セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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1968/04/25
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平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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ひげ
CATEGORY[雑感]
エアコンを分解、洗浄したら、少しエアコンの効きがよくなったような気がします。
気のせいかもしれませんが、燃費がよくなれば少し元を取ったような気になりますね。
例年、1月~2月は一番暇な時期で外来は閑散とするのですが、今年はなぜか比較的忙しい状況が続いています。開業したてのとても暇な頃に、先輩から5年立つと絶対に忙しくなるよと言われ、いつになったらそうなるのかなぁと思ってきましたが、6年が経過しそうな今がその時期なのでしょうか。
患者数以上に多忙になるのは、「シミ」の初診の方が多いときですね。
一言に「シミ」といっても、「老人性色素斑」「肝斑」「雀卵斑」「対称性真皮メラノサイトーシス」「炎症後色素沈着」とその種類はたくさんです。どのシミかという診断なしには、的確な治療はできません。
といっても、境界領域のシミが多く、また患者さんの思い入れもあり、なかなか診断に納得して頂けないことがしばしばです。
そうなると、とりあえず肝斑として治療するか、レーザーを試験照射してみるか、トレチノインクリームを外用してみるか、と色々な選択肢がでてきますので、それを決めてもらうまでが一苦労です。
ということがあり、17時の時点で待たれている患者さんが10人以上おられるときには、シミの初診の診察はそこで打ち切りにしています。わざわざ来られた方がおられるかもと思うと申し訳ないのですが、当院のスタッフにも家庭がありますので。負担をかけるわけにはいきません。
さて、
大阪市でひげを巡る裁判の判決がありました。
大阪市長「なんだこの判決」 ひげ禁止巡る訴訟で控訴へ
大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)の50代の男性運転士2人が、ひげを理由に人事評価を下げられたのは憲法違反だとして、市に賠償などを求めた訴訟で、吉村洋文市長は、市に慰謝料など計44万円の支払いを命じた大阪地裁の16日の判決を不服だとして、控訴する方針を明らかにした。
大阪市市営地下鉄に勤務中の運転士がひげを剃らないことを咎められ、人事評価を下げたことが違法と判決されたということです。
吉村大阪市長が激怒して、控訴するようですね。
いやぁ、大阪市は相変わらず熱いですね。でも、こういう判決がでるためには、まず無精ひげを禁止する就業規則があることが大前提です。
広島市なんて、そんな規則があるのでしょうかねぇ。広島市立の病院に勤めていましたが、そんな話は聞いたことがないです。そもそもそんな就業規則を作るだけの意欲も規範意識もないのだと思います。(未確認です。もしあるのならごめんなさい。)
一言に「ひげ」と言っても、きれいに手入れされたひげと無精ひげでは本質が異なりますので、分けて考える必要がありますが、基本として思うのは「若いうちはひげをはやすなよ」ってことです。
僕が皮膚科に入局したときに、最初に先輩に言われたのは「人と接するときには、必ずひげを剃ること。講演会などに出席するときは、必ずネクタイをすること。」でした。皮膚科という組織の中では自分が一番若輩者なのだと肝に銘じることを強く戒められました。
現在は横〇で開業されているそれはそれは怖い先輩にそう言われたので、自分の中ではそれを守ってきました。ここ最近はクールビズなど時勢としてノーネクタイが推奨されていますので、講演会くらいの会ではネクタイをつけなくなりましたが。学会では必ずネクタイをするようにしています。もちろん、ひげは毎日剃ります。
勤務医の時には、皮膚科の若い先生には必ずひげを剃るように指導していました。中には無精ひげで堂々と出勤する医師もいましたが、結構厳しく指導しました。
でも、最近は皮膚科の若い先生でもひげをはやしているのをよく見かけます。開業して、もう人を指導をするような立場ではないので、特に苦言を言うことはありませんが、あまりいい気はしませんよね。最近は、この手のことを強く指導するとパワハラと言われるのでしょうかね。それが怖くて指導できないということがあるのだと思います。
でもね。
やはり、日本人としての礼節は必要だと思います。
ひげの文化は国や宗教によって大きく異なります。日本でも時代によってひげが男らしさの象徴ととらえられたこともありますが、江戸中期に「大ひげ禁令」がでてからは、基本的にひげは「野蛮」「粗暴」として扱われています。
明治の黎明期に薩長土肥の元勲たちがこぞってひげをはやした時期もありましたが、大久保利通がたくわえたひげをみて、西郷隆盛が「にあっちょらん。剃った方がよか。」と言ったのは有名な話ですし、基本的にはひげを蓄えることを肯定的にはみていなかったのだと思います。
その流れで、高度成長期以降は「社会人はひげを剃るもの」という考え方が定着したのでしょうね。
現在は個性を大事にする時代ですので、いつまで古い慣習にこだわるのかということですが、少なくとも、自分で自分に責任が持てるまではひげを剃るべきじゃないですかね。
われわれ開業医を含めた個人事業主は自己責任ですので自分で決めればよいことですが、サラリーマン、特に公務員は、社会規範に則った節度あるふるまいが必要と思います。
大阪市が橋下市長の時代にこのような就業規則を作られたことも「あっぱれ」ですが、吉村市長がこの判決を不服として控訴するのも、また「あっぱれ」と思います。
最後に宣伝も。
毎日、ひげを剃るのが大変な方は、レーザー脱毛という方法があります。当院では、ジェントルレーザーを用いた脱毛を行っています。自費ですし、わりと痛い治療ですが、ほとんどの方があごと鼻下以外のひげは毎日剃れなくてもよいくらいには薄くなります。是非是非やりましょうというものでもありませんが、希望があればお応えしていますのでおたずねください。
[7回]
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ひげ
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しのだうどん
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