開が続いています。
ご祝儀相場という見方があるので、今後どうなるかは未知数です。しかし、いずれにしてもトランプ大統領になったからといって、世界経済が大きく変わるほどの変化が起こるわけではないということでしょうか。イギリスのEU離脱の時もすぐに円も株も元に戻りましたしね。経済は生き物というのが正しいところですね。
この度のアメリカ大統領と6月のイギリスのEU離脱の国民投票を見て思うことですが、すでに主要メディアは世論をとらえ切れていないのではないでしょうか。
もっとも、海外のメディアは日本と違って、自誌の支持政党を明確にするようですので、もともと民主党を支持するメディアがヒラリーを持ち上げていただけなのかもしれませんが、それにしても選挙前にはすでにヒラリーで勝負ありといった雰囲気でしたよね。これでメディアの体をなしているんでしょうかね。
日本でも、新聞はおろか、テレビすら見ない人が増えており、主にインターネットから情報を得ているようです。こうなると、大手新聞の世論調査よりもネット上のYahoo!みんなの政治の投票の方が民意を反映するなんてことが起こってくるもの時間の問題のように思います。誰だか忘れましたが、国会(地方議会?)でそう答弁された政治家もおられましたよね。
しかし、いつも思うのですが、アメリカの大統領選の選挙制度はどうも不思議ですよね。州ごとに選挙人を選んで、それを総取りするという方法はなんとも違和感があります。これは、民度や識字率が低い時代のなごりのようです。選挙に行っても字も書けない人が多いため、数人の有識者を選んでその人に代わりに投票してもらうという建前のようですね。
なので、トランプが勝利した州の選挙人が必ずしもトランプに投票しないこともありえるそうです。過去にはそういうことが数回あったそうですし。とにかく変な制度です。こんな制度だから、総得票数が多い候補者が選挙に負けるという不思議なことが起こるんですね。
トランプが大統領になることで、日本にどういった影響が出るのでしょうか。
すでにTPPは漂流の危機ですね。今朝の新聞には、アメリカ抜きのTPPもどきで協定を成立させようという動きがあると書いてありました。ただし、中露も含めるということのようです。そうすると、中国包囲網としてのTPPは全く機能しないことになりますね。日本がそこに入るメリットがあるのでしょうか。
日米同盟については、新たな枠組みができそうで期待しています。
現状は片務条約ですが、トランプは日本にもそれ相応の負担を要求しそうですね。金銭的負担に全て応えることは無理でしょうから、必然的に日本が自己の防衛に責任を持つことを強いられそうです。
それはそれでよいのではないでしょうか。アメリカにおんぶにだっこでは、いつまで経っても自立できません。沖縄の米軍がいくらか撤退すれば、それはそれで沖縄にとってありがたいことでしょうし。結果として沖縄が中国の脅威にされされることになっても、それは沖縄の選んだ道ですしね。本心かどうかわかりませんが、トランプは日本の核保有も容認するといっています。日米同盟が弱体化するのなら、せめて核保有の議論だけでもするべきではないかと思います。それだけでも十分抑止力になりますよね。
核武装すべきかどうかはともかくとして、議論すらできない現状はとても健全とは思えないのですが。
[2回]
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メディアは世論をつかめなくなっているのでは、、、
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2016
10,18
12:56
そろそろ腹をくくる時期でしょうか
CATEGORY[時事]
黒田選手が引退を決めました。
残念ですが、しかし今が一番よい引き際でもありそうです。
日本シリーズでは第3戦目に登板予定のようですが、広島で最期を飾る意味でも第1戦目に登板してもらってはどうでしょうね。こう言っては怒られるかもしれませんが、日ハムの第1戦目の先発が大谷なら、そこにジョンソンをぶつけるよりも、ジョンソンは2戦目以降に回して確実に勝ちを拾う方が賢いと思います。黒田×大谷では分が悪いですが、そこは黒田を敬うナインの闘志に期待ですね。ただし、ジョンソンを中4日で回すなら、1戦目の方がよいですね。1、4、7戦目に登板することもあり得ますので。
一昨日の10月16日(日)に恒例の皮膚の日の無料相談会が開催されました。
当日は写真を撮っていないので、院内に掲示していたポスターの写真です。
いい皮膚の日(11月12日)の記念行事ですので、本来は11月12日前後の日曜日に行うことになっていますが、今年は学会の日程との兼ね合いから、いつもより1ヶ月早く10月中に開催されました。
そのためかどうかわかりませんが、ここ数年では最も多い99人の相談者がお見えになりました。あまりに待ち時間が長いため、3人はあきらめて帰られましたので、96人の相談にお答えしたことになります。当初は3人の勤務医が診察していましたが、待ち時間を考慮して途中から呉の2人の開業医の先生が加わり、総勢5人での診察となりました。
10年ほど前は100人前後の相談が普通だったようですが、ここ数年は50人前後まで減少していました。昔と違い皮膚科の開業医が増えたため、わざわざ相談に出向く必要性が減ってきたものと分析していましたが、この度の相談者の数を見ると時期も検討課題になりそうです。やはり、寒い時期よりもまだ夏の気配が残る時期の方が皮膚の相談には向いているのかもしれません。診療後の反省会ではそのような話が出ていました。
さて、そろそろ腹をくくるべき時期かと思ったのは、診療のことではありません。原発のことです。
新潟県知事選で、原発促進の与党候補が敗れて、原発反対の野党候補が当選しました。
新潟で反原発知事が当選、どうしても原発を再稼働させたい東電の事情とは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000004-wordleaf-bus_all
与党には激震が走ったようですね。新潟には世界最大級の柏崎原発がありますが、これで再稼働はかなり難しくなりました。
そもそも、今年に入り知事選では与党の負け続きです。
大阪と東京は事情が特殊ですが、問題は、鹿児島と新潟ですね。いずれも原発の立地県ですが、原発反対派の候補が当選してしまいました。原発反対の民意が示されたことになります。
こうなると厳しいですね。今後、再稼働できる原発がどのくらい見込めるのでしょうか。
僕は安全な原発はさっさと再起動すべきと思っています。電力は国の根幹ですので、できるだけ分散しておく方が安全です。よく言われているエネルギーのベストミックスです。
ただ、この先ずっと原子力に依存するべきかというと、そこは答えは微妙ですね。そもそもですが、「もんじゅ」の核燃料サイクルの計画が事実上破綻した以上、いずれ核燃料が枯渇していきます。化石燃料と同じく、需要と供給のバランス次第で、核燃料の価格は高騰するでしょうし、安定的な入手も困難になります。つまり、石油や石炭に比べて安い電力とは言えなくなります。
しかも、今後原発を新しく建設するには、もはや地元の同意が得られないでしょうね。上関も無理と思います。そうすると、原発はどんどん老朽化していきます。最長で20年間寿命を延ばすことは可能ですが、それでもジリ貧ですね。
となると、いずれにしても、原子力発電には未来はないように思います。
ただし、現時点ですぐに原発をなくせというのは乱暴だと思います。施設も、その技術ももったいないですよ。あるものは使った方がよいので、今安全と判断されたものは速やかに再稼働して、老朽化ととともに廃炉に向けていけばよいのではないでしょうか。
いつぞやの日経新聞に、「太陽光発電が原発6基分の発電量に達した」と書いてありました。これだけ聞くと、太陽光をどんどん増やしたら原発なんでいらないじゃんって思いますよね。
しかし、これにはからくりがあるようです。
年間の発電量は「出力×稼働率」で決まりますので、発電総量はどのくらい稼働できるか次第ですね。残念ながら太陽光発電の稼働率は約17%くらいだそうです。夜や冬はあまり発電できないので、当たり前ですよね。それに比べれば、原発は事故さえなければ一日中稼働しています。つまり、年間発電量では、どう頑張っても原発にかなうことはなさそうです。
ですので、当座はやはり原発を再稼働して電力をまかなう方が合理的です。
ただし、稼働率が上がるか、出力があがるか、すればよいことですので、ビルの外壁や住宅の屋根をすべて太陽光パネルに置き換えるとか、どんどん設置面積を増やせば出力は稼げます。
また、太陽光で夏場にジャンジャカできた電力で水素をわんさか作ってそれを貯蓄しておけば、その水素から電力をまかなうこともできるかもしれません。これは知識がないのでよくわかりませんが、トヨタのミライやホンダのFCXクラリティの燃料電池のノウハウを使えばできそうな気がします。そうすれば、結果として稼働率が増やせます。
これらは政治決断がなければできないことです。そろそろ政府は腹をくくって原発から別のエネルギー源へ国策を改める時期にきているのではないでしょうかね。これだけ民意が示されたのだから、しょうがないですよね。
それはそれで、日本発の一大産業になると思うのですが。こういったイノベーションを日本もしていかないと、どんどん世界から取り残されそうですし。
珍しくまじめなことを書いてしまいました。最近診療がヒマなもので、、、、
[1回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E3%81%9D%E3%82%8D%E3%81%9D%E3%82%8D%E8%85%B9%E3%82%92%E3%81%8F%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%99%82%E6%9C%9F%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%8B
そろそろ腹をくくる時期でしょうか
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