2012 06,25 23:02 |
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民主、反対拡大「54人」超=離党の動き焦点―消費税法案、26日衆院通過
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_466963
が、民主党からは欠席、棄権を含めた造反は70人に迫る情勢だとのことです。特に小沢グループの40人以上は離党を覚悟しているそうなので、あと10数人加わり離党議員が54人を超えると、民主党は少数与党になります。そうなると、内閣不信任決議案が可決され野田内閣は窮地に陥ります。
野田総理は政治生命をかけて増税法案に望んでいるのですから、例え民主党が野党に転じても信念を通すでしょう。これはこれで立派なことと思います。 では小沢グループはどうでしょうか。小沢グループの大半は先の衆議院選挙で当選した1年生議員です。とくに小沢ガールズなどはその典型ですね。彼らは一時の民主党人気にあやかって当選しただけで何の地盤もない人たちなので、このまま民主党にいても次の選挙で当選する可能性はきわめて低いです。だから、ここで小沢について離党しておけば、選挙のときに自分たちは消費増税に反対した庶民の味方と宣伝できると思っているだけでしょう。つまり、自分の選挙のことだけを考えて、なりふり構わず人気取りに走る愚物としかいいようがありません。もっとも、猿は木から落ちても猿ですが、政治家が選挙に落ちたらただの人ですので、他のことならその気持ちをわからないではありません。 しかし、この消費増税は今後の日本を占う、それこそ国家百年の計を決める事柄です。それを、保身のためにおろそかにすることは政治家としてどうなのでしょうか。自覚があるのか、ないのか。いずれにしても、そのような政治家には政治家たる資格はありません。 しかし、消費増税法案には自民・公明とも賛成するでしょうから、このままいけば可決されるでしょう。その上で、民主党が政権から滑り落ちるなら、それも歓迎すべきことです。 ただし、絶対に小沢を中心とした造反議員を次の選挙に当選させてはいけない! これだけは日本人の矜持として有権者に考えてもらいたいものです。 PR
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