2020 04,16 19:06 |
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新型コロナの生活支援は、一人10万円に決着しそうですね。
うちは現在4人暮らしなので、40万円かぁ。日本の逼迫した財政を考えると、複雑な心境です。 本当は所得が半減した世帯に手厚く30万円の方がよいと思いますよ。だけど、その線引きと給付までのスピードを考えると、全員一律の方がいいのかな。完璧な給付制度はないので、どこを最良ととるか難しいところですね。 先日のそこまで言って委員会で竹田さんがおっしゃっていたように、国民全員に100万円支給。そのかわりに、3ヶ月間一切の給与を払わなくてもよいっていうのは結構妙案と思います。当然、この中には、公務員、年金、生活保護費などなど公的なものも含めます。 現在、個人経営者が苦しんでいるのは固定費です。そのなかでも、特に賃金と家賃だと思います。いくら売り上げがなくても、固定費だけは減らせませんからね。 家賃は大阪などで、大家さんに猶予を求める政策が検討されていると聞きます。でも、賃金はねぇ。従業員にも生活があるので、ここは悩み多きところです。 なので、賃金の支給を3ヶ月免除できれば、どの経営者も一服できるでしょう。雇用は維持できますし。 まっ、結局のところ、ベーシックインカムと同じことですよね。 この度のコロナ混乱から少しでも将来につながることを得るとしたら、このベーシックインカムとマイナンバーを使った情報管理でないかと思います。ここは長くなるので、またにしますが。 どうも。院長です。 昨日の中国新聞を読んで、結構頭にきました。 クリックで拡大します。 当院の比較的近くでは、ひとつは広島市立大学、もうひとつは見真学園で新型コロナが発症しました。とくに、見真学園では、典型的なクラスター感染ですね。 新聞記事では、見真学園や三次の水明園に対して、不当な誹謗中傷が続いているとのことです。施設利用者、職員、さらにはその家族にもいわれのない対応があると書いてありました。ネットでは、広島市立大学の学生が多人数で飲み会したことを非難する書き込みが多く認められます。 僕はことさらに正義感が強い人間ではありませんが、こう言った顔の見えない陰の中傷にはかなりムカッときます。 だいたい、知的障害者の介護の現場を知らんからぐちゃぐちゃ言うんですよ。 当院にも近くの知的障害者施設から2週間ごとに診察にこられますが、診察は昼休みをあてるように配慮しています。やはり、暴れたり奇声を発せられたりしますので、一般の患者さんと待合室を共有するのは難しいです。 職員の方も数人一緒に来られますが、入所者はなまじ元気だから、なだめたりすかしたり、時には力ずくで押さえたり、それこそ職員の方の苦労は相当なものです。とてもじゃないが、密接を避けて介護なんてできるはずもありません。 そういう現場の苦労を考えずに、施設を非難する人間は本当に心が貧しいと思いますね。 市立大学性についてもね。大学生なんて品行方正に生活するわけないでしょう。自分の学生時代を振り返れば、誰だって噴飯ものってことはあるはずです。法を犯したり、意図的に他人に迷惑をかけてはいけませんが、コロナ感染を本人の責任にするのはあまりにもかわいそうです。 こういう心ない中傷をするやつには、「デビルマンを読め!」と言いたい。 デビルマンといっても、「デビルウィング~」ってやってたTVアニメではありません。1972年から少年マガジンに連載していた原作の方です。 デビルマンは、ざっくり言えばデーモン族と人間の戦いを描いた漫画ですが、人間の内面をえぐるような描写は今もって素晴らしいクオリティです。 ざっくり説明すると、 何億年ぶりかに蘇ったデーモン族は地上が人間に支配されていることを知り、人類を滅ぼす計画を立てます。でも、人類は人類でそれなりの兵器をもっているので簡単にはいかない。そこで一計を案じ、人間の中にデーモン族が紛れているという恐怖を植え付け、疑心暗鬼になった人間どうしが殺し合うように仕向けます。 人間の心を持ったまま悪魔になったデビルマン不動明は、最初は人類のために戦いますが、風評に怯えた人間に愛する牧村美樹を殺され、とうとう人類に愛想を尽かします。そして、人類は人類の手によって、滅んでいきます。 つまり、人類を滅ぼすのはデーモン族ではなく、風評に怯えた人間だということです。どうですか。とても教訓的でしょう。 新型コロナによって人が傷つくより、その風評で正気を失った人間に傷つけられる人がいるというのは、あまりにも皮肉です。 誰だって好きで感染するわけではないし、明日には自分が感染しているかもしれないじゃないか。 一致団結して、、、なんてきれい事を言う気はありませんが、少なくとも足を引っ張る言動は厳に謹んでもらいたいですね。 PR
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