2015 09,08 12:00 |
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朝は涼しいを通り越して寒いですね。
おかげで、当院は閑古鳥になってしまいました。7月頃の忙しさが懐かしいです。 昨年もこの時期は患者さんが少なかったので、夏休み明けはしばらくそういう時期なのかもしれません。「柿が赤くなると医者が青くなる」とはよく言ったものですね。 さて、 百田尚樹さんの著書「大放言」を読みました。 百田さんといえば、「永遠の0」の大ヒットで一躍売れっ子になりました。その後も、「海賊と呼ばれた男」が2013年の本屋大賞に選ばれたり、評価が割れるもののやしきたかじんの最期を書いた「殉愛」など、話題作品が続いています。 しかし、先日、自民党の若手勉強会で問題(?)発言があり、メディアから厳しく糾弾されていましたので、これでしばらく干されるのかなぁと寂しく思っていましたが、全く意に介せず新書は売れていますね。 ホント書籍ランキングでは、堂々の第3位でした。 早速読んでみました。1日で一気読みでした。 「放言」というと、あたかも支離滅裂な意見を言い放つというような感じですが、全くそんなことはなく、至極まっとうな意見がならんでいます。大変おもしろく読めました。 内容を書くと、これから買われる方に申し訳がないので止めておきますが、 ひとつ、なるほどなぁと思ったのが、図書館のことです。 「図書館に新刊を1年はいれるな!」という放言がありました。 昨年まで、僕はよく図書館を利用していたくちです。東野から大塚に引っ越して、安佐南区の図書館が遠くなったため、最近ではめっきり利用できなくなりましたが。ですので、あれって思いましたが、実情は色々複雑みたいですね。 そもそも、図書館が仕入れる本はひとつの書籍につき1冊に限られているそうです。しかし、紛失や破損を考慮して予備で仕入れることが許されているそうです。いわばこれを悪用して、ベストセラーの新刊を大量に仕入れ、貸し出すことが慣例化しているようです。 図書館としては利用率を上げないといけないので、苦肉の策なのかもしれません。しかし、これが結果的に新刊の売り上げを著しく阻害し、結果、本が売れず、出版社、本の小売業ともに経営を圧迫しています。 事実、講談社は何年も赤字が続いており、「進撃の巨人」と百田さん著の「海賊と呼ばれた男」のヒットで数年ぶりに黒字になったそうです。集英社ももし「ワンピース」が終わると、赤字になる可能性があるようです。大手の出版社でもこれほど経営が苦しいとは知りませんでした。 確かに、新刊を図書館がすぐに仕入れる必要はないと思います。レンタルCDやDVDだって、映画の上映中には置いていませんし、上映が終わってレンタルが始まっても、新作はしばらく料金が高いですよね。本を買えない人たちの読書の機会を奪うという意見があるのでしょうが、それは刊行されて1年経ってから読めば特に問題ないですよね。他にも図書館には膨大な本があるのだから。 民業圧迫といわれかねないことですので、専門書以外の特に文芸書は刊行しばらくは図書館に置かないような規制が必要なのではないかと思います。 百田さんは謙遜して「放言」といわれていますが、至極まっとうな意見ですよね。 PR
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コメント |
沖縄の知事は売国奴ですね。地理的にもシナ、南北朝鮮に近いので沖縄は防衛上重要な拠点です。これは合理的に仕方がないことです。広島でも中央公園でバカな集会があったようですね。ほんとに何を考えてんだか分かりません。自分の国を守ろうとする気がないのでしょうか?自民党の古ダヌキも始末せなあかんですね。
【2015/09/1401:51】||自由人#5324426c4b[ 編集する? ]
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