2012 01,14 07:41 |
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小川新法相、死刑執行に前向き姿勢産経新聞 1月13日(金)22時7分配信
ただ、麻原彰晃死刑囚(56)=本名・松本智津夫=らオウム真理教事件の死刑確定囚については、元幹部の平田信(まこと)容疑者(46)が逮捕されたことから「(確定囚から)証言を聞くこともあり得る。その点を考慮する必要はある」と述べ、死刑執行を当面保留する可能性を示唆した。 執行が長期にわたって見送られ、確定囚が130人に及んでいることに関しては「執行されないまま確定囚がどんどん増えていくのは法律の趣旨に合っていない」との見解を示した。 小川氏は裁判官、検事、弁護士の経験を持ち、副法相も務めていた。法務省内では「民主党政権の歴代法相の中では最も推進派」とみられている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000582-san-soci 民主党政権でやっとまともな法務大臣が誕生すると思うとほっとします。 法律の一つである刑事訴訟法では「死刑は、判決が確定した日から6カ月以内に法務大臣の命令により行う」とされています。それにもかかわらず、執行されていない確定囚が130人もいるというのはとうてい理解できません。 もちろん、この度のオウム関連の囚人のように他の裁判に関連するケースやカレー事件の林眞須美のようにあくまで本人が否認しているケースならわからないでもないです。有期刑なら仮に冤罪があったときにかろうじて取り返しがつきますが、人の命は一旦なくなったら取り返しがつかないことなので。(本来はそれにしても三審制で決めたことなら従うべきですが。) 問題なのは、自らの信条により死刑を執行しない法務大臣です。千葉景子などはその筆頭ですね。政治評論家の三宅久之さんがテレビなどでよく言っておられますが、死刑執行が嫌ならそもそも法務大臣任命を受けなければいいんです。一個人の信条にまで文句を言う気はありません。しかし、大臣に就任する以上確実に死刑執行にサインする局面を迎える訳ですから、それにサインできないというなら個人の信条に従い大臣就任を固辞すればよいだけの話ですよ。それなのに、大臣にはなりたいわ、死刑は嫌だわ、これじゃ支離滅裂です。 最近は、ちょっと理解できないような残虐な犯罪が増えています。私怨の結果の殺人のように因果関係がわかるような犯罪は、もちろんよい訳ではありませんが何となく理解できます。しかし、全く無関係の人がそれも嬲るかのように殺されるケースでは吐き気を感じることも多いです。象印マホービン元副社長の殺人のケースなどもそうですね。顔にラップをされて窒息なんてのは考えただけでも震えがきます。 こんな事件の犯人には極刑を持って望むしかないと思いますね。そうしないと、被害者や遺族が報われませんよ。(もちろん、死刑にしたからといって報われるべくもないですが。) 新法務大臣には大臣たる節度を持って職務執行にあたってもらいたいです。 PR
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