2016 12,23 14:00 |
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昨年も書きましたが、今年もこの本が発売される時期になりました。
2017年版の「間違いだらけのクルマ選び」です。 当院で開院時より年次で置いている本ですが、男性の読者は多いですね。 この本の詳細は昨年のブログを参照ください。 平成27年12月15日のブログ 今年は12/17に発売されました。同日に買ってすぐに読み終わったのでクリニックに置いています。 昨年から著者が徳大寺有恒さんから島下泰久さんに変わっています。一昨年徳大寺さんが亡くなったためですが、少し前よりお二人の共著になっていましたので、実際は以前から島下さんが書いていたのだろうと思っていました。しかし、昨年版は、徳大寺さんが書いていたときとあまり変わらないかと思いましたが、今年版は少し変わったように思います。そうなると、徳大寺さんがちゃんと監修していたのでしょうか。 変わったなぁと思う点は、 徳大寺さんはかなりホンダびいきだったけど、島下さんにそれはないですね。むしろホンダは評価されていないような感じを受けます。実際、ホンダの国内販売はあまりパッとしないのかもしれませんが。軸足はアメリカに置いていますしね。 あとは、車種別評価に一貫性がない気がします。2016年版で誉めていた車が2017年版ではやや否定的に書かれていることが目に付きます。オデッセイ、レジェンドなんかは昨年の評価は高かったけど今年はちょっと散々ですね。ロードスターなんかもそんな感じですね。 もちろん、毎年フルモデルあるいはマイナーチェンジがあるので、そうしたリニューアルをしていない車は相対的に古くなって評価が落ちるのかもしれませんが。 2017年版の一番の目玉はスバルですね、日本カーオブザイヤーをとったインプレッサを初め、スバルについての高評価が目立ちました。 アメリカでは生産が追いつかないほどスバル車は人気だそうです。日本ではそれほどではありませんが、レヴォーグを意外とよく見かけます。前々モデルのアウトバックに乗っていましたが、カチッとしたよい車でした。塗装は弱く、7年のうちにあちこちに錆が出てきましたが。 僕自身は滅多に車に乗らないので、あまりこだわりがありません。クリニックからホンダが一番近いので、ホンダ車にしています。時々ディーラーに行くと、冗談でNSXを勧められますが、さすがに高嶺の花ですね。広島に3台入ったそうですが、すでに2台は売れたそうです。あるところにはあるんだなぁと感心しました。 昔のホンダにはわくわくするような車が多かったように思いますが、今ではすっかり軽自動車とワゴンのメーカーになりましたね。CR-Zが生産終了になり、楽しそうなのはS-660だけですかね。NSXは別格ですが。NSXと同じような駆動システムを持つレジェンドハイブリッドの中古を一時期本気で考えたことがありましたが、トランクスルーができないのでやめました。釣り竿を積めないので。アコードハイブリッドに昔のアコードのようにワゴンがあれば、考えるんだけど。ニーズがないんでしょうね。 一方で、若者の車離れが言われていますが、内閣府の調査では下のような結果です。 29歳以下の乗用車普及率ですが、2005年に67.1%だったものが、2015年には49.3%に低下しています。わずか10年の間に18ポイントも低下しており、車離れは深刻のようです。ですが、今年は53.7%に増加しています。車って一度買うとしばらくは手放さないと思うのですが、どうしてこんなに年別で普及率に差があるのか不思議ですね。 一方で60歳以上の普及率は横ばいですね。 車を買って欲しい若者は離れていき、車を手放して欲しい高齢者はしがみつくという皮肉な結果です。これでは自動車産業はどんどん海外重視になってしまいます。 何かよい手はないでしょうかね。 若者に車の魅力を知ってもらうことが必要でしょうね。やみくもに車種を増やすよりは、各々の車にスポーツモデルを作ってはどうでしょうか。昔はシビックにSiがあったり、カローラのスポーツモデルにレビンがあったり、それなりに興味をそそられたものですが。やはりマニュアル車でなければ、運転の楽しさを味わえないと思います。 高齢者の事故防止に、高齢者にはマニュアル車限定にしてはという意見もありますね。確かに、クラッチとアクセルとうまく繋がないとエンストするので、アクセルとブレーキの踏み間違いは防げるかもです。ただ、ギアをローに入れたままセルを回すと突進しますので、ここは少し対策が必要ですね。 PR
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