セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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外用剤の販売中止
CATEGORY[皮膚科]
ブルータスよ、お前もか。
と、言いたくなるようなレターを昨日頂きました。
最近色々な薬剤が足りないというニュースをよく耳にされると思います。
当クリニックビルのクルーズ薬局にも在庫の少ない薬剤があり、毎朝薬剤の在庫状況をFaxでもらっています。
こんな感じでその日の朝の在庫状況を知らせてもらっています。
それを元にホームページのお知らせに在庫状況を掲載しています。
重要なお知らせに記載しています。
ただし、在庫が少ない薬剤というのは待っていれば基本的に補充されます。なので、その時期を耐えればよいだけです。(もっとも、1年くらいずっと在庫不足の薬剤もありますが)
それに対して、販売中止は本当に薬剤がなくなってしまうということです。
昨日、田辺三菱製薬から1枚のレターが届きました。
トプシムスプレーが今年の9月頃に無くなるという通知です。
経過措置は来年の3/31までです。
経過措置というのは、急に薬剤がなくなると現場が混乱するという配慮でその間は保険適応など薬剤としての登録は残しておこうということです。ですので、経過措置の間でも薬剤の在庫が切れて処方できなくなることもあります。つまり、今年の9月以降は薬剤がいつなくなってもおかしくないということですね。
トプシムスプレーとはこんな薬です。
昔からある古い薬ですが、一人暮らしの高齢者の背中など、手が届かない部位でも噴霧することができます。また、男性の頭皮ではローション剤よりもトプシムスプレーを近距離で吹き付けることを好まれる方も多いです。
そういった理由で僕の処方頻度は高いのに、、、こうもあっさりなくなってしまうとは。
高齢の方に薬剤がなくなって処方できないと説明して理解を得るのはなかなか大変なんですね。中には怒り出す方もおられますし。僕に怒られてもねぇという話ですが。
昨年はドレニゾンテープがなくなり困りました。
右がドレニゾンテープ、左がエクラープラスターです。
どちらもステロイドのテープ剤です。手荒れの亀裂などにはよい適応です。
エクラープラスターの方がステロイドが強いのでよく効くのですが、材質が湿布みたいに厚いため、指に貼るとかさばるとよく苦情を頂きます。ドレニゾンテープがよかったと言われる方が多いですね。
この数年で憶えている範囲では、
アンダーム軟膏、クリーム、ネリゾナソリューションがなくなりました。
これらはそれなりに代替薬があるから、それほど困らないですけど。
一番困っているのは亜鉛華軟膏の供給停止ですね。
皮膚科ではいにしえからの薬剤ですが、味のあるよい薬です。
販売中止にはなっていないようですが、かれこれ1年以上供給が滞っています。
どうしてなのでしょうか。
このままなし崩し的に販売中止になるのではと心配しています。
アトピー性皮膚炎を中心に皮膚科でも高額で大変有効な薬剤が多数発売されていますが、とは言えこういった古くからの使い慣れた薬剤の販売を止めるのは、製薬会社としてどうなんだろうと思います。
[4回]
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外用剤の販売中止
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