2022 05,18 19:50 |
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更新しはじめると意外と筆が進むものですね。
何ごともとっかかりが面倒なだけで軌道に乗れば何とかなります。 今、一番注目するニュースは「4630万円誤振込問題」でしょうか。 お隣の山口県のことだし、2000-2001年に島根県の益田赤十字病院に赴任していた頃には阿武町まで車で30-40分だったので、暇なときには1歳の長男を連れてドライブしていました。海がきれいな田舎町ですね。 このニュースを聞いた頃には、この若者に一言いってやりたいと思いました。 「4630万円」じゃぁ、人生は買えないよと。 例えば、70歳の方なら4630万円あれば余生を送り通せるかもしれません。老後2000万円問題が話題になったくらいですから。 でも、人生は長い。 24歳の若者がこれから得るであろう生涯年収を考えると、4630万円は一桁少ない。 ここでゴネてもいいことないよ。それよりも、気持ちよくお金を返して、みんなに感謝された方がよっぽど人生がよくなるよ、、、と。 だけど、どうも様子が違うようです。 ネットカジノで散財したと説明しているようです。 これには、それは偽造工作だ、マネーロンダリングだ、というように憶測が続いています。 もちろん真相はわかりませんが、僕は次のように推察します。 口座に4630万円入りました。 これをそのまま返せば、少しばかりの迷惑料はもらえるかもしれませんが、それだけです。 もし、このお金を運用して倍にできれば、4630万円を返しても手元に同額が残ります。 だけど、時間はない。例えば、S&P500に投資してもすぐには投資益は得られません。 手っ取り早いのは、ギャンブルです。 だけど、日本の公営ギャンブルまでは待てない。しかも、足がつく。 なので、ネットカジノで勝負した! って、感じじゃないでしょうかね。 もし、ネットカジノで倍にできれば、4630万円は返せるし、手元にもお金が残るし。まさに、win winです。しかし、取らぬ狸の皮算用ですけどね。 彼の言動が、最初はお金を返す。次が、少し待ってほしい。そして、返せない。罪は償う。 これは、時間稼ぎしてその間にギャンブルで増やして返そうとしたけど、巻き上げられて返すお金がなくなった。罪は償います。ってことかなと。 彼の子供の頃のお金への強い執着をみると、降ってわいた手もとの大金をそのまま返すことがどうしてもできなかったのではないか想像します。 ネットで調べまくって、マネーロンダリングを企てたなど言われていますが、4000万ものお金がいきなり口座に入ることを予想することはできないので、それは無理じゃないでしょうかね。 ただひとつ、その可能性があるとすれば、誤振込した町役場の職員もグルだということですかね。でも、この職員は食事が喉を通らないほど憔悴しているようですし、少なくともこの度のケースは違うのだろうと思います。 どうでしょうか。 僕の読みは当たりますかね? PR
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2021 12,10 08:13 |
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冬本番になりましたが、意外と暖かいですね。
まだまだ雪が降る気配はありません。今年もスタッドレスに換えるかどうか思案中です。 11月21日(日)に負傷した左肩ですが、2週間あまりが経過しました。 幸い、腕は挙がるようになりました。しかし、まだまだ痛い。重いものは持ち上げられません。スマホでも長く維持するのは辛いです。そして、寝ているときにシクシクと痛みます。何度も目が覚めるくらいですね。五十肩のときも同じような痛みだったので、完全に痛みが引くには半年くらいかかりそうな予感です。 どうも。院長です。 火曜日の夜に歩いて帰宅中、もともと「ル・クラブ・ド・マリアージュ」という結婚式場があった場所にヤシの木(?)が多数植えられているのに気づきました。
左肩をケガしてからは自転車をやめて徒歩で通勤していますが、月曜日には気づかなかったので火曜日の昼に作業されたものと思います。 赤で囲ったところです。 もともとのル・クラブ・ド・マリアージュです。コロナ禍で運営会社が破産し、昨年9月頃に建物が取り壊され、現在は更地になっています。(この写真は閉鎖されたあとですね) 現在は広大な更地です。 その一角にヤシの木と思われる植林が。 他には何もありません。少し異様な感じですね。 さて、いったい何ができるのでしょうか? ご存じの方がおられたら是非教えてください。 ちなみに、家内はドッグランができるのではないかと言っていました。 確かに、このあたりはペットを飼っている人が多いですからね。ニーズはあるのかもしれません。でも、それだけでこの広大な敷地を維持するのは、、、どうですかね。 僕も以前から何ができればいいか、勝手に考えていました。 すぐ後が小学校なので、パチンコは無理ですね。すぐ近くにマックスバリュがあるので、スーパー系も無理でしょう。本屋やレンタルビデオはネット社会ではすっかり斜陽です。飲食もこのコロナ禍では新たな出店は厳しそうです。 考えたのは、①スーパー銭湯、②エディオン+ユニクロ、③かめや釣具+スポーツ用品店です。 全て僕の希望が含まれますが。 ①は敷地面積からすればちょうどいいんじゃないですかね。近くでは石内と長楽寺にスーパー銭湯がありますが、入浴だけを目的に行くにはちょっと遠いです。ほの湯なんてできるとうれしいですね。 ②エディオンは沼田店がありますが、結構遠い。ユニクロはアウトレットにも入っていないし、大町、八木、アルパークまで行く必要があります。どちらも、採算はあいそうに思うのですが。 ③かめや釣具は単純に僕の希望ですね。西風新都は釣りには厳しいところです。商工センター、五日市にかめや釣具、八木にポイントがありますが、いずれも遠い。近くにあると助かるなぁ。こんな山奥にって言われれば、その通りですが。 ちなみに、土地の所有者は㈱広島マツダだそうです。(現在もそうかどうかは不明です) マツダの販売店はこころにあるので、マツダ車のディーラーはないと思います。 まぁ、結局はマンションとかになるのかもしれません。 娯楽施設が少ない西風新都なので、生活が豊かになる施設ができてくれるとうれしいですけどね。 |
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2021 10,19 14:47 |
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数日前よりすっかり寒くなりました。
昨日の朝はいつものようにTシャツに薄いウインドブレーカーと半ズボン、夏用グローブで自転車で来ましたが、クリニックに着いた頃には体の芯まで冷えて震えが来ました。気温は9℃。一ケタ台でしたから。 今朝は冬用のグローブ、長袖シャツを重ね着、長ズボンのジャージに変更しました。それでも少し寒いくらいですね。 とうとう冬が近づいてきました。夏は暑くて嫌ですが、冬は冬で寒くて辛いです。日本は四季があるので美しいですが、住むにはなかなか厳しいところですね。でも、こんな日本が好きですけどね。 どうも。院長です。 9/17のブログに、広島3区では公明党と立憲民主党の候補しか選べないので、白票を入れるしかないかなって書きました。 ブログ:秋風洌洌(2021/9/17) しかし、締切ギリギリに日本維新の会から瀬木寛親さんが立候補されました。(公示名は「せぎ ひろちか」) これで白票を入れなくてもよくなりました。素直にうれしいです。僕はもともと橋下徹信者ですから。 僕のように、投票難民になっていた保守の方が一定数おられると思います。立民は絶対嫌だけど公明もちょっとねって人たちですね。瀬木さんがその人たちの受け皿になれば、結構戦えるんじゃないですかね。 問題は、公明党、立憲民主党のどちらの票が維新に流れるかですね。立民の票はそもそも反自民票だろうから、維新に流れるってことは少ないでしょうね。むしろ、自民票をあてにしている公明党がわりを食いそうです。維新当選が一番うれしいけど、それもちょっと無理ですかね。立民が当選するくらいなら、公明の斉藤鉄夫さんに当選してほしいです。維新は比例で復活できればよしでしょう。 いずれにしても、選挙に参加できるのはありがたいことです。衆議院選挙がおもしろくなってきました。 10月16日(土)の夜に「燃えよ剣」を観に行きました。 妻も一緒で、「夫婦50割」です。 司馬遼太郎の名著「燃えよ剣」の映画化です。 監督は原田眞人さん。映画「関ヶ原」と同じですね。 4年前に関ヶ原を見たときの感想をブログに書いています。 ブログ:関ヶ原(2017/8/28) 関ヶ原はセリフが聞き取りにくくて困りましたが、「燃えよ剣」はそれに比べれば聞き取れました。 土方歳三を中心とした新撰組の話です。 原作を読んではいますが、遙か昔なので詳細を忘れています。 しかし、土方歳三については、少し前の大河ドラマで山本耕一さんが演じましたし、現在の大河ドラマ「青天を衝け」にも登場しました。ゴールデンカムイにも年老いた土方歳三と永倉新八が重要キャラで登場します。 とかく取り上げられることが多い人物なので、その半生についてはよく知っています。 なので、映画を見ても楽しめないかなぁと思いましたが、そんなことはありませんでした。 これから見られる人もおられるでしょうから、ネタバレはやめておきます。 かなりリアルに描かれていると思います。新撰組の隊服も史実に近い黒色でした。 ただ、あまりにも内容が多すぎて、シナリオを淡々となぞるようで抑揚のない映画になっているとは思いました。これだけの内容を2時間半でまとめるとそうなるんでしょうね。正直、歴史にある程度の知識がないと、ついていくのは厳しいと思います。妻には少し荷が重かったようです。 その意味では関ヶ原と同じかな。「関ヶ原」もあとでCSで字幕入りで見ると、とても味のある映画に印象が変わりました。なので、何度も繰り返してみるといいんでしょうね。スルメみたいな映画です。 僕はどうも新撰組と連合赤軍が被るんですね。 どちらも時代に置いていかれた悲しい思想集団に見えます。 それに抗おうと必死になって、結局は大志を見失い内ゲバで衰退してしまう。 時代に見捨てられるとそういう運命になるんですかねぇ。 中島みゆきの「世情」が流れそうなところですね。 |
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2021 09,30 12:11 |
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通勤に続けている自転車ですが、先日累積5000kmになりました。
自宅に着く少し前に5000kmになったので、前輪を浮かせて距離が増えないように移動して自宅前で写真を撮りました。 5000kmというと、だいたい名古屋からシンガポールの距離のようです。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13138256663?sort=0 こう言うと、たくさん乗っているように思えますが、2年半でこの距離ですからね。 最近は、通勤以外でポンタリングすることが少なくなりました。 涼しくなったので、ダイエットのためにももう少し乗りたいところです。 昨日の自民党総裁選ですが、岸田さんが選ばれましたね。 2つ前のブログに書いたのですが、僕はあまり岸田さんに期待感はもてません。広島カープのファンというのも、とってつけたようでね。そもそも選挙区が広島だけど、自身は東京生まれの東京育ちで広島に愛着があるとは到底思えません(地方選出の2世、3世議員はみなさんそうでしょうが)。酒豪という点には好感を持ちますが。 自身の長所を「人の話を聞くこと」とおっしゃってましたが、それはそれで重要なことですけど、やはり国政のトップとしては最後は「決断力」「実行力」だと思いますね。 ただでさえ、安部さん、麻生さんの傀儡政権のような印象が強く持たれていますので、ここは自身の指導力をどれだけ発揮して「岸田色」を印象づけられるかが重要です。もう1ヶ月ちょっと先には衆議院選挙ですから、まずはここを突破できるかどうかですね。 宮沢喜一さん以来30年ぶりの広島県選出の総理大臣ですので、短命に終わらないように頑張ってほしいです。 河野太郎さんですが、思ったほど党員票が獲得できなかったのも意外でしたが、それ以上に議員票が高市さんよりも少なかったのには驚きました。 国会議員には受けが悪いんですねぇ。親分にかわいがられないタイプですよね。 僕は河野さんの仕事をとにかくこなそうとする姿勢は大好きですね。少し、橋下徹さんと被る印象さえあります。外務大臣のときに、国会の予算委員会に答弁なく座らされる慣習「張り付き大臣」を批判して、もっと仕事をさせてほしいとTwitterでつぶやいたり、効率的に仕事をするために閣僚専用機(飛行機)の導入を訴えたり、とにかく仕事をしたいという気持ちが十分伝わります。 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/2566.html その表れが、総裁選のときの言動にもでていると思うのですね。 例えば、靖国神社に参拝するかどうかと問われて、「総裁の任期中は参拝しません」と断言されていました。 保守層からはこういったところが不人気なのだと思います。 高市さんのように、「必ず参拝します」っていう方がかっこいいし、期待も大きいですよね。 でもね。本当に参拝できますかね? おそらく、8/15に参拝するとなれば、中国韓国から猛反発です。韓国はさておき、超大国になった中国から本気でやり込められると日本は立ちゆかないと思います。尖閣国有化のときのような反日デモが国中で起こり、日系企業はすべて操業停止に追い込まれるかもしれません。経済界からは悲鳴のように参拝を止めてほしいと言われるでしょう。もちろん、朝日新聞、毎日新聞、NHKは参拝中止を求めて連日報道します。 安部さんだって、結局は総理在任中には8/15に参拝できなかったし、小泉さんは最後っ屁って感じで参拝されましたが、あの頃と今では中国の存在感が違いますので。 おそらく、高市さんが総理になっていても結局は参拝できないと思いますよ。 河野さんや橋下徹さんはリアリストだと思います。政治の「実」をとることを最優先に、思想信条はある程度柔軟に対応するという考えだと思います。 橋下徹さんが百田尚樹さんとTwitterでバチバチやっているのも、きっとこのあたりの違いですね。小説家は「夢想家」で済みますが、政治家は結果ですので。(現在の橋下徹さんは政治家ではありませんが、自身の政治体験をもとにその立場で発言されているがよくわかります。) 僕は、それなりに保守的な考えですが、政治の理想は橋下徹さん、河野太郎さんに近いかな。 理念を持つのは大切ですが理念だけを追求するのは、政治家のすることではないと思っています。 河野太郎さんは次に向けて臥薪嘗胆ですね。 さて、本日10月1日(金)はとても外来が暇なので、つい熱の入ったブログを書きました。 だいたい、月の初日は暇なことが多いです。 皆様、皮膚科受診どころではないのでしょう。緊急事態宣言もやっと解除されましたし。 と、午前に書いたら、午後は死ぬほど忙しかったです。ふぅ~。 |
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2021 04,05 08:48 |
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実に2ヶ月半ぶりの更新です。
正直、これほど放置すると、もうブログの更新への熱意がなくなりますね。 いつの間にかアクセスカウンターも消えてしまいました。アクセスカウンターはブログを更新すると再表示されるのかな?この度の更新次第ですね。 無料のブログなので、サービス自体が終了しているのかもしれませんが。 この2ヶ月半の間にコロナは再感染が拡大ですね。 今日から、大阪、兵庫、宮城の3府県の計6市で「まん延防止等重点措置」が適用開始になるそうです。でも、効果がありますかねぇ。 もう、若者はコロナ慣れしており、今更自粛ムードを取り戻すのは難しいのではないでしょうかね。飲食店が早く閉まったところで、コンビニでお酒を買って公園や路上で宴会なんて報道をよく見ます。まぁ、僕が学生でもそうするかな。気持ちはよくわかります。 おそらく、政治、医療界、マスコミの声は多くの国民には届かなくなっていますね。それは、政治が悪いとかという意味ではなく、コロナという病気の性質上やむを得ないのではないでしょうか。 久しぶりのブログ更新なので、批判を覚悟で尖ったことを書きます。 僕は命の選択が必要な時期だと思うのですね。 日本の医療は余命を度外視して行われます。現在は本人の希望があれば80歳はおろか90歳、100歳でも現役と同じ治療が提供されますし、ことによると、自己負担が少ない分だけより濃密な医療が行われていることも多いと思います。 でも、これは世界標準ではないと思いますね。 同じ医療費をかけるなら、将来を担い税金を払ってくれる若い人に医療を振り分けることも重要ですよね。コロナでも、高齢者に挿管だのエクモだの過剰な医療を行うことをやめてしまえば、医療に余裕がでて、医療崩壊はある程度防げると思います。そうすれば、もう少し感染への許容度が増して、コロナとうまくつきあえるのではないでしょうか。 じっと家で自粛するのは高齢者だけにして、若者や現役労働者にはいたずらに自粛を求めずに社会活動を再開して、経済を回していくことが必要と思います。ワクチン接種も高齢者が優先ですが、それは道徳的には正しいのでしょうし医療崩壊を防ぐ意味ではそうなるのでしょうが、日本の将来を考えると、それが正解なのか、、、どうでしょうかね。 こんなことを書くと、高齢者からは非難されるでしょうし、僕自身80歳の高齢の母がいますので、母親からも怒られそうですが、コロナ禍を少しでも日本の将来に役立てるとすれば、こういう意識改革じゃないですかね。非常時にしか言えないことですから。 でも、シルバーデモクラシーの日本でこれが発言できる政治家はいないでしょうね。確実に選挙で落選しますから。 だけどねぇ。年寄りを大事にするということと、高齢者に媚びるということは、似て非なることと思いますけどね。 どうも。院長です。 前置きが長くなりすぎましたが、田中邦衛さんがお亡くなりになりました。 5年前のブログにも書いているのですが、僕は「北の国から」の大ファンです。 2016年8/4のブログ:北の国から 倉本聰さんの作品は全て好きで、「昨日、悲別で」、「ライスカレー」、「風のガーデン」なども好きですね。「前略おふくろ様」はさすがに世代違いですが。 以前から田中邦衛さんを目にしなくなってずいぶん経つなーと時々思っていました。ネットで検索すると、車椅子でデイサービスに通う姿が目撃されたという書き込みを見つけたりして、俳優としての復帰は難しいだろうなと。遠からず訃報があると予想していましたが、実際その日が来ると悲しいものですね。また一人、昭和を代表する名俳優を失いました。 北の国からについては、以前のブログに書いたとおりですが、CSの日本映画専門チャンネルでしばしば再放送が流れていますので、HDDにレギュラー放送、その後のドラマスペシャルを全て録画しています。今でも、暇なときに視ますけど、やはり、’84夏と’87初恋がいいですね。どこがよいかは、以前のブログに書いていますので、そちらをご覧ください。 田中邦衛さんの長女である淳子さんは上智大学を卒業後NHKに入社し、現在広報局長を勤められているとのことです。芸能人の2世3世で、親の名前で食っているようなバカ息子、バカ娘が多いなかで、田中邦衛さんは実直な教育をされたのだと思います。ここにも田中邦衛さんの人柄がうかがえますよね。 ご冥福をお祈りします。合掌。 |
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2020 04,16 19:06 |
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新型コロナの生活支援は、一人10万円に決着しそうですね。
うちは現在4人暮らしなので、40万円かぁ。日本の逼迫した財政を考えると、複雑な心境です。 本当は所得が半減した世帯に手厚く30万円の方がよいと思いますよ。だけど、その線引きと給付までのスピードを考えると、全員一律の方がいいのかな。完璧な給付制度はないので、どこを最良ととるか難しいところですね。 先日のそこまで言って委員会で竹田さんがおっしゃっていたように、国民全員に100万円支給。そのかわりに、3ヶ月間一切の給与を払わなくてもよいっていうのは結構妙案と思います。当然、この中には、公務員、年金、生活保護費などなど公的なものも含めます。 現在、個人経営者が苦しんでいるのは固定費です。そのなかでも、特に賃金と家賃だと思います。いくら売り上げがなくても、固定費だけは減らせませんからね。 家賃は大阪などで、大家さんに猶予を求める政策が検討されていると聞きます。でも、賃金はねぇ。従業員にも生活があるので、ここは悩み多きところです。 なので、賃金の支給を3ヶ月免除できれば、どの経営者も一服できるでしょう。雇用は維持できますし。 まっ、結局のところ、ベーシックインカムと同じことですよね。 この度のコロナ混乱から少しでも将来につながることを得るとしたら、このベーシックインカムとマイナンバーを使った情報管理でないかと思います。ここは長くなるので、またにしますが。 どうも。院長です。 昨日の中国新聞を読んで、結構頭にきました。 クリックで拡大します。 当院の比較的近くでは、ひとつは広島市立大学、もうひとつは見真学園で新型コロナが発症しました。とくに、見真学園では、典型的なクラスター感染ですね。 新聞記事では、見真学園や三次の水明園に対して、不当な誹謗中傷が続いているとのことです。施設利用者、職員、さらにはその家族にもいわれのない対応があると書いてありました。ネットでは、広島市立大学の学生が多人数で飲み会したことを非難する書き込みが多く認められます。 僕はことさらに正義感が強い人間ではありませんが、こう言った顔の見えない陰の中傷にはかなりムカッときます。 だいたい、知的障害者の介護の現場を知らんからぐちゃぐちゃ言うんですよ。 当院にも近くの知的障害者施設から2週間ごとに診察にこられますが、診察は昼休みをあてるように配慮しています。やはり、暴れたり奇声を発せられたりしますので、一般の患者さんと待合室を共有するのは難しいです。 職員の方も数人一緒に来られますが、入所者はなまじ元気だから、なだめたりすかしたり、時には力ずくで押さえたり、それこそ職員の方の苦労は相当なものです。とてもじゃないが、密接を避けて介護なんてできるはずもありません。 そういう現場の苦労を考えずに、施設を非難する人間は本当に心が貧しいと思いますね。 市立大学性についてもね。大学生なんて品行方正に生活するわけないでしょう。自分の学生時代を振り返れば、誰だって噴飯ものってことはあるはずです。法を犯したり、意図的に他人に迷惑をかけてはいけませんが、コロナ感染を本人の責任にするのはあまりにもかわいそうです。 こういう心ない中傷をするやつには、「デビルマンを読め!」と言いたい。 デビルマンといっても、「デビルウィング~」ってやってたTVアニメではありません。1972年から少年マガジンに連載していた原作の方です。 デビルマンは、ざっくり言えばデーモン族と人間の戦いを描いた漫画ですが、人間の内面をえぐるような描写は今もって素晴らしいクオリティです。 ざっくり説明すると、 何億年ぶりかに蘇ったデーモン族は地上が人間に支配されていることを知り、人類を滅ぼす計画を立てます。でも、人類は人類でそれなりの兵器をもっているので簡単にはいかない。そこで一計を案じ、人間の中にデーモン族が紛れているという恐怖を植え付け、疑心暗鬼になった人間どうしが殺し合うように仕向けます。 人間の心を持ったまま悪魔になったデビルマン不動明は、最初は人類のために戦いますが、風評に怯えた人間に愛する牧村美樹を殺され、とうとう人類に愛想を尽かします。そして、人類は人類の手によって、滅んでいきます。 つまり、人類を滅ぼすのはデーモン族ではなく、風評に怯えた人間だということです。どうですか。とても教訓的でしょう。 新型コロナによって人が傷つくより、その風評で正気を失った人間に傷つけられる人がいるというのは、あまりにも皮肉です。 誰だって好きで感染するわけではないし、明日には自分が感染しているかもしれないじゃないか。 一致団結して、、、なんてきれい事を言う気はありませんが、少なくとも足を引っ張る言動は厳に謹んでもらいたいですね。 |
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2020 04,13 12:06 |
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1ヶ月ぶりの更新です。
この1ヶ月でコロナウイルスを取り巻く状況は一変してしまいました。 緊急事態宣言が発動されて、都心や大都市では街が閑散としているようですね。 広島ではそこまで深刻ではありませんが、それでも土日の繁華街はひっそりしているようですね。 一昨日には、僕の故郷の三次でクラスター感染が起こり、びっくりしました。水明園という老人介護施設ですが、実家から川向かいにすぐのところです。まだまだ遠い話のように感じていましたが、自分の身の回りで感染が起こると、急に現実の世界に引き戻された気がします。 このコロナウイルス感染に対する政府や知事の対応を批判する報道が繰り返されていますが、僕は逆だと思うなぁ。 東京で連日100人越えの感染が生じていますが、東京のような世界有数の過密都市でこの程度の感染しか起こらないことこそ驚きではないかと思います。よく踏みとどまっていると思いますよ。 そう言うと、PCR検査をしていないから感染者の実数がわかってないだけだと批判されますが、死者数が少ないことが真実ではないかと思います。 ヨーロッパや米国よりも2桁少ないですからね。ここは、さすがにごまかしようがないでしょう。 日本政府は軽症者には積極的な医療をせず、その代わり重症者に対する医療が崩壊しない道を選んだのだと思います。これは正しい道だと思いますけどね。その結果、現状で死亡者は100人弱です。 ただし、今後のことで気になることがあります。 ヨーロッパや米国では高齢者や持病持ちの身体的弱者がコロナウイルスでひとしきり死亡すると、比較的早期にコロナウイルスから離脱できるかもしれません。日本は、ソフトな路線を選択したが故に、これらの国々でコロナウイルスが克服できた後でも、しばらくは感染がくすぶるように思います。 そのとき、世界中から日本はまだコロナが蔓延していると批判されたり、マスコミや世論が日本政府のコロナ対策が間違っていたなんて、鬼の首を取ったように騒ぐのではないかと思います。 なにごとも、結果論でものを言うのは卑怯です。是非、「死亡者数」を指標に、国や行政の対応を正当に評価してもらいたいと思います。 なんてね。コロナウイルスの収束が見えないうちから、まったく気の早い話かもしれません。 本当のことを言えば、日本政府も欧米型のハードな路線をとりたいんじゃないですかね。そうやって、身体的弱者の多くが死ねば、年金にしろ医療費にしろ将来の社会保障費が少しでも軽くなりますからね。でも、そこを人命優先で政策を遂行するところが、日本政府、ひいては日本人のすばらしいところと思いますよ。 さて、こんな慌ただしいところで、当院は昨日4/12に開院8年目を迎えました。 特に変わったことはありません。患者さんが多い日もあれば、少ない日もありますが、まぁ、食うに困らない程度には診療が続けられていますので、感謝しかないですね。 コロナのせいで、最近は学会、勉強会、会議など全て中止になっています。不謹慎ですが、もともと出不精の僕には大変心地よいです。 一人でできることは続けていますね。 ひとつは自転車。 もう少しで累積距離2,000kmになります。雨が降らない限り、自転車通勤を続けています。 もう一つは釣り。 火曜の夜には、元気があれば大島まで夜釣りに行っています。 最近は、メバリングですね。 これらは誰とも接さないし、公共交通機関も使わないし、コロナでも問題ないと思っています。疲れて、体力が落ちるのは問題ですかね。 |
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2020 03,12 13:23 |
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3月3日にコロナショックというタイトルでブログを書きましたが、わずか10日間の間にショック度は大きく進みましたね。
昨日は選抜高校野球の中止が発表されました。 無観客開催は避けられないかなと思いましたが、よもや中止になるとは。 球児の安全を考えるとやむを得ない対応とか言われますが、、、、 本当にそうかなぁ。 コロナウイルスに感染しても重症化するのは高齢者がほとんどで、若年者、ましてや鍛えられた高校球児に重症者が出るとは考えにくいと思うのですが。 もちろん、何の根拠もないですよ。もし、強行して重症者がでたらどうするんじゃって言われたら何も反論できません。 だけど、受験生にとって志望校の入学試験が1年間の総決算であるのと同じで、高校球児にとって甲子園での試合は高校1-2年間の血と汗の結晶ではないかと思います。いくらコロナウイルスが蔓延しても、大学入試を中止にしたりはしないでしょう。彼らにとっては、選抜大会も同じじゃないですかね。人生を左右しかねない晴れ舞台を奪われた悲しみが如何ほどか、、、察するに余りあります。 もちろん、軽々に判断したとは思いませんよ。苦渋の決断、断腸の思いだったと思います。 決行しても非難、やめても非難なら、人はあたりさわりのない方を選択します。 誰かが、詰め腹を切る覚悟で決断できなかったものかと、ちょっと残念ですね。 もっとも、僕にその勇気があるかといわれれば、、、、結局情けない大人ですね。 新庄高校の甲子園出場にいつも通り寄付しましたが、選手たちの慰労会にでも使ってもらえたらいいですね。 |
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2020 02,25 16:12 |
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続けて更新です。
コロナショックがとうとう実体経済にまで影響を及ぼしてきましたね。 本日、米国ダウ平均は1031ドル安、日経平均は781円安でした。まだまだ下がりますかねぇ。 もうこれだけ拡散したら、これから封じ込めや予防は無理じゃないですかね。 政府も予防よりも感染後の対応に舵を切ったように見えますし。 連日テレビで、〇〇県の〇〇の男性が感染、、、とか報道が続いています。単に会社員ならいいけど、教師、医師、検疫官などは職種までばっちり報道されていますし、勤務中の学校や病院がわかると個人の特定は容易ですよね。 和歌山の医師が感染したときには、同市へのふるさと納税の返礼品に対してキャンセルの申し出があったそうです。そんな馬鹿なと思いますが、いつの世も過剰に反応する人はおられますね。 心配するのは、例えば学校で教師の感染が判明し生徒にも感染が拡大すると、その教師がつるし上げの批判にさらされるのではないかと。病院だって一緒ですね。勤務医ならまだいいけど、われわれ開業医が感染すると、そこを受診した患者さんからクレームの嵐になると思います。 感染を拡大させないために情報を開示することには理解しますが、これほど拡散したのなら、ある程度は受け入れるのも必要ではないかと思います。〇〇県で新たな感染が見つかったくらいならいいけど、詳しい住所や職種の開示まで必要でしょうか。誰だって好きで感染しているわけではないので、あまりバッシングにつながるような報道はいかがなものかと思いますね。 日々感染が拡大すると、どこで誰がに関心がないというところに行き着くかもしれませんが。 2月23日(日)に島根県益田市の島根県立石見美術館(グラントワ)に行ってきました。 もちろん「富野由悠季の世界」を見るためです。 2019年から2020まで全国6会場を巡回するようです。福岡、益田、神戸、富山、静岡、青森とどちらかというとややマイナーな都市で開催されるようですね。どうしてなのでしょうか。 益田では3/23まで開催されています。ですが、新型肺炎の影響で先行き不透明なので、なんとしても2月中に行くつもりでした。 以前にもブログに書きましたが、僕は2000年~2002年に益田赤十字病院に勤務したため、約2年間益田市に住みました。(1年間はアルバイトに行きました) 益田に行くのは、5年ぶりです。車を買い換えると一度ドライブに行っている感じですね。 グラントワです。平成17年に開館したようです。僕が益田市に住んでいたときにはなかったですね。すごい豪華な施設でした。 フローリングがなんだかすごかったです。相当お金をかけているのでしょうね。管理が大変そうですが。 当然ではあるのでしょうが、展示室の中は撮影禁止でした。唯一撮影できたのは、廊下にあるダイターン3とフィギアとガラス窓に貼ってある「名言集」でした。この名言集は吸盤で止めてあるので取り外して手に持って写真を撮るようになっています。さすがにそこまでは望みませんが。 ダイターン3と僕です。どうせなら、ガンダム、ダンバイン、エルガイムにしてほしかったな。版権が大変なんでしょうかね。 ガンダムの名言集はすべてわかります。「カムヒア!アゲイン!!」はダイターン3ですかね。 「坊やだからさ」はシャーの名言として有名ですが、他の2つはよくわかりません。ファーストガンダム、ダンバイン、エルガイムではないと思うのですが。 展示はおもしろかったですよ。 これから見に行かれる人もおられると思いますので、あまり詳しくは書きませんが、海のトリトンからZガンダムまで大変興味深く拝見しました。逆に言うと、ZZガンダム以降は僕にはよくわかりませんでした。 気が乗らないところを無理矢理連れてきた家内はラセーヌの星に喜んでいました。 以前にもブログに書きましたが、富野由悠季さんの作品ではエルガイムが一番好きです。つい最近までアニマックスで再放送していましたが、それに気づいたときにはすでにラスト10話くらいでした。でも、アマンダラカマンダラ正体が暴かれる回が見られたので満足です。 サンライズにおける富野さんの作品は、ザンボット3のような子供向けの作品から始まりますが、ガンダム、イデオンといった大人でも楽しめる作品がヒットしたことでどんどん飛躍します。そして、飛躍しすぎた感があるのがダンバインやエルガイムですかね。 ダンバインなんて東京上空で戦争さながらの空中戦が繰り広げられますし、ついには核ミサイルも使用されます。現在だとなかなか放送できないレベルじゃないですかね。(ガンダムでも核兵器が登場しますが、爆発はしませんからね。) エルガイムは仮想の世界(ペンタゴナワールド)の話ですが、最後の数話まで敵の親玉(オルドナポセイダル)の正体がわからないという、推理小説なみの凝った演出でした。しかも、幻想的なキャラクターデザイン、メカデザインでしたし、テンプル騎士団など中世の香りも織り込まれており、中学3年生だった僕はすっかり魅了されました。でも、凝った演出が災いしてか、人気は今ひとつだったようです。 グラントワを出た後は、懐かしの益田赤十字病院に行ってみました。 数年前に建て替えられたそうです。すっかり新しい病院になっていました。 場所は少し北に移動していました。 その後はおきまりの持石海岸に行ってみました。 海は少し荒れており、波が高かったです。 益田で一番好きなスポットが冬の持石海岸ですね。 波に引き込まれそうになるとても幻想的な風景です。 いつか、この持石海岸を自転車で走りたいなと思います。もちろん、益田までは自転車を車に載せていきます。秋頃に考えようかな。 |
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2019 08,30 18:18 |
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8月とは思えないほど雨が続きますね。
研ナオコのの「言葉もないままにあきらめの夏」っていう歌詞がぴったりきそうな天気です。おかげて朝夕は寒いほどに涼しくなり過ごしやすくなりましたが。 8月は患者さんの受診が多く、8/1~8/26まで連日100人越えをキープしてきましたが、とうとう8/27から下火になってきました。今日はとても暇です。 今後は秋の患者数になってくるのだと思います。忙しさになれた体は急に暇になると対応しきれず、なんだか不安定になりますね。 秋ならではの新しい治療を模索して、患者増に貢献できないか考え中です。 雨が多いため、自転車通勤もできません。 Amazonと100均でメンテナンス用品を購入して、時には洗浄と注油をしています。 クロスバイクは全くメンテナンスしたことがなかったですが、いい機会なので一緒に掃除してやりました。見違えるほどきれいになりました。 乗り始めて20日間でまだ167.5kmしか乗っていません。いつもサイコンを付けて走っているとは限らないですが、総距離はOFFのときも拾っているのかな。拾っていないなら、もう少しは乗っていると思いますが。 来春には、故郷の三次まで自転車で帰ることが目下の目標です。 さて、 「羊の言葉」というのは、中島みゆきの曲名です。 無口で何も言わなかった従順な彼女が急に反抗し始めて、彼氏が驚き怯むというような内容です。その彼氏にほっとけと告げた友人が実は彼女の新しい相手だったというような話ですね。 歌詞を貼っておきます。 この曲を思い出したのは、現在泥沼化している日韓関係がこじれ始めたときです。 恒久的に解決されたはずの慰安婦問題を蒸し返され、さらに日韓基本条約で解決済みの徴用工への保障を請求されたときに、はじめて日本が報復に打って出ました。 いわゆる「ホワイト国からの除外」ですね。 もちろん、建前は安全保障上の対応であって、一連の報復とは断固異なるということになっていますが。 「ホワイト国からの除外」を発表されたときの韓国の反応が、まるで「羊の言葉」を聞いたときの彼氏の狼狽ぶりと同じように感じたのです。 これまで、どんなにごねても、いいがかりをつけても、じっと我慢して従順だった日本が初めて表立って反抗したのだから、さぞびっくりしたのでしょうね。「何で今回ばっかりは?こんなはずじゃなかったのに!」って感じなのではないでしょうか。 その後の関連するニュースは連日報道されていますので、これ以上触れませんが、でも僕は本当によかったと思います。 何がよいかというと、日本が戦後初めて独自の外交を行ったと思うからです。 もちろん独立国ですので独自の外交をしているに違いありませんが、そうはいっても敗戦国という悲しい性から抜け出せずに、常に波風を立てない無風外交を続けてきたと思います。 靖国神社で文句を言われたら、天皇陛下も総理大臣も参拝できなくなるし、教科書にいちゃもんを付けられたら、いそいそと記述を変更するなど、常に異常な配慮の連続でした。もし、同じことを日本が他国に要求したらどうなるでしょうね?もっとも、そんなことを要求する意思も気概もなかったですよね。 身内からは朝日新聞のような売国マスコミが常に日本が悪いと言い続けますしね。 もちろん、それが国益にかなった時期もあったのでしょうが、そろそろ戦後の自虐史観から脱却するときですね。 この度の韓国に対する対応は、まさに安倍総理が唱える「戦後レジームからの脱却」の始まりなのではないでしょうか。日本外交の転換点になると思います。 これからも、こうした「Noといえる外交」を続けてほしいと願うばかりです。 あまりにも診療が暇なので、久しぶりに力の入ったブログになりました。 これから暇な日が続くと、こうしたブログが書けますね。よいのかどうかわかりませんが。 |
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