セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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2016
03,12
08:11
診察券 DIY計画
CATEGORY[皮膚科]
3月も半ばにさしかかり、段々暖かくなってきました。
相変わらず耳閉感が続いており、アデホス、デパス、メチコバール、イソバイドを2週間内服してもあまり変化がないため、水曜日にこころ耳鼻科を正式に受診しました。聴力検査をしてもらいましたが、低音で聴力がやや落ちているものの、年齢からすれば聴力は良好といわれました。ステロイドの内服の適応ではないとのことで、柴苓湯を処方してもらい経過観察中です。少し改善してきた感じもします。気にしないようにすることも重要なんでしょうかね。
さて、今月末で開院して3年が経過します。
現在の患者番号は15328です。1001から開始していますので、多少の誤差はありますが14327人の患者さんが受診されたことになります。ありがたいことです。
当然、その人数相応の診察券を発行したことになります。診察券は当初は開業時の仲介業者に発注しました。その後、ネットから「診察券ドットコム」というサイトを見つけて、そちらに発注しています。詳しくは
ここ
に記載しています。
最近は、だいたい2000枚単位を半年ごとに発注しているようです。2000枚の価格が5万円程度というところでしょうか。1枚あたり25円くらいですね。それでも、もともとの業者からすれば半値以下です。
この度、思い立って、診察券を自作で作ることにしました。
きっかけは、当院が使用している電子カルテダイナミクスのメーリングリストで、ダイナをカスタマイズして診察券を自作しているという書き込みを読んだためです。これを読んで、結構おもしろいなぁと思いました。
自作の診察券を発行しているクリニックは結構あります。エーワンなどのマルチカードに印刷してラミネートという方法ですね。そのラミネートの上から、油性マジックでIDナンバーと名前が手書きされるという感じです。
これだと、診察券の作り置きが可能ですし、準備も簡単です。
しかし、ダイナをカスタマイズして診察券を作ることによって、カルテ情報を診察券に書き込むことができます。(といっても、IDナンバー、氏名、生年月日くらいですけどね。)
つまり、ラミネートする前の診察券に患者情報を書き込んで、その上からラミネートできるということです。上からマジックで書くよりも、少し手間が省けるのと、少しオンリーワン診察券の印象がしょうじるかもしれません。
文章で書いてもわかりにくいですね。
まずはエーワンのマルチカード印刷用の用紙を買います。
このときに、名刺サイズとキャッシュカードサイズがあります。
名刺サイズの方が色々と印刷が容易です。後で書きますが、ほとんどのプリンタが名刺サイズまでの対応ですので。しかし、元になるカードが名刺サイズだと、ラミネートするとそれより大きくなります。そうすると、財布のカード入れに入らなくなり、不便です。
そのため、キャッシュカードサイズに留めることにこだわりました。
ラベル屋さんというソフトを用いて、プリントしました。デザインはとりあえず仮です。
48㎜×76㎜大です。キャッシュカードより一回り小さいくらいですね。
もとの診察券がキャッシュカード大ですので、比較するとよくわかります。
ダイナミクスという電子カルテはマイクロソフトのアクセスというソフトを使用していますので、アクセスのモジュール機能が使用できます。
通常、電子カルテのインターフェースは各々のメーカが厳しく管理していますので、ユーザーが勝手に換えるなんてことはできません。その点、ダイナミクスは個人が自由にカスタマイズできるという、何とも自由な電子カルテです。もちろん、自己責任ではありますが。
IDナンバー、患者名、生年月日を患者マスターから呼び出して、印刷するというコマンドのモジュールです。
偉そうに書いていますが、実はダイナのメーリングリストを介して知り合った福井県の整形外科の先生にメールでお願いして、このモジュールを添付しておくってもらいました。それを、自院のダイナにインポートして使用しています。(ここは結構苦労しましたが。)
それを、診察券のレポートに変換したところです。患者名は僕ですね。
ここで大いに苦労したのが、頂いたレポートは名刺サイズでしたので、これをキャッシュカードサイズに変更するために、色々と調整が大変でした。なにせデザインビューは拡大できず、小さい調整をするのに手が震えるような感じです。おそらく対応法があるのだとは思いますが。
この裏面の印刷用にはこのすさまじく簡略化されたプリンタを買いました。なんと3000円あまりです。いくらなんでも安すぎですけどね。デフレの一端を見た思いです。
問題は、この用紙固定のガイドが名刺サイズまでしか対応していないということです。
この用紙を入れても固定できず、左右にぶれてしまいます。元々が小さいカードなので、少しでもずれたら致命傷ですね。
ここは色々考えました。両サイドにスペーサーを設置する方法を、既出の整形外科の先生からアドバイスされました。あるいは、左端をあわせて、デザインで調整するかですね。
結局、縁なし印刷で左と上の余白を極限まで削ってみました。カードはガイドの左端にピタッと合わせてから紙を送りました。
そうやって、何とか収まるように印刷できるようになりました。
ラミネーターも購入しました。
ラミネートフィルムはキャッシュカードサイズです。
ラミネートしてみました。
試作品第1号です。
裏も何とかサマになりました。患者はデモ患者です。
デザインはまだまだ微調整が必要ですが、大まかな手順はこれで大丈夫と思います。
概算すると、1枚あたり5円くらいになりますかね。これまでの1/5程度のコストになります。
受付の机にはこれ以上、プリンターやラミネーターを置くスペースがないので、これを設置する棚の増設が必要です。
これは、マンションのリフォームで鍛えたスキルがあるので、何とかなりそうです。
ケチな話ばかりで恐縮ですが、色々工夫をするということは楽しいことでもありますね。
[4回]
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診察券 DIY計画
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2016
02,02
09:54
医療は日進月歩ですね。
CATEGORY[皮膚科]
今月から新しい看護師さんに加わってもらいました。
1月は、常勤看護師1名で乗り切りました。妻(看護師)にもフル回転で手伝ってもらいましたが、家庭との両立が大変で喧嘩の連続になってしまいました。
しかし、これで一安心です。
さて、
前々回に日経平均株価のことを書きましたが、結局は6回の値上がりがありましたので、過去最少ということはありませんでした。
特に、日銀が1/29にマイナス金利を発表してからは大幅アップが続いています。このマイナス金利の是非は色々新聞その他で論評されていますが、確かに禁じ手のような感じがしますよね。お金を預けて逆に手数料を取られるというのは、一般人の感覚ではありえないと思います。市中の銀行相手の日銀だからできる政策ですよね
しかも、円安誘導が目的ではないかとIMFからも睨まれているようです。日銀はデフレ対策と釈明していますが、量的緩和と違って、そのいい訳が通用するのでしょうか。
さて、昨日、とある会社からボールペンが送られてきました。
見ると、「こころ皮ふ科クリニック」の刻印が。おおっと思い、誰か親切な方が送ってくれたのではなんて思いましたが、そんな甘い話はありません。
電話番号が載っている時点で違和感がありますね。
開院3周年の記念品を作らないかというお勧めでした。100本でいくら、300本でいくらなどと書いてありました。患者さんや関係者などに配布するための記念品ですね。
開院10年目のクリニックに記念品をもらったことがありますが、普通3年目で記念品を配るなんてことがあるのでしょうか。
「クリニック 3周年 記念品」でググって見ると、確かにありました。歯科と美容系のクリニックが主ですが、一部は小児科、内科などでも記念品を配られているところがありました。トートバッグだったり、しおりだったり、色々ですが。
感謝の意を表すということもありますが、販促グッズならぬ「診」促グッズの要素が大きいのでしょうか。もちろん、それは個々で事情が異なると思います。
当院はというと、、、、残念ながらその気はありません。そちらに投資するなら、以前にも書きましたレーザーなどの治療器具に投資を考えます。開院10年目なら少し考えるかもしれませんが。
でも、ボールペンはありがたく使わせて頂きます。
今日の産経新聞を読んで、医療について驚いたことがあります。
糞便移植療法という治療です。
内科の先生や潰瘍性大腸炎に苦しむ患者さんにはすでに常識的な治療なのかもしれませんが、不勉強な僕は新聞で知りました。
簡単に説明すると、腸内細菌を整える目的で二親等以内の他人の便をフィルターなどで濾過した後に患者さんの腸内に注入するという治療法です。細菌叢を整えることで大腸炎の改善が図られるそうです。
これまでに、自分の体液を用いる治療は色々聞いていました。皮膚科の関連でいえば、治りにくい皮膚の傷に対し多血小板血漿という血液を遠心分離器でどんどん濃縮してできた液体を注射する治療があります。これは大学病院レベルでは広く行われている治療です。他には、肝臓がん+肝硬変などで腹水(お腹に水が溜まること)が多い患者さんでは、その腹水を抜いてフィルターでがん細胞を除いた後血管内に点滴するという治療があります。これも、大学病院で行われているのを見たことがあります。
しかし、他人のしかも便を注入するという治療法にはいささか驚きました。もちろん、注入するのは便自体ではなく、便から抽出された腸内細菌叢ですので、ややネーミングが刺激的すぎる感じもします。
考えてみれば、臓器移植もまったくの他人からの臓器を移植するのだから、別に不思議はありませんよね。(もちろん、免疫が適合すればの話ですが。)
医療は日進月歩ですので、これからも常識をすっかり覆すような治療が開発されるんでしょうね。皮膚科関連では、なかなかそんな治療がないのが寂しいですね。
[4回]
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医療は日進月歩ですね。
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2016
01,08
18:45
新たな1年の始まり
CATEGORY[皮膚科]
あけましておめでとうございます。
といっても、今日は1/8です。新年が明けて、すでに1週間以上が経過してしまいました。
ブログの更新が遅すぎですね。
当院は、1/5から診療を開始しました。1/5と1/7はさすがに患者さんが多かったですが、本日はいつもの午前診に戻ってしまいました。暖かくなるまでは、暇な診療が続きそうですね。それでも、今冬は雪が降らないだけ、昨年よりもましかもしれませんが。
今年の4月で開院して3年が経過することになります。
たかが3年ですが、されど3年ですね。
昨年を振り返ってみると、
診療上のことは、日々の繰り返しですので、よほどのことがないと驚くことはなくなりました。
収益はどうでしょうか。いわゆるキャッシュフローは確保できていると思います。ただ、昨年の11月は初めて前年同月比でわずかにマイナスになってしまいました。開業して3年目でこれはなぁと思いましたが、誰からか忘れましたが年賀状に11月は暇でしたと書いてあったので、全体的にそうだったのでしょうか。皮膚科は暑いか寒いかはっきりした方が、患者さんは多いと思います。昨年は暖かく、夏の延長のような11月でしたからね。
スタッフの確保については、今年も頭を悩ませそうですね。昨年は4人のスタッフが退職されました。結婚や転職という円満退職がほとんどですのでやむを得ないことではありますが、その補充は大変です。
特に、ここ数年は人手不足がすべての業種に及んでいるようです。特に看護師はいくら募集を出してもほとんど応募がありません。これもアベノミクスの成果と考えれば、喜ばしいことではありますが、これから人口減少が続くと、この人手不足が常態化していきそうです。政府は女性や高齢者の社会進出でカバーすることを目指しているのでしょうが、それには限界があると思います。女性や高齢者の誰しもが働きたい訳ではないのですから。
現実的には、他国からの移民を考える必要があるのではないでしょうか。フランスを除く先進国はどこでも出生率が頭打ちですが、代わりに移民で労働力を確保しています。保守層の人たちはこの移民を毛嫌いされますが、もう少し柔軟に考えることも必要かと思います。確かに、フランスのテロをみると悩ましい気にもなりますが、このようなことが起こらないようにするには、しっかりとした移民政策とその後の生活保障ですよね。日本の国柄に順応してくれて勤労意欲のある移民なら、働かず惰眠をむさぼる日本人よりよっぽどいいと思います。ただし、受け入れる国については、色々吟味が必要ですね。親日国に限るべきかと思います。
話がそれましたが、一つの重大な決断として、昨年末でケミカルピーリングとイオン導入を終了しました。これまで治療を新たに開始することはあっても、止めることはありませんでした。(ルミガン液のように別の治療で代用できることは例外ですが) ケミカルピーリング自体は、希望者はそれなりに多く、また概ね満足もされていましたので、主にこちらの診療上の問題です。どうしても、一定の時間を確保して治療する必要があり、そのスタッフの配置がうまくマネージメントできなくなってしまいました。ドタキャンも割と多く、そのことも一因ですが。
また、ニキビについては、以前はケミカルピーリングが面疱の治療として重要な役割を担っていましたが、現在ではディフェリンゲル0.1%、ベピオゲルなど、面疱に有効な外用剤が発売されており、その役割は終わったように思います。むしろ、毛孔の角栓や、それに伴うくすみに対する治療の方が主役ですね。
これらの治療については、グルコール酸含有の化粧品やコラージュからの酵素配合の洗顔パウダーなどがあり、一度ホームページにまとめようと思います。十分、代用が可能かと思います。
今年は、法人化を本気で考えようと思います。
個人経営と法人については、色々話を聞いたり調べたりすると一長一短ですね。どちらの意見ももっともそうで、とても判断が付きません。しかし、そういうときは思い切って前に進む方がよいのだろうと思います。うちの3息子の誰か一人でも医者になってくれそうなら踏ん切りがつくのですが、現状ではとてもそれは望めそうもありません。悩みはつきませんね。
それから、資金に余裕ができたら、肝斑へのレーザートーニングができる機器を導入したいですね。老人性色素斑については、ジェントルレーザーやトレチノインクリームでだいたい対応できると思いますが、肝斑についてはオプションが少ないのが悩みです。リース契約という手もありますが、そうするとどうしてもリース料以上の収益をというプレッシャーが働いて、適切な治療判断ができなくなりそうです。やはり購入できればいいのですが。
以上、長くなりましたが、昨年の反省と今年の目標を思いつくままに総括してみました。
最後まで読まれた 奇特な方がおられますかね? 本当にありがとうございました。
今年もこころ皮ふ科クリニックをよろしくお願いいたします。
[16回]
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新たな1年の始まり
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2015
12,25
08:18
皮膚病アトラス
CATEGORY[皮膚科]
開業して約3年。勤務医のときのように定期的に論文や成書を読むことはなくなってしまいました。
しかし、毎日読むというか目にする本があります。
皮膚病アトラスです。
色々な皮膚の病気について写真を主体に載せている本です。
僕は診察のときには必ずこの本を患者さんに見てもらいつつ説明します。
百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、口答で説明するよりこの本の写真を見てもらう方が間違いなく納得してもらえます。患者さんの皮疹とこの本の中の写真が近似しているときには、心の中でガッツポーズがでるくらいです。
そのため、日々活躍するこの本はボロボロになってきました。
本全体がくすんでくることもですが、どんどん製本部が剥がれてページが外れてきます。やむを得ないので、テープで留めて使用していました。
というのも、現在第5版ですが、この5版が出たのが2004年なのでそろそろ第6版が出るのではないかと思い待っているところでした。
第5版まではだいたい7-8年周期で新版されていましたが、ここ10年以上はそれはありません。
僕の思うに、この10年間で個人情報保護法が整備され、個人を特定できそうな写真を掲載することができなくなったのではないかと思います。なにせこの本では顔面の写真がモザイクなしでバンバン出ています。時代の変化とともにこういった本は出版できなくなってきたのでしょうか。
やむを得ないので、第5版をまた買おうかと思っていました。
アマゾンで探していたら、中古本を発見。
買ってしまいました。
新旧の同じ本です。少し痛みがあると書いてありましたが、全く問題ありませんでした。
ほぼ新品ですね。きれいでよいのですが、ページがきれいな分、なかなか思いどおりに目的のページまでうまくめくれません。また、ボロボロになるまで鍛えないといけませんね。
ちなみに値段は、、、
税込みで8201円でした。新品を買うよりも、5000円くらい安いですかね。
医学書でケチケチするなと言われそうですが、こういったものは安ければ安いほどよいと思います。別に新品である必要がないですので。
[2回]
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皮膚病アトラス
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2015
11,16
12:15
皮膚の日の無料相談会
CATEGORY[皮膚科]
寒い日が続きましたが、ここ最近は少し暖かいですね。
当院はおそらく1年間で一番ヒマな時期にはいっています。一般的に、皮膚科がヒマなのは、11月と2月といわれていますが、その通りだなぁと実感しています。
フランスで大きな事件が起こり、なんだか世相が慌ただしいです。
これ以上、テロが拡散しないことを祈りますが、宗教対立の根深さを改めて思い知った感じですね。テレビを見ていて違和感があるのは、コメンテーターの中にテロがくり返される社会を批判する人がたくさんいます。昨日のサンデーモーニングのコメンテーターもそうだったようです。それも否定はしませんが、何よりも非難されるべきはテロリストであって、それを置いといて社会が悪いというのは筋が違いますよね。
さて、昨日は「皮膚の日の無料相談会」への出務がありました。
11月12日が「いいひふ」の日なので、その関連行事として毎年健康づくりセンターで「皮膚の日の無料相談会」が行われます。僕は勤務医のときに3、4回診察医として出務したことがありますが、この度は初めて運営役員として出席しました。
そして隣の健康科学館では「ひふの健康教室」として講演がありました。
今年は、大学病院の河合先生が皮膚がんについて講演をされました。
毎年50人前後の患者さんが相談に来られますが、近年は減少傾向にあるようです。皮膚科の開業医が増えて、現在では皮膚科のない地区がなくなっていますので、それも当然ですね。
その分、3~4名の診察医がじっくり話を聞いてくれます。普段の診察でなかなかじっくり話を聞いてもらえないと思っている方は相談にこられるとよいかと思います。
[2回]
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皮膚の日の無料相談会
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2015
10,19
08:13
友あり遠方から行く、また楽しからずや
CATEGORY[皮膚科]
10/17-18は長崎で日本皮膚科学会西部支部総会がありました。
僕は長崎大学の卒業なので、久しぶりに懐かしい長崎に行ってみることにしました。
学会参加には2つ目的があります。1つはもちろん勉強して知識をアップデートすることですが、もう1つは専門医資格を維持するための後実績の取得です。ですが、ちょうど今年が専門医資格の更新年にあたるため、今年の後実績はもはや必要ありません。その意味では勉強目的ということになりますが、土曜日の午前診療を済ませた後に出発するので、実質は日曜日のみの学会参加になります。これで勉強になっているかといわれると、微妙ですね。
長崎に行くのは、2001年の同じ西部支部総会以来、14年ぶりになります。
14:52発ののぞみに乗り、博多からさくらで新鳥栖、新鳥栖からのぞみで長崎へという乗り継ぎです。長崎に着いたのは、18時30分頃でした。
僕は佐賀の平野が好きです。三次育ちの僕にとって、四方が山に囲まれているのが普通だったので、受験で長崎に行ったときにこの地平線を見てずいぶん驚きました。
有明海ですね。
干潟が拡がります。
長崎に着いたときにはすでに夕暮れでした。長崎駅はずいぶんきれいになっていました。
皮膚科の学会は1日目が終了した後に、立食パーティーがあります。名目上は懇親会といいますけど。初日の学会には間に合いませんでしたが、19時からの懇親会には何とか顔を出せるかと思ったら、なんと懇親会はグラバー園であるとのことでした。しかも、直接グラバー園に行っても学会受付はできず、一旦学会場に行って受付をしてからグラバー園に移動しなければならないようでした。
時間的に懇親会はあきらめました。普通に学会のあるホテルで懇親会をしてくれればよいのに…。いずれにしても、20時から大学の同級生と会う予定だったので、まぁそれはいいか。
ホテルにチェックインした後、少し休んで20時から旧交を温めに行きました。
どちらもK先生なので、一人はK田先生、一人はK山先生にします。K田先生とは15年ぶり、K山先生とは実に卒後21年ぶりに会いました。
近況や同級生の現状など話は尽きません。
あっという間に23時です。
この後2次会に行きました。
2次会が終わり、ホテルに戻ったのは3時半でした。もう、ホテルに新聞配達のバイクが来ていました。
お酒は好きですが、こんな時間まで飲んだのは、いつ以来だろう。おそらく10年ぶりくらいですかね。酔いが回って、最後は訳がわからなくなりましたが、とても楽しかったです。旧友というのは、よいですね。
翌朝はひどい二日酔でした。学会場まで酔い覚ましに歩いて行きました。
宿泊したホテルです。
中華街が近くでした。
途中このホテルを見て、27年前受験に来たときに泊まったホテルだったことを思い出しました。
ホテルの名前は変わっているようでした。
稲佐山ですね。
学会場では、頭が痛くてとても講演を聴いているどころではありませんでした。飲み過ぎです。
早めに長崎駅に行き、帰りました。
帰りのかもめです。
ピンぼけですが、海に見えているのが諫早湾の干拓のための堤防です。いわゆるギロチンといわれたヤツですね。
久しぶりの長崎ですが、わずかな時間なので満喫とまではいきませんでした。
しかし、懐かしい友人と会えたのは何より楽しかったです。
次はもう少しゆっくりと滞在したいです。
[8回]
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友あり遠方から行く、また楽しからずや
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2015
09,07
09:42
エキシマランプ
CATEGORY[皮膚科]
不安定な天気が続きましたが、今日は秋晴れです。
朝夕はめっきり涼しくなり、本日からクリニックのエアコンをつけていません。昼には暑くなるかもしれませんが。
ここのところ、安保法制など政治的なことばかり書いてきたので、本日は反省して皮膚科のことについて。
皮膚科の治療の三本柱の1つが光線療法です。
光線療法は、太陽灯にはじまり、赤外線療法、紫外線療法などと進歩していきました。
現在、皮膚の治療で頻用されるのは、紫外線療法です。以前はUVAの照射が主流でしたが、現在はUVBの中から有害な波長を除いたナローバンドUVBという光線療法が主役ですね。
当院でも開院時よりナローバンドUVBの機器を導入しています。
ダブリンという、立ったまま照射できる機械です。開院した2年半前の時点では広島県で初の導入でした。(今は違います。)
屏風のように開いて使います。利点は、1回の照射で全身の半分に照射できますので、全身の皮疹でも2回の照射で治療が終わります。それから、縦型なので場所をとらないことも魅力です。
しかし、やはり欠点もあります。
アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)のように、全身に皮疹があるときにはよいのですが、白斑(はくはん)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)のように、皮疹の範囲が狭いときには治療がむずかしいです。皮疹の出ているところ以外を服や布で隠して照射するのですが、夏は暑いし、子供はジッとできないし大変ですよね。
もちろん、ちゃんと治療できれば効果はあります。
白斑(はくはん)です。昔は白なまずといわれていた疾患で、皮膚の色が抜けて白くなる疾患です。
ナローバンドUVBが最も効力を発揮する疾患ですね。当院の症例です。患者さんの同意を得て掲載しています。
ナローバンドUVBを11回照射しました。まずまず、色素の新生が認められます。
このように、お腹や背中の白斑なら現在のダブリンでも何とかなります。
しかし、顔面や手の甲になるとちょっと難しいですね。
そこで、ハンディタイプのエキシマランプの購入を決めました。
エキシマランプとは、308nmの単一波長を照射する機器です。
ちなみに、ナローバンドUVBは311-313nmの波長が含まれており、それをさらに純化した機械とも言えます。短時間で高エネルギーを照射できるため、治療時間は一瞬です。
プリズム状の照射部を押し当てて照射するため、小範囲の治療に適します。あるいは、小児のアトピー性皮膚炎のように、皮疹が掻いたところに散在するときにも照射ができますね。
もともとは、肝斑のレーザートーニング用のメドライトというレーザーを購入するつもりでした。当院の患者層からすれば、その方が収益に寄与しそうですが、やはり皮膚科である以上、適切な光線療法が提供できる方が大切と思い、エキシマランプの購入に踏み切りました。
医療機器は高いですね。購入価を明かすことはできませんが。
[3回]
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エキシマランプ
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2015
04,16
08:50
ホームページ アクセス100万件突破
CATEGORY[皮膚科]
カープは相変わらず打てませんね。
昨日はマエケンが完投しましたが、初回の1失点に泣きました。最近は完封しない限り、勝てないと思うことにしました。明日から、新外国人のシャーホルツが2軍戦に出場するそうです。昨年前半ののエルドレッドのように大爆発してくれませんかねぇ。
産経新聞の前ソウル支局長の出国禁止措置がやっと解除されました。昨日、韓国の駐日大使が「両国関係がよくなるシグナルの発信とも読める。一つの国でいいことをして、相手国がまた一つ何かをしてくれれば、首脳会談につなげることができる」と述べたそうですが、「一つの国でいいこと」って何ですかね。出国禁止措置を解除したことでしょうか?これは、もともと出国禁止措置を続けていたことが異常であって、解除してようやく正常になっただけです。つまり、マイナスだったものがやっとゼロになっただけで、別に「いいこと」でも何でもないですね。むしろ、これだけ長期間、解除を拒否していたんだから、なお大きなマイナスですよ。恩着せがましいとはこのことです。そもそも、首脳会談に応じないのは韓国側の事情ですので、日本の知ったことではありません。
さて、前置きばかり長くなりましたが、
当院のホームページのアクセスカウンターが100万件を突破したことに今朝気づきました。
アクセスカウンターはサーバーに設置していますので、人為的には数値を変えられない仕組みになっています。ですから、正しい数値ではあるのですが、おそらく閲覧数以外にGoogleなどの検索ソフトが舐めたものも拾っているのだと思います。そうでなければ、広島市の人口くらいの件数が閲覧したことになりますので。
とは言え、たくさんの方に見て頂いていることは、ホームページを作製している身としてはとてもうれしいです。現在も随時更新しようと考えているのですが、これがなかなか面倒でよほど気分が乗らないとやる気になりません。肝斑のページを作製するようにしてはいるのですが。
これを機に、連休までにページを追加するように頑張ります。
[6回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%A7%91/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9100%E4%B8%87%E4%BB%B6%E7%AA%81%E7%A0%B4
ホームページ アクセス100万件突破
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2015
04,06
08:36
ひじり皮ふ科クリニックの内覧会
CATEGORY[皮膚科]
昨日は呉の阿賀で開院される真田先生の内覧会のお祝いに行きました。
真田先生は4学年下の女医さんです。呉医療センターにトップで勤務し、この度地元で開院されます。名前が聖子なので、「聖」をとって「ひじり」皮ふ科にしたようですね。
妻や子供に一緒に行こうと誘いましたが、つれなく断られました。一人車で行くのはたいぎいので、バスとJRで行きました。
呉線の安芸阿賀駅です。労災病院の勤務以来、約5年ぶりに呉線に乗りました。
阿賀は呉と広に挟まれた町です。以前は開ノ内皮膚科があったのですが、閉院されてからは皮膚科のない町になっていました。
ここから31号線に少し歩くと、阿賀プラザがあります。
ここが阿賀プラザですね。この中で開院です。
エントランスです。
中に入ると皮膚科の先輩方がお祝いに来られていました。皮膚科は結束力の強い医局なので、このようなときは多くの先生がお祝いに来られたり、花を贈られたりします。
高路先生、田中先生、望月先生と白衣の先生が院長の真田先生です。
他にも石井先生、尾木先生、水野先生などがお祝いに来られていました。
開院して慣れるまでは、バタバタと大変だと思いますが、頑張ってくださいね。
帰りは田中先生に広島駅まで車で送って頂きました。ありがとうございました。
当院も、4/2で開院して2年が経過しました。
日常の仕事には慣れ、あまり刺激のない診療になっていますので、少し変化をと思い4月からイオン導入を開始しました。また、肝斑のレーザートーニングについても勉強し、5月頃にデモ機を借りて導入を検討しようと思います。
また、開院以来、同じスタッフで診療してきましたが、2月末、3月末に一人ずつスタッフが退職し、4/2から新しい看護師さんが加わられました。受付事務も募集していますが、なかなか応募がなく困っています。パートで週2-3日勤務のできる方おられませんでしょうかねぇ。
自宅も2週間前に引っ越しました。ようやく落ち着いた感じです。
昨日の朝は曇っていてきれいではなかったですが、雲海に近いものが見えました。
自宅からの眺望です。
沼田の平地が雲海に見えてきれいでした。こうしてみると、大塚やこころは高地にありますよね。
[1回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%A7%91/%E3%81%B2%E3%81%98%E3%82%8A%E7%9A%AE%E3%81%B5%E7%A7%91%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%86%85%E8%A6%A7%E4%BC%9A
ひじり皮ふ科クリニックの内覧会
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2015
02,12
10:06
当番医
CATEGORY[皮膚科]
気がつけば、1ヶ月半更新していませんでした。
こんなことでは、忍者ブログさんから削除されちゃいますね。
昨日は当番医でした。開院以来2回目の当番医です。
前回の当番は昨年の元旦でした。来院は49人とボチボチ切れない程度に診察しましたが、昨日の当番は非常にヒマで27人でした。
9:00-18:00に休憩なしで開けておいて、この人数では心が折れてきます。こんな寒い時期には皮膚科の当番医は必要ないのではないでしょうかね。先日の沼田ブロック会では小児科の当番医で200人受診があったと聞きました。夜9時頃まで診察されたそうです。これからしても、内科や小児科を開けてあげた方が患者さんの利便性が高いと思います。(これは医師会批判になるのでしょうか…そんな意図はありません。念のため。)
さて、寒い日々が続きますが、それでも少しずつ春の息吹も感じられます。明らかに朝夕は日が長くなっていますよね。診察が終わる18時にはまだ少し明るい日もありますし、自宅を出る6時半には薄明かりが差すようになりました。
DIYリフォームを続けていた新居へも来月とうとう引っ越すことになりました。
できるだけ荷物を少なくするために、古くなったものを処分しようと思いますが、これがなかなか大変です。もう少し使えそうなものもありますし。以前はヤフオクに出品していましたが、梱包や郵送が結構面倒ですよね。
お金はいらないので、自宅まで取りに来てくれたりしないかなぁと思っていたら、ちゃんとそういったサイトがありました。
ジモティーというサイトです。
ジモティー広島版
県別でサイトが分かれており、ジモティーに出品したあとは個人交渉です。ヤフオクと違い、地域が限られていますので、直接の受け渡しが原則だと思います。
自宅まで取りに来て自分で搬出することを条件に無料にすれば結構反応があると聞きました。
まずは整理して、ジモティーを利用してみようと思います。
[1回]
http://erythpelas.blog.shinobi.jp/%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%A7%91/%E5%BD%93%E7%95%AA%E5%8C%BB
当番医
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