第1話を見た感想を前回書きました。しかし、第2話をみると、二百三高地攻略の話はかなりいい感じでした。昨日はざっとしか見られなかったので、また録画をゆっくりみたいと思いますが。 一つ原作と読み比べて思うことがあります。原作では、児玉源太郎が第三軍の司令部に出向いてきて参謀の伊地知と対面し、大本営の批判をする伊地知に対し、「お前は、女か」と一喝するシーンがあります。その後に「参謀の責任を放棄するなら、敵将のステッセルのところに行って、貴官が強すぎるとなじってこい…云々」の台詞につながります。ところが、第2話をみると前の「お前は、女か」という台詞は抜けていました。きっと、NHKが女性蔑視ととられることをおそれて敢えて使わなかったんでしょうね。しかし、ドラマ名を「坂の上の雲」と原作と同じにするのなら、原作を忠実に再現してもらいたいですね。「女々しい」という日本語が存在する以上、決しておかしな表現ではないはずです。 このことだけではないですが、近年は「言葉狩り」が横行し、いちいち言葉に気を配りすぎると思います。もちろん不適切な表現は問題ですが、それだけのことで政治家が辞職しなければならないかって思うことがしょっちゅうあります。 鉢呂前経産相の「死の町」発言など、何が問題なのでしょうか。事実を言って問題視されるなら、誰も真実を話せませんね。 脱線してしまいましたが、それはそれとしてHNKの坂の上の雲はよくできた作品だと思います。あと2話で終わるのが、何とも残念です。 そういえば、本日二百三高値をBS放送でやっていますね。坂の上の雲のコマーシャルも兼ねているのでしょうが。
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