2015 12,25 08:18 |
|
開業して約3年。勤務医のときのように定期的に論文や成書を読むことはなくなってしまいました。
しかし、毎日読むというか目にする本があります。 皮膚病アトラスです。 色々な皮膚の病気について写真を主体に載せている本です。 僕は診察のときには必ずこの本を患者さんに見てもらいつつ説明します。 百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、口答で説明するよりこの本の写真を見てもらう方が間違いなく納得してもらえます。患者さんの皮疹とこの本の中の写真が近似しているときには、心の中でガッツポーズがでるくらいです。 そのため、日々活躍するこの本はボロボロになってきました。 本全体がくすんでくることもですが、どんどん製本部が剥がれてページが外れてきます。やむを得ないので、テープで留めて使用していました。 というのも、現在第5版ですが、この5版が出たのが2004年なのでそろそろ第6版が出るのではないかと思い待っているところでした。 第5版まではだいたい7-8年周期で新版されていましたが、ここ10年以上はそれはありません。 僕の思うに、この10年間で個人情報保護法が整備され、個人を特定できそうな写真を掲載することができなくなったのではないかと思います。なにせこの本では顔面の写真がモザイクなしでバンバン出ています。時代の変化とともにこういった本は出版できなくなってきたのでしょうか。 やむを得ないので、第5版をまた買おうかと思っていました。 アマゾンで探していたら、中古本を発見。 買ってしまいました。 新旧の同じ本です。少し痛みがあると書いてありましたが、全く問題ありませんでした。 ほぼ新品ですね。きれいでよいのですが、ページがきれいな分、なかなか思いどおりに目的のページまでうまくめくれません。また、ボロボロになるまで鍛えないといけませんね。 ちなみに値段は、、、 税込みで8201円でした。新品を買うよりも、5000円くらい安いですかね。 医学書でケチケチするなと言われそうですが、こういったものは安ければ安いほどよいと思います。別に新品である必要がないですので。 PR
|
|
2015 11,16 12:15 |
|
寒い日が続きましたが、ここ最近は少し暖かいですね。
当院はおそらく1年間で一番ヒマな時期にはいっています。一般的に、皮膚科がヒマなのは、11月と2月といわれていますが、その通りだなぁと実感しています。 フランスで大きな事件が起こり、なんだか世相が慌ただしいです。 これ以上、テロが拡散しないことを祈りますが、宗教対立の根深さを改めて思い知った感じですね。テレビを見ていて違和感があるのは、コメンテーターの中にテロがくり返される社会を批判する人がたくさんいます。昨日のサンデーモーニングのコメンテーターもそうだったようです。それも否定はしませんが、何よりも非難されるべきはテロリストであって、それを置いといて社会が悪いというのは筋が違いますよね。 さて、昨日は「皮膚の日の無料相談会」への出務がありました。 11月12日が「いいひふ」の日なので、その関連行事として毎年健康づくりセンターで「皮膚の日の無料相談会」が行われます。僕は勤務医のときに3、4回診察医として出務したことがありますが、この度は初めて運営役員として出席しました。 そして隣の健康科学館では「ひふの健康教室」として講演がありました。 今年は、大学病院の河合先生が皮膚がんについて講演をされました。 毎年50人前後の患者さんが相談に来られますが、近年は減少傾向にあるようです。皮膚科の開業医が増えて、現在では皮膚科のない地区がなくなっていますので、それも当然ですね。 その分、3~4名の診察医がじっくり話を聞いてくれます。普段の診察でなかなかじっくり話を聞いてもらえないと思っている方は相談にこられるとよいかと思います。 |
|
2015 10,19 08:13 |
|
10/17-18は長崎で日本皮膚科学会西部支部総会がありました。
僕は長崎大学の卒業なので、久しぶりに懐かしい長崎に行ってみることにしました。 学会参加には2つ目的があります。1つはもちろん勉強して知識をアップデートすることですが、もう1つは専門医資格を維持するための後実績の取得です。ですが、ちょうど今年が専門医資格の更新年にあたるため、今年の後実績はもはや必要ありません。その意味では勉強目的ということになりますが、土曜日の午前診療を済ませた後に出発するので、実質は日曜日のみの学会参加になります。これで勉強になっているかといわれると、微妙ですね。 長崎に行くのは、2001年の同じ西部支部総会以来、14年ぶりになります。 14:52発ののぞみに乗り、博多からさくらで新鳥栖、新鳥栖からのぞみで長崎へという乗り継ぎです。長崎に着いたのは、18時30分頃でした。 僕は佐賀の平野が好きです。三次育ちの僕にとって、四方が山に囲まれているのが普通だったので、受験で長崎に行ったときにこの地平線を見てずいぶん驚きました。 有明海ですね。 干潟が拡がります。 長崎に着いたときにはすでに夕暮れでした。長崎駅はずいぶんきれいになっていました。 皮膚科の学会は1日目が終了した後に、立食パーティーがあります。名目上は懇親会といいますけど。初日の学会には間に合いませんでしたが、19時からの懇親会には何とか顔を出せるかと思ったら、なんと懇親会はグラバー園であるとのことでした。しかも、直接グラバー園に行っても学会受付はできず、一旦学会場に行って受付をしてからグラバー園に移動しなければならないようでした。 時間的に懇親会はあきらめました。普通に学会のあるホテルで懇親会をしてくれればよいのに…。いずれにしても、20時から大学の同級生と会う予定だったので、まぁそれはいいか。 ホテルにチェックインした後、少し休んで20時から旧交を温めに行きました。 どちらもK先生なので、一人はK田先生、一人はK山先生にします。K田先生とは15年ぶり、K山先生とは実に卒後21年ぶりに会いました。 近況や同級生の現状など話は尽きません。 あっという間に23時です。 この後2次会に行きました。 2次会が終わり、ホテルに戻ったのは3時半でした。もう、ホテルに新聞配達のバイクが来ていました。 お酒は好きですが、こんな時間まで飲んだのは、いつ以来だろう。おそらく10年ぶりくらいですかね。酔いが回って、最後は訳がわからなくなりましたが、とても楽しかったです。旧友というのは、よいですね。 翌朝はひどい二日酔でした。学会場まで酔い覚ましに歩いて行きました。 宿泊したホテルです。 中華街が近くでした。 途中このホテルを見て、27年前受験に来たときに泊まったホテルだったことを思い出しました。 ホテルの名前は変わっているようでした。 稲佐山ですね。 学会場では、頭が痛くてとても講演を聴いているどころではありませんでした。飲み過ぎです。 早めに長崎駅に行き、帰りました。 帰りのかもめです。 ピンぼけですが、海に見えているのが諫早湾の干拓のための堤防です。いわゆるギロチンといわれたヤツですね。 久しぶりの長崎ですが、わずかな時間なので満喫とまではいきませんでした。 しかし、懐かしい友人と会えたのは何より楽しかったです。 次はもう少しゆっくりと滞在したいです。 |
|
2015 09,07 09:42 |
|
不安定な天気が続きましたが、今日は秋晴れです。
朝夕はめっきり涼しくなり、本日からクリニックのエアコンをつけていません。昼には暑くなるかもしれませんが。 ここのところ、安保法制など政治的なことばかり書いてきたので、本日は反省して皮膚科のことについて。 皮膚科の治療の三本柱の1つが光線療法です。 光線療法は、太陽灯にはじまり、赤外線療法、紫外線療法などと進歩していきました。 現在、皮膚の治療で頻用されるのは、紫外線療法です。以前はUVAの照射が主流でしたが、現在はUVBの中から有害な波長を除いたナローバンドUVBという光線療法が主役ですね。 当院でも開院時よりナローバンドUVBの機器を導入しています。 ダブリンという、立ったまま照射できる機械です。開院した2年半前の時点では広島県で初の導入でした。(今は違います。) 屏風のように開いて使います。利点は、1回の照射で全身の半分に照射できますので、全身の皮疹でも2回の照射で治療が終わります。それから、縦型なので場所をとらないことも魅力です。 しかし、やはり欠点もあります。 アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)のように、全身に皮疹があるときにはよいのですが、白斑(はくはん)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)のように、皮疹の範囲が狭いときには治療がむずかしいです。皮疹の出ているところ以外を服や布で隠して照射するのですが、夏は暑いし、子供はジッとできないし大変ですよね。 もちろん、ちゃんと治療できれば効果はあります。 白斑(はくはん)です。昔は白なまずといわれていた疾患で、皮膚の色が抜けて白くなる疾患です。 ナローバンドUVBが最も効力を発揮する疾患ですね。当院の症例です。患者さんの同意を得て掲載しています。 ナローバンドUVBを11回照射しました。まずまず、色素の新生が認められます。 このように、お腹や背中の白斑なら現在のダブリンでも何とかなります。 しかし、顔面や手の甲になるとちょっと難しいですね。 そこで、ハンディタイプのエキシマランプの購入を決めました。 エキシマランプとは、308nmの単一波長を照射する機器です。 ちなみに、ナローバンドUVBは311-313nmの波長が含まれており、それをさらに純化した機械とも言えます。短時間で高エネルギーを照射できるため、治療時間は一瞬です。 プリズム状の照射部を押し当てて照射するため、小範囲の治療に適します。あるいは、小児のアトピー性皮膚炎のように、皮疹が掻いたところに散在するときにも照射ができますね。 もともとは、肝斑のレーザートーニング用のメドライトというレーザーを購入するつもりでした。当院の患者層からすれば、その方が収益に寄与しそうですが、やはり皮膚科である以上、適切な光線療法が提供できる方が大切と思い、エキシマランプの購入に踏み切りました。 医療機器は高いですね。購入価を明かすことはできませんが。 |
|
2015 04,16 08:50 |
|
カープは相変わらず打てませんね。
昨日はマエケンが完投しましたが、初回の1失点に泣きました。最近は完封しない限り、勝てないと思うことにしました。明日から、新外国人のシャーホルツが2軍戦に出場するそうです。昨年前半ののエルドレッドのように大爆発してくれませんかねぇ。 産経新聞の前ソウル支局長の出国禁止措置がやっと解除されました。昨日、韓国の駐日大使が「両国関係がよくなるシグナルの発信とも読める。一つの国でいいことをして、相手国がまた一つ何かをしてくれれば、首脳会談につなげることができる」と述べたそうですが、「一つの国でいいこと」って何ですかね。出国禁止措置を解除したことでしょうか?これは、もともと出国禁止措置を続けていたことが異常であって、解除してようやく正常になっただけです。つまり、マイナスだったものがやっとゼロになっただけで、別に「いいこと」でも何でもないですね。むしろ、これだけ長期間、解除を拒否していたんだから、なお大きなマイナスですよ。恩着せがましいとはこのことです。そもそも、首脳会談に応じないのは韓国側の事情ですので、日本の知ったことではありません。 さて、前置きばかり長くなりましたが、 当院のホームページのアクセスカウンターが100万件を突破したことに今朝気づきました。 アクセスカウンターはサーバーに設置していますので、人為的には数値を変えられない仕組みになっています。ですから、正しい数値ではあるのですが、おそらく閲覧数以外にGoogleなどの検索ソフトが舐めたものも拾っているのだと思います。そうでなければ、広島市の人口くらいの件数が閲覧したことになりますので。 とは言え、たくさんの方に見て頂いていることは、ホームページを作製している身としてはとてもうれしいです。現在も随時更新しようと考えているのですが、これがなかなか面倒でよほど気分が乗らないとやる気になりません。肝斑のページを作製するようにしてはいるのですが。 これを機に、連休までにページを追加するように頑張ります。 |
|
2015 04,06 08:36 |
|
昨日は呉の阿賀で開院される真田先生の内覧会のお祝いに行きました。
真田先生は4学年下の女医さんです。呉医療センターにトップで勤務し、この度地元で開院されます。名前が聖子なので、「聖」をとって「ひじり」皮ふ科にしたようですね。 妻や子供に一緒に行こうと誘いましたが、つれなく断られました。一人車で行くのはたいぎいので、バスとJRで行きました。 呉線の安芸阿賀駅です。労災病院の勤務以来、約5年ぶりに呉線に乗りました。 阿賀は呉と広に挟まれた町です。以前は開ノ内皮膚科があったのですが、閉院されてからは皮膚科のない町になっていました。 ここから31号線に少し歩くと、阿賀プラザがあります。 ここが阿賀プラザですね。この中で開院です。 エントランスです。 中に入ると皮膚科の先輩方がお祝いに来られていました。皮膚科は結束力の強い医局なので、このようなときは多くの先生がお祝いに来られたり、花を贈られたりします。 高路先生、田中先生、望月先生と白衣の先生が院長の真田先生です。 他にも石井先生、尾木先生、水野先生などがお祝いに来られていました。 開院して慣れるまでは、バタバタと大変だと思いますが、頑張ってくださいね。 帰りは田中先生に広島駅まで車で送って頂きました。ありがとうございました。 当院も、4/2で開院して2年が経過しました。 日常の仕事には慣れ、あまり刺激のない診療になっていますので、少し変化をと思い4月からイオン導入を開始しました。また、肝斑のレーザートーニングについても勉強し、5月頃にデモ機を借りて導入を検討しようと思います。 また、開院以来、同じスタッフで診療してきましたが、2月末、3月末に一人ずつスタッフが退職し、4/2から新しい看護師さんが加わられました。受付事務も募集していますが、なかなか応募がなく困っています。パートで週2-3日勤務のできる方おられませんでしょうかねぇ。 自宅も2週間前に引っ越しました。ようやく落ち着いた感じです。 昨日の朝は曇っていてきれいではなかったですが、雲海に近いものが見えました。 自宅からの眺望です。 沼田の平地が雲海に見えてきれいでした。こうしてみると、大塚やこころは高地にありますよね。 |
|
2015 02,12 10:06 |
|
気がつけば、1ヶ月半更新していませんでした。
こんなことでは、忍者ブログさんから削除されちゃいますね。 昨日は当番医でした。開院以来2回目の当番医です。 前回の当番は昨年の元旦でした。来院は49人とボチボチ切れない程度に診察しましたが、昨日の当番は非常にヒマで27人でした。 9:00-18:00に休憩なしで開けておいて、この人数では心が折れてきます。こんな寒い時期には皮膚科の当番医は必要ないのではないでしょうかね。先日の沼田ブロック会では小児科の当番医で200人受診があったと聞きました。夜9時頃まで診察されたそうです。これからしても、内科や小児科を開けてあげた方が患者さんの利便性が高いと思います。(これは医師会批判になるのでしょうか…そんな意図はありません。念のため。) さて、寒い日々が続きますが、それでも少しずつ春の息吹も感じられます。明らかに朝夕は日が長くなっていますよね。診察が終わる18時にはまだ少し明るい日もありますし、自宅を出る6時半には薄明かりが差すようになりました。 DIYリフォームを続けていた新居へも来月とうとう引っ越すことになりました。 できるだけ荷物を少なくするために、古くなったものを処分しようと思いますが、これがなかなか大変です。もう少し使えそうなものもありますし。以前はヤフオクに出品していましたが、梱包や郵送が結構面倒ですよね。 お金はいらないので、自宅まで取りに来てくれたりしないかなぁと思っていたら、ちゃんとそういったサイトがありました。 ジモティーというサイトです。 ジモティー広島版 県別でサイトが分かれており、ジモティーに出品したあとは個人交渉です。ヤフオクと違い、地域が限られていますので、直接の受け渡しが原則だと思います。 自宅まで取りに来て自分で搬出することを条件に無料にすれば結構反応があると聞きました。 まずは整理して、ジモティーを利用してみようと思います。 |
|
2014 12,26 08:31 |
|
昨日、いつも通り朝7時頃にクリニックに来てみると、一人の患者さんがドアの前で待っておられました。
手には何やら物々しいものが。 お歳暮だそうです。 焼酎「伊佐美」の一升瓶とそれが鎮座する木製の造作物。 これが優れものです。 傾けながら片手で手酌ができるという代物です。 12年前に全身の50%以上のやけどを負われ、大学病院で何度も手術をした方です。 右手に大きな障害が残りましたが、この手酌機を考案し、おいしいお酒が飲めるようになったそうです。そのため、僕用にも手酌機を作って頂きました。 こういうプレゼントは何よりうれしいです。 これなら寝酒も大丈夫ですね。バックアップ材か何かでアダプターを作れば、五合瓶にも使えそうです。 正月のプチ同窓会を今年は我が実家で行いますので、その時披露しなければ。 |
|
2014 12,09 08:49 |
|
先週からの大寒波で、日本中あちこちで大雪です。普段、雪とは縁遠そうな四国での大雪にはびっくりしましたね。
こころも吹雪くほど雪が降りました。道路に積もるほどではなかったですが。 12/6の朝と夕方には吹雪のように降っていました。 屋根はうっすら雪化粧です。 こころの北西には高い山が連なっており、北西の風がこの山に当たって雪を降らせるんでしょうね。気温はだいたい安佐南区の平地から-3℃になります。天気予報は広島南部ではなく、北部を見ないと痛い目に遭うことがあります。 当院の入居するゆめビルは2F、3Fがクリニック用に設計されているようです。 もちろん好きな場所を自分で選ぶわけではありません。ビルのオーナーがどの科がどこに入るかを決めた上で設計されています。ですので、皮膚科は最初から東南の場所をあてがわれました。 これは科の特性を考えられているんでしょうね。例えば、歯科や耳鼻科はあまり窓がないところがよさそうですし。 東南側は明るくてよいのですが、反面窓が多いため寒いです。天井にエアコンが7台ついていますが、それでも足下は寒いです。 診察室から処置室には6個の窓が並んでいますが、ここから冷気が漂います。ロールカーテンでは冷気は全く防げませんね。 そこで、窓に断熱シートを貼ることにしました。 ナフコで購入、1個1000円くらいでした。 横方向に小さな気泡の列が並んでおり、これで冷気を遮断するようです。窓に霧吹きで水をかけて、その上から圧迫するだけで終わりです。余分なところは壁紙貼りの要領でカッターナイフで切ればOKです。 少しみすぼらしいかなと思いましたが、貼ってみるとそうでもなさそうです。 しかも、目隠しになってよさそうです。これまで透明なガラスのため、外から見えないように常にロールカーテンを下ろしていました。その必要がなくなり、部屋が明るくなりました。 しかも、断熱効果は明らかに実感できます。これまで、窓の周囲はひんやりとしていましたが、それを感じなくなりました。とりあえず、3つの窓に貼ってみましたが、残りの窓にも貼るつもりです。 これで寒いこころの冬を乗り越えられればよいのですが。 |
|
2014 12,02 08:26 |
|
電子カルテに向かって診察をしていると、1日でどのくらいタイピングしているのでしょうね。
電子カルテのダイナミクスはソフトのみの提供なので、ハードは自分で用意します。当院ではPCはすべてDELL、モニターはEIZOとNECです。キーボードはPCに付属しますので、すべてDELLのキーボードを使用していましたが、診察室のキーボードのエンターキーが消耗してブラブラしてきたので買い換えることにしました。 これまで使用しいていたDELLのキーボードです。あちこちが消耗してきました。 以前から、アプライドとかでえらい高いキーボードがあることが気になっていましたが、調べてみると、キーボードにも色々あって2000円前後のキーボードはメンブレンタイプと言われるものだそうです。それに対して、高級キーボードではメカニカルタイプや静電容量無接点方式が採用されています。メカニカルタイプではFILCOやロジクール、Corsairが、静電容量無接点方式では東プレ、PFUが有名のようです。東プレのキーボードは高いなぁと思っていましたが、そういう訳でした。 せっかくだから、少し高級なキーボードに変えてみようと思い、ヤフオクでFILCOのメカニカルタイプのキーボードを購入してみました。 型番:FKB108M/JB、商品名:マジェスタッチ。ヤフオクで中古で購入しました。 触ってみてまず思ったのが、重いです。これまでのキーボードと比較すると、3倍はあるでしょうか。キータッチはかなり軽いです。ストロークは深く、あまり力を入れなくてもタイピングできます。感覚的にはだいぶ違いますね。不思議ですが悪くない感じです。 一つ、難点はチャカチャカと音がうるさいですね。診察ではいかにもタイプしているという音がして、それはそれで悪くはないと思いますが、夜に自宅で使うと家族から苦情が出そうな音です。 価格.comの評価は悪くないようです。しばらく使い込んでみますが、次は静電容量無接点方式のキーボードも使ってみたいですね。 今朝のこころは雪でした。とうとうそんな季節になりましたね。 |
|
忍者ブログ [PR] |