2015 10,08 10:38 |
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昨日で広島カープの今年の全日程が終了しました。
ご存じのように、結果は4位。クライマックスシリーズの出場も勝率5割も逃しました。 思えば、昨年も巨人との最終戦を勝てずに、クライマックスシリーズの地元開催を逃しました。 さんざん言われていることですが、どうもここ一番の大勝負に勝ちきることができません。 昨日は休診日でしたが、高陽のとある老人施設に初めての往診に行きました。当院からは遠方なので、往復約2時間ラジオを聞きつつ車で移動しましたが、おはようラジオといい午前さまさまといい、カープの話題一色でしたね。もちろん、勝つことを前提に盛り上がっていました。泉水はるかさんの始球式の話題でもかなりいじられていましたが、まさか、負けるなんてまったく頭になさそうでしたね。でも、こういうときには、得てしてイヤな予感があたるんですよね。 昨日の試合に関しては、わずか1安打ですから、采配も敗因もあったものじゃあないですね。 強いて言うと、なぜ大瀬良かということですかね。その前のヤクルト戦でも結構連打を浴びていましたし、ジョンソンも黒田もいるのに何故??て意見が多いようです。 今年はチームの事情から大瀬良を後ろにまわしたため、やはり大瀬良に遠慮があるんでしょうか。それもさることながら、緒方監督の脳裏には先のことがあったのだと思います。クライマックスシリーズに行くことになったときには、初戦にマエケンは使えません。そうなると、ジョンソンか黒田かを温存しておかないといけないという意識ですね。ですが、昨日の試合を勝たない限り、そのCS自体がなくなるのだから…てことですが、そこが緒方監督のまじめなところじゃないでしょうか。 緒方監督は鳥栖高校の出身ですが、かなり成績もよかったそうです。というのも、母校の長崎大学医学部の同級生に緒方監督と同じ鳥栖高校の出身者がおられ、しかも、高校3年生のときには席が隣だったようです。その人から緒方監督の高校時代のことを聞きましたが、成績優秀でまじめだったそうですね。 そのまじめさが災いして、後先考えないその場限りの大勝負に打って出ることができないのではないでしょうかね。これは、人間としてみたときには美徳かもしれませんが、勝負師としては致命的ですね。ふと、日露戦争の旅順攻撃のときの乃木希典が頭に浮かびました。戦力を逐次投入し続けてどんどん犠牲者を増やしたアレですね。乃木さんもまじめすぎて、奉天の決戦を意識し続けた結果だったんでしょうね。 話がそれましたが、緒方監督はこのまま続投のようです。来年はマエケンがメジャーに行き、黒田の先行きも不透明で、戦力は大幅にダウンしそうです。ここを采配でどう乗り切るか、緒方監督の手腕にかかっていますね。期待しましょう。 PR
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