セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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1968/04/25
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自己紹介:
平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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新たな1年の始まり
CATEGORY[皮膚科]
あけましておめでとうございます。
といっても、今日は1/8です。新年が明けて、すでに1週間以上が経過してしまいました。
ブログの更新が遅すぎですね。
当院は、1/5から診療を開始しました。1/5と1/7はさすがに患者さんが多かったですが、本日はいつもの午前診に戻ってしまいました。暖かくなるまでは、暇な診療が続きそうですね。それでも、今冬は雪が降らないだけ、昨年よりもましかもしれませんが。
今年の4月で開院して3年が経過することになります。
たかが3年ですが、されど3年ですね。
昨年を振り返ってみると、
診療上のことは、日々の繰り返しですので、よほどのことがないと驚くことはなくなりました。
収益はどうでしょうか。いわゆるキャッシュフローは確保できていると思います。ただ、昨年の11月は初めて前年同月比でわずかにマイナスになってしまいました。開業して3年目でこれはなぁと思いましたが、誰からか忘れましたが年賀状に11月は暇でしたと書いてあったので、全体的にそうだったのでしょうか。皮膚科は暑いか寒いかはっきりした方が、患者さんは多いと思います。昨年は暖かく、夏の延長のような11月でしたからね。
スタッフの確保については、今年も頭を悩ませそうですね。昨年は4人のスタッフが退職されました。結婚や転職という円満退職がほとんどですのでやむを得ないことではありますが、その補充は大変です。
特に、ここ数年は人手不足がすべての業種に及んでいるようです。特に看護師はいくら募集を出してもほとんど応募がありません。これもアベノミクスの成果と考えれば、喜ばしいことではありますが、これから人口減少が続くと、この人手不足が常態化していきそうです。政府は女性や高齢者の社会進出でカバーすることを目指しているのでしょうが、それには限界があると思います。女性や高齢者の誰しもが働きたい訳ではないのですから。
現実的には、他国からの移民を考える必要があるのではないでしょうか。フランスを除く先進国はどこでも出生率が頭打ちですが、代わりに移民で労働力を確保しています。保守層の人たちはこの移民を毛嫌いされますが、もう少し柔軟に考えることも必要かと思います。確かに、フランスのテロをみると悩ましい気にもなりますが、このようなことが起こらないようにするには、しっかりとした移民政策とその後の生活保障ですよね。日本の国柄に順応してくれて勤労意欲のある移民なら、働かず惰眠をむさぼる日本人よりよっぽどいいと思います。ただし、受け入れる国については、色々吟味が必要ですね。親日国に限るべきかと思います。
話がそれましたが、一つの重大な決断として、昨年末でケミカルピーリングとイオン導入を終了しました。これまで治療を新たに開始することはあっても、止めることはありませんでした。(ルミガン液のように別の治療で代用できることは例外ですが) ケミカルピーリング自体は、希望者はそれなりに多く、また概ね満足もされていましたので、主にこちらの診療上の問題です。どうしても、一定の時間を確保して治療する必要があり、そのスタッフの配置がうまくマネージメントできなくなってしまいました。ドタキャンも割と多く、そのことも一因ですが。
また、ニキビについては、以前はケミカルピーリングが面疱の治療として重要な役割を担っていましたが、現在ではディフェリンゲル0.1%、ベピオゲルなど、面疱に有効な外用剤が発売されており、その役割は終わったように思います。むしろ、毛孔の角栓や、それに伴うくすみに対する治療の方が主役ですね。
これらの治療については、グルコール酸含有の化粧品やコラージュからの酵素配合の洗顔パウダーなどがあり、一度ホームページにまとめようと思います。十分、代用が可能かと思います。
今年は、法人化を本気で考えようと思います。
個人経営と法人については、色々話を聞いたり調べたりすると一長一短ですね。どちらの意見ももっともそうで、とても判断が付きません。しかし、そういうときは思い切って前に進む方がよいのだろうと思います。うちの3息子の誰か一人でも医者になってくれそうなら踏ん切りがつくのですが、現状ではとてもそれは望めそうもありません。悩みはつきませんね。
それから、資金に余裕ができたら、肝斑へのレーザートーニングができる機器を導入したいですね。老人性色素斑については、ジェントルレーザーやトレチノインクリームでだいたい対応できると思いますが、肝斑についてはオプションが少ないのが悩みです。リース契約という手もありますが、そうするとどうしてもリース料以上の収益をというプレッシャーが働いて、適切な治療判断ができなくなりそうです。やはり購入できればいいのですが。
以上、長くなりましたが、昨年の反省と今年の目標を思いつくままに総括してみました。
最後まで読まれた 奇特な方がおられますかね? 本当にありがとうございました。
今年もこころ皮ふ科クリニックをよろしくお願いいたします。
[16回]
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新たな1年の始まり
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