2016 01,19 09:32 |
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この冬は暖かく、雪とは無縁でしたが、とうとう冬将軍の到来ですね。
昨夜から西風新都は吹雪いていました。 朝起きたらすっかり雪化粧。 一昨年の12/17には車でクリニックまで3時間半かかったことがあり、だいたい雪が降りそうなときは泊まり込むことにしていました。しかし、昨年、大塚に引っ越したため、どんなに雪が降っても、いつも通り歩いて通勤できます。 長靴にレインコートの完全武装で歩いてきました。着いた頃には汗だくでしたが。 7時過ぎに着きましたが、その時点ではこころへの坂は渋滞していませんでした。 しかし、8時過ぎにトラックが道をふさいで、大渋滞のようです。スタッフの一人が10時過ぎに到着しました。広島高速4号線も通行止めになったようです。 いつも思いますが、こころへの主要道路が1本というのは厳しいですね。この道路が止まってしまうと、あとは大原回りしかありません。石内から抜けてくる道もありますが、あまりに狭いですし。高速道路経由もありですが、広島ICから広島北JCはしばしば雪で通行止めになります。 早く石内バイパス方面に抜ける道が整備されて欲しいです。 広島市の都市計画では、2030年までに整備する道路に上がっています。優先整備区間に指定されているようですね。そのなかでも最優先でお願いしたいところです。 この雪は明日も続くようですね。むしろ明日が本番というように書いてあるものも見ました。 明日は休診日ですが、往診なんですね。飯室まで行くのですが、この雪だと1週間延期させてもらうかな。 PR
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2015 10,01 12:38 |
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今日から10月です。あいにくの雨ですし、夕方には爆弾低気圧で強風が吹くそうです。夜のカープ×ドラゴンズは中止でしょうね。どうせCSの目がないんだから、中日は山本昌が先発すれば楽しいのに。
当院は開院して2年半が過ぎます。おかげさまで、少しずつですが患者さんも増えて、生活の糧には心配しないところにはなりました。いろいろ軋みも生じており、診療体制を見直していこうかなと漠然と思っています。その一環で、ケミカルピーリングを中止しようと思います。現在治療中の方はキリのよいところまでは継続しますが、新たな予約はとらない方針になりました。 さて、「キャスバル」と聞いてすぐにガンダムが頭に浮かんだ方は、ちょっとしたガンダム通ですね。僕と同じくらいの世代には多いのではないかと思います。 たまたま、U-NEXTという動画サービスのキャンペーンで1ヶ月間動画が無料で見られると電話がありました。せっかくだから登録し、何かおもしろい映画はないかなぁと物色していましたが、目に留まったのが「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」です。第一話の「青い瞳のキャスバル」が公開されていました。 注:後でわかりましたが、無料で見られるのは旧作だけで、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は有料でした。入会時に600ポイント負荷されるので、そのポイントを使えば結局は無料になるようですが。このあたりは、説明がなく自分で調べないとわかりません。電話では全作無料と説明されたと思うのですが、、、かなりいかがわしい感じがします。 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」というマンガがあることは、以前一緒に働いた若い先生から聞いていました。興味はありましたが、さすがにこの年でガンダムでもないかと思って、そのまま忘れていました。動画なら見てみるかと思って、軽い気持ちで視聴しました。 その感想は後にするとして、ガンダムというアニメは世代を超えて愛されていますね。いわゆるファーストガンダムが最初に放映されたのが1979年だそうです。僕が11歳、小学5年生の時ですね。広島では土曜日の17:30から放映されていました。あの頃にはサンライズ系のアニメが割と多く、ザンボット3、ダイターン3なんてのをやっていました。その中ではガンダムはなんだか暗くて、途中から飛び飛びに見た記憶があります。確か視聴率も悪かったのではないでしょうか。 人気に火が付いたのは再放送からですね。プラモデルが人気になって、さらに盛り上がった気がします。僕もご多分に漏れず夢中になりましたが、今と違って録画して後で見るなんてことはできませんでしたので、平日夕方の再放送を見るために急いで学校から帰ったのを覚えています。ビデオなんて高嶺の花でしたもんね。ジオンのモビルスーツはどれもかっこよかったです。1番好きなのは、マイナーですが「ギャン」ですね。 高校生の頃にZガンダムが始まって、ここまでは見ました。そのあとの、ZZになるとさすがに見なくなりました。その後は、逆襲のシャア、0080、0083とか、MS IGLOOなどファーストガンダムと比較的関連のあるものは見ましたが、最近まで続いているやや幼稚なガンダムはまったく見ていません。 そんな流れの中で、あまり期待もせず漠然と見始めた「青い瞳のキャスバル」ですが、これが意外にも大変おもしろかったです。ファーストガンダムの中で会話にでてもそれがなんだかわからなかった「ルウム戦役」が冒頭から描かれ、ザビ家とラル家の対立やギレンとドズルの間に次男がいたことなど、目からウロコでした。 なんといっても、若き日のランバ・ラルがハモンさんと一緒に登場。アルテイシア(後のセイラ)とキャスバル(後のシャア)の亡命に深く関わっています。グフを操るランバ・ラルはファーストガンダムでも記憶に残るキャラでしたが、ガルマの仇討ちを買って出たあたり、こんな事情があったんだなぁと納得しました。 ファーストガンダムのランバ・ラル THE ORIGINのランバ・ラル ハモンさんはマチルダさんと並ぶ大人の女性の双璧でしたが、ここでのハモンさんはまだ若くて初々しいです。 ファーストガンダムのハモン THE ORIGINのハモン 通常の早さの3倍(ガンダム慣用句)で見終わりました。 久しぶりにガンダムワールドに浸ることができました。 これはブルーレイを買わないといけませんね。第2話「悲しみのアルテイシア」が楽しみです。 |
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2015 09,08 12:00 |
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朝は涼しいを通り越して寒いですね。
おかげで、当院は閑古鳥になってしまいました。7月頃の忙しさが懐かしいです。 昨年もこの時期は患者さんが少なかったので、夏休み明けはしばらくそういう時期なのかもしれません。「柿が赤くなると医者が青くなる」とはよく言ったものですね。 さて、 百田尚樹さんの著書「大放言」を読みました。 百田さんといえば、「永遠の0」の大ヒットで一躍売れっ子になりました。その後も、「海賊と呼ばれた男」が2013年の本屋大賞に選ばれたり、評価が割れるもののやしきたかじんの最期を書いた「殉愛」など、話題作品が続いています。 しかし、先日、自民党の若手勉強会で問題(?)発言があり、メディアから厳しく糾弾されていましたので、これでしばらく干されるのかなぁと寂しく思っていましたが、全く意に介せず新書は売れていますね。 ホント書籍ランキングでは、堂々の第3位でした。 早速読んでみました。1日で一気読みでした。 「放言」というと、あたかも支離滅裂な意見を言い放つというような感じですが、全くそんなことはなく、至極まっとうな意見がならんでいます。大変おもしろく読めました。 内容を書くと、これから買われる方に申し訳がないので止めておきますが、 ひとつ、なるほどなぁと思ったのが、図書館のことです。 「図書館に新刊を1年はいれるな!」という放言がありました。 昨年まで、僕はよく図書館を利用していたくちです。東野から大塚に引っ越して、安佐南区の図書館が遠くなったため、最近ではめっきり利用できなくなりましたが。ですので、あれって思いましたが、実情は色々複雑みたいですね。 そもそも、図書館が仕入れる本はひとつの書籍につき1冊に限られているそうです。しかし、紛失や破損を考慮して予備で仕入れることが許されているそうです。いわばこれを悪用して、ベストセラーの新刊を大量に仕入れ、貸し出すことが慣例化しているようです。 図書館としては利用率を上げないといけないので、苦肉の策なのかもしれません。しかし、これが結果的に新刊の売り上げを著しく阻害し、結果、本が売れず、出版社、本の小売業ともに経営を圧迫しています。 事実、講談社は何年も赤字が続いており、「進撃の巨人」と百田さん著の「海賊と呼ばれた男」のヒットで数年ぶりに黒字になったそうです。集英社ももし「ワンピース」が終わると、赤字になる可能性があるようです。大手の出版社でもこれほど経営が苦しいとは知りませんでした。 確かに、新刊を図書館がすぐに仕入れる必要はないと思います。レンタルCDやDVDだって、映画の上映中には置いていませんし、上映が終わってレンタルが始まっても、新作はしばらく料金が高いですよね。本を買えない人たちの読書の機会を奪うという意見があるのでしょうが、それは刊行されて1年経ってから読めば特に問題ないですよね。他にも図書館には膨大な本があるのだから。 民業圧迫といわれかねないことですので、専門書以外の特に文芸書は刊行しばらくは図書館に置かないような規制が必要なのではないかと思います。 百田さんは謙遜して「放言」といわれていますが、至極まっとうな意見ですよね。 |
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2015 09,04 22:47 |
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こんなタイトルを付けると、まるで9月の連休に海外旅行を予定しているようなのどかな雰囲気になりますが、そんな話ではありません。
しつこく、集団的自衛権の話です。 第二次世界大戦中に永世中立国だった国がこの「スイス」と「ルクセンブルク」です。永世中立国というと、おそらく左巻きの人たちには平和を愛する理想の国というように思われるんでしょうね。しかし、この2国は全く違った運命を迎え、また違う道を選びます。 スイスは領空侵犯した航空機を連合国、枢軸国の両陣営の区別なく攻撃し、そのため自らの空軍も壊滅的な損害を受けます。国民は皆兵でもし敵が国内に攻め込んできたときには、すべての橋や道路、鉄道を破壊し焦土作戦をとることを宣言しました。もちろん、地理的な優位性があったのも事実ですが、この脅しが功を奏してさすがのドイツ軍も攻め込むことはしませんでした。そして、現在も永世中立国を保っています。 それに比べ、ルクセンブルクは非武装中立を唱えました。結果は、いとも簡単にドイツ軍に蹂躙されました。このため、戦後に永世中立国を廃止し、NATOに加盟しました。 何が言いたいか、わかりますよね。 平和というのは、願ったり唱えたりだけは、得ることはできないということです。 日本が今後も平和を謳歌したいと思うのなら、スイスのように自国だけで徹底的に戦えるだけの軍備を整えるか、ルクセンブルクのようにNATOのような集団安全保障に参加するか、どちらかを選ぶ必要があります。集団安全保障、すなわち集団的自衛権です。自国の武力だけではなく、他国との同盟により自国の平和を守るということです。そのかわり、他国の平和にも積極的に貢献するということですね。 集団的自衛権が必要ないと考える人はこの話をどう思うのでしょうか。理論的に反論できますかね。 ただし、集団的自衛権が憲法違反かどうかというのは、また別の話ですね。 それについては、必ずしも否定できません。 ですが、それを言い出すと自衛隊だって憲法違反でしょうけどね。だから、憲法を改正したらって話になるわけですね。 これについては、中田宏チャンネルでわかりやすく解説されていました。 中田さんの説明は本当にわかりやすいです。 |
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2015 04,13 08:40 |
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サンデーモーニングでの張本さんの発言が話題になっていますね。
サンデーモーニングは、いかにもTBSという感じの左寄りのコメンテーターが毎日新聞の論調に沿った解説だけをするので、見ていて気持ちが悪くなります。しかし、「渇!」と「天晴!」で有名なスポーツコーナーだけは、張本さんの遠慮のないトークがあるのでつい見てしまいます。昨日は墓参り移動中だったため、車の中で音声だけ聞いていました。 問題になった発言は以下の通りです。 張本氏がカズに「もうお辞めなさい」発言 ネットで炎上 48歳1ヶ月でJリーグ最年長ゴールを決めた三浦知良に、張本さんが「もうお辞めなさい」と引退を勧告しました。ゲストの山田久志も「個人競技ならいいが、団体競技だからね。起用法が難しい。」とそれに同調しました。 それについて、ツイッターでは、「ガッカリ」「野球以外語ったらダメ」「暴言だ」「カズを侮辱」などと批判があり炎上したそうです。 僕は車の中でこの張本発言を聞きながら、張本さんもいいことを言うなぁと思っていました。 三浦知良を「キング・カズ」と呼んで特別視するようになってから久しいですが、彼も横浜FCでは一選手ですので、特別扱いする必要はありません。しかし、本人から引退を口に出さない限り、周囲から引退を勧告することが難しい状況になっていると思います。 むかし、阪神にいた金本知憲が連続試合フルイニング出場の記録を続けているときに、自分から真弓監督にスタメン落ちをお願いし、葛城に先発を譲ったことがあります。おそらく、真弓監督も自分から口にすることができず、金本がそれを察して身を引いたのだと思います。 三浦知良にもそろそろそういう時期が来ていることを、張本さんは言ったのだろうと思うのですが。 山田久志の言うように、個人競技なら気の済むまでやればいいと思います。スキージャンプの葛西なんてまさにそうですよね。山本昌はピッチャーなので、団体競技の野球でも少し事情が違います。調子が悪ければ、登板機会そのものが与えられませんので。 その意味では、三浦の去就はややタブー視されていたところに、ご意見番の張本さんが一喝を入れた感じですね。これは張本さんの存在意義でもありますよ。僕としては大いに指示します。 張本さん自体を好きか嫌いかと言われれば、あまり好きではありませんが。広島出身で、そうとうなワルでしたしね。戦争中は庄原に疎開していたようですが、それはそれは素行が悪かったそうです。僕の母親と同じ小学校だったそうですので、これは実話ですね。 |
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2015 04,09 08:32 |
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大塚に引っ越してきて、ビックアーチが近くなりました。現在はエディオンスタジアムと言うようですね。たまたま、昨日のナビスコカップのチケットを2枚頂いたので、三男を連れて観戦に行きました。
エディオンスタジアムに行くのはおそらく10年ぶりくらいです。大学に勤務していた頃に、東京の昭和大学の分院から熱傷治療の研修に来られた先生がおり、サッカーが好きだというので横浜マリノス戦を見に行ったことがあります。その時以来ですね。 自宅から歩いて行ける距離にあるのがいいです。 平日の午後ですし、リーグ戦ではありませんので、当然スタジアムはガラガラです。 特にアウェー側は閑散と言うより、無人ですね。 その中で、ベルマーレのサポーターはと言うと、 けなげにおられました。この方たちは、広島在住の平塚出身の方なのでしょうか。それとも、わざわざ平塚から来られているんでしょうかねぇ。 たしか湘南ベルマーレの前身はゼネコンのフジタですから、広島由縁の企業です。その関係者なのでしょうかね。 おきまりの写真撮影の後は、キックオフです。 試合はというと、前半ベルマーレが先制しすぐに広島が追いつきました。前半終了間際にベルマーレに追加点を奪われ、ハーフタイム。後半、ベルマーレがレッドカードで一人退場になり、その後はサンフレッチェの怒濤の攻めでしたが、なかなか追加点が奪えませんでした。 ロスタイムに浅野の2点目のゴールで何とか同点で終わりました。 こう書くとつまらない試合のようですが、後半は攻めまくり、それでも点が入らないやきもきした展開で負けを覚悟したところにゴールを奪いましたので、それなりに盛り上がりました。 なによりガラガラのスタジアムではかえって妙な連帯感が生まれ、三男も大声で応援できました。久しぶりですが、行ってよかったと思います。しかし、寒かった。防寒していきましたが、それでも寒さは身に凍みました。 最後に時事的なことも。 広島市長選が公示され、選挙活動中ですね。公約の一つにサッカー専用スタジアムの建設を挙げている候補者がおられますが、本当に必要なのでしょうか。 この沼田地区はサッカー専用スタジアムの建設に反対している数少ない地区だと思います。それは、やはりこの地区の賑わいの場所ですから、それを奪われるのは困ると言うことでしょう。 僕はよそ者ですので、沼田の事情にはあまり思い入れがありませんが、それよりもサッカー専用スタジアムを建設してそれを維持していけるのかが心配です。野球は3試合連続でありますし、試合数も多いので興業が維持できますが、サッカーはせいぜい1-2回/週しか試合がありません。専用スタジアムなら、代表戦なども誘致できるということかもしれませんが、どうなんでしょう。広島のサッカー熱にもやや疑問がありますし。カープほどは浸透していない印象ですね。 一説には、アストラムの延伸とサッカー専用スタジアムの建設がバーターになるのではともいわれていますが、本当にそうなら税金の無駄遣い以外の何者でもありません。みんなの税金ですから、大事に使って欲しいです。有権者はそのあたりも見定めて、投票しなければなりませんね。中区のように県議選が無投票というのは寂しい限りです。 |
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2015 03,20 09:27 |
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昨年5月に中古のマンションを購入し少しずつリフォームをしてきましたが、とうとう明日引っ越しの日を迎えました。
これまでも数年おきで転勤をくり返してきたので、引っ越しには慣れっこですが、子供の成長とともにどんどん荷物が増えてきますね。この度が最後の引っ越しと思っていますが、予想より荷物がとにかく多いです。 昨夜の状態です。さらに二階もありますので、大変です。 トラック3台分の荷量ですが、現在は引っ越しの繁忙期なのでトラックは2台しか使えないようです。そのため、本夕方に一部をトラックに乗せて明日の朝早くに新居に搬入し、その後再度荷物を積み込んで夕方に搬入するという玉突き輸送になるようです。 今のタウンハウスには呉から転勤後約5年間住みました。 新築で広いし、蓄熱暖房のため冬は常に暖かいし、本当に住みやすいところでした。場所も平地だったので、便利でしたね。大家さんも非常に気さくな優しい方で、子供が鍵を持たずに遊びに行って閉め出されたときには、大家さんに鍵を開けてもらいに行っていました。イヤな顔をすることもなく、対応して頂きました。 明日は二手に分かれて、僕は早朝から新居で待機です。妻と子供たちは荷物を送り出した後掃除をしなければなりません。そして、明後日は一日かけて荷物の整理でしょうね。 NTTが電話とネットの工事に来たり、ケーブルテレビが来たりで、なかなか忙しくなりそうです。落ち着くまでは、しばらくかかりそうですね。 |
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2014 11,28 22:10 |
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久しぶりの更新です。
世の中は突然の衆議院解散を受け、師走選挙に向けて慌ただしいですね。衆議院の解散は首相の専権事項ですので、その事についてとやかく言うのは筋違いですが、今ひとつ意義の見いだしがたい選挙であるのは確かです。予期しない選挙だけに、野党は戦う前から総崩れの様相です。このまま行くと、自民党の一人勝ちかなぁ。 地元広島3区は次世代の党の中丸さんがおられたので投票意欲がありましたが、民主元職との競合を避けるために広島4区にくら替えされてしまいました。これじゃ自民党しか入れる人がいないじゃないか、、、と盛り上がりませんね。 さて、普段はあまり人の闘病記など読む気はありませんが、こと「やしきたかじん」の闘病記ですし、ネットでも話題になっていたので買って読んでみました。 平易な文で、字も大きいので一晩で一気読みでした。 要約としては、さくらさんの献身的な看病がひたすら続く話でした。それは、特に嫌味や欺瞞に感じるようなことではなく、本当に大変だったんだろうなぁと思う内容です。僕にとっては、時々出てくる「たかじんのそこまで言って委員会」などの番組との絡みや、三宅久之さんの死に関連するところの方がおもしろく読めました。実娘やマネージャーとの確執がかなりリアルに書いてあるので、これじゃあ裁判沙汰になるのもやむを得ないかなと思います。もしかすると、百田さんはそれも話題作りになると計算して書いたのかもしれませんね。本を売るためなら、それくらいのことはしそうな迫力を感じます。(悪い意味ではありませんが。) しかし、アマゾンのこの本のカスタマーレビューをみると、くそみそに書いてありますね。 今現在、星5つが175に対して、星1つが615とかなり評価は悪いです。 少しレビューを読んでみると、いわく、遺産目当てが見え見えとか、単なる利権争いとか、さくらさんに結婚歴があるとか、色々でした。まぁ、それはそうなのかもしれませんが、それでも必死で介護したことは事実なのでしょうから、本の要旨とは関係ないと思うのですが。まぁ、殉=純としてよいかどうかは微妙なのかもしれません。 一つ気になるのは、数億(10億円とも?)いわれる遺産を相続するためなら、誰だって一年やそこら死に物狂いで介護できる…という意見が多数ありましたが、それは違うでしょうね。介護って、そんな簡単なものじゃぁないですよね。この本に書いてあることが事実と仮定してですが、これだけの介護をするのは半端な思いではなかったと察します。 ただし、医師の立場で言うならば、あまりにも主治医やそれに準じる人たちに無遠慮に相談しすぎですね。彼らにも家庭もあれば私生活もあるのだから、相談に乗って当然、さらにどんな時間にも診察して当然、というような態度にはやや違和感を持ちました。 遙洋子さんが、たかじんがなくなった後に自宅に招かれて、たかじんの死を知るエピソードがありましたが、これは「たかじんの胸いっぱい」で遙さん自身も話されていました。ですので、まんざらでたらめが書いてある本ではないと思うのですが。 しかし、百田さんは売れっ子作家ぶりに冷や水を浴びせられた感じになりましたね。これは計算外でしょうかね。 |
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2014 08,29 09:57 |
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8/20の土砂災害から1週間あまりが過ぎました。
死者が72人特定され、不明者は2人になったようです。悪条件の中、懸命に捜索にあたられている消防、警察、自衛隊の方々には本当に頭が下がります。また、毎日多数のボランティアの方が全国から参加されているようです。日本は心温かいいい国だとつくづく思います。 先週日曜日に川内~八木を自転車で通りましたが、緑井や八木の被災地区以外も土砂が多かったです。 太田川の土手から望みました。いずれも八木です。それ以外にもあちらこちらで土がむき出しの場所がありました。下の写真ではすぐ下にマンション群が見えます。実際には距離があるのかもしれませんが、住民の方は恐ろしいでしょうね。 基本的には道路と線路で土砂が遮断されたようですが、八木の北の方では線路の東側にも土砂が流れていました。 ヤマダ電機の前の広くなったところに消防車が多数待機していました。その他、パチンコ店の駐車場に全国の警察や消防のバスが留まっていました。 一番被害が大きかったところです。家が全半壊しています。ここからは被害の実態は窺えませんが、大変な状態と思います。スコップを持ったボランティアの方がたくさん歩いておられました。僕も午後から参加しようかと思いましたが、午前中で締め切られる予定とのことでした。 今後の復興はどうなるのでしょうか。 ダムを造って、住めるようにするのでしょうか。津波を受けた地域では、危ない地域の住宅をできるだけ高台に移転する計画ですが、同じように考えると移転を検討することになるのでしょうか。移転するとしても、土砂災害を受けた地域は比較的限局的なので、その周囲の家をどうするかも考えないといけません。地権も絡むし、難しい問題ですね。 こころも山間の団地だし、土砂災害の危険があるのかと思いましたが、山側には道路があり住宅は道路よりかなり高地に立地しています。仮に裏山が崩れても道路で止まるように、土砂災害も考慮に入れて団地の造成が計画されているのでしょうね。 |
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2014 07,25 17:02 |
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最近、大河ドラマの「軍師 官兵衛」を録画したまま見ていなかったので、先日の連休に一気見しました。 黒田官兵衛はしばしば「妖怪」と称されるように、煮ても焼いても食えないような寝業師という印象ですが、それからすると主演の岡田准一さんはさわやか過ぎて似合わないなぁと思っていました。 しかし、その当たりを意識してか、徐々に陰鬱な感じを出し始め、本能寺の変を知り動揺する秀吉に耳打ちする有名なセリフ「ご運がひらけましたな」の回では結構いい感じになっていましたね。この一言で中国大返しを決心すると言われていますが、逆にこの一言が秀吉に官兵衛に対する警戒感を植え付け、その後は徐々に秀吉の側近から外されていくことになります。官兵衛の方から距離をとったといった方がよいのかもしれませんが。 中国大返しを画策するに当たり毛利側の小早川隆景、安国寺恵瓊との交渉は本当にこんな風だったんでしょうかね。 歴史上の不思議のひとつが、この中国大返しの時に毛利がなぜ秀吉軍に追い打ちをかけなかったのかということですよね。元就公の遺訓があるからとはいわれますが、戦国の世ですからそんな理由だけとは思えませんけどね。 もうひとつの不思議は、関ヶ原の合戦時に西走する東軍になぜ上杉勢が追い打ちをかけなかったのかということです。これも、謙信公の遺訓によるものだと言いますが、どうなんでしょうか。 元就の次男である吉川元春が単なる猪武者のように描かれているのは寂しいです。母校の広島新庄高校は吉川の本城である小倉山城の麓にあります。そもそも広島新庄高校は吉川元春の位階贈位を記念して設立された学校ですので、吉川元春とは深いつながりがあります。校歌や記念祭歌などでもたびたび元春の名前が出てきますし、卒業生には感慨深い存在です。 このときの元春の無念が、ゆくゆく息子の吉川広家に引き継がれて、関ヶ原の合戦での毛利の不戦につながるのでしょうかね。 新庄高校が今日広島商業と準決勝で対決です。 勝つといいなぁ。夏の甲子園に出場すれば、本当に強豪校といえるようになりますね。 また、寄付をしないといけなくなりますが。 |
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