2015 10,15 12:00 |
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昨日、今日は寒いですね。
とうとう窓を閉めっきりで診療するようになりました。昼になるとちょっと暑くなりますが、エアコンをつけるほどではないし、光熱費が安くなって助かります。1年中こんな気候が続けば、原発の再稼働をしなくてもよいのかもしれませんが、そうもいきませんよね。 最近のニュースでは、ラグビーの快進撃を除けば、マイナンバー&軽減税率に関連するものが目に付きます。 まだ、マイナンバーの通知は届いていませんが、今後スタッフの給与を支払うときにはこのマイナンバーが必須とのことですね。 僕自身、マイナンバー&軽減税率について知識が多い訳ではありませんが、かなり興味があります。 マイナンバーについては、厚労省のアウトローな役人が収賄で捕まったり、情報漏洩の問題が懸念されたりで、どちらかというと肯定的な報道は少ないように思います。もともと、国民総背番号制と揶揄されていたように左巻きの中では国家に管理されるようで嫌悪感があるのでしょうか。 報道では、色々なことが言われています。 おもしろいのが、マイナンバー不況ですね。 給与を払う際には必ずマイナンバーを記載する必要があるため、これまで本業以外にバイトをしていた人などは、バイトの給与が本業の職場にばれる心配があります。兼業を禁止している職場は多いでしょうから、当然バイトを止めることになりますよね。このようなケースが多いのは、いわゆる風俗業だそうです。キャバクラなどの軽い風俗は一般職の女性が意外と多いようですね。 これらの方が、一斉に夜の町からいなくなると、それ目当ての男が飲みに行かなくなり、消費が減る。その結果、不況が訪れるということだそうです。 どーなんでしょう。あるような、ないような話ですけどね。いずれにしても、風俗嬢を守るためにマイナンバーを批判するというのは、筋が違うと思いますけどね。 ただし、学生でアルバイトをしている場合は困ったこともありそうです。例えば、親元を離れている大学生が一生懸命にアルバイトをして生活の足しにしているなんてことは、ほとんどの家庭がそうだと思います。これまでは、複数のバイト先からの少額ずつの収入なら、親の扶養控除に影響することはなかったと思いますが、これからはそれもマイナンバーで通知されますので、税務署が知るところになります。そうなると、親は扶養控除を受けられなくなり、結果として税金が上がることになります。 僕自身、貧乏学生で、かなりアルバイトで稼がせてもらった口ですので、この点はちょっと気になりますね。ただし、僕の解釈が正しいかどうかには責任が持てませんので、鵜呑みにせず各々で調べてみてください。 ただ、これらの点を考慮に入れても、マイナンバーは必要ではないかと思います。 ひとつは、生活保護の不正受給が防げるという点です。額としてはたいしたことではないでしょうが、やはり生活保護は最後のセーフィティネットですから、不正は徹底的に防がないと制度の存続に関わります。 次に、課税をしっかりできるという点です。あわせて、ある程度は脱税を見抜けるという点ですね。このことは先の述べた学生のバイトの話ともかぶります。また、申告漏れをチェックする作業が飛躍的に合理化されますので、これまで見逃されていた少額の収入にもしっかり課税されるのではないでしょうか。二重扶養も見抜きやすくなると思います。 こんなことを書くと、お前は税務署の手先かと言われそうですが、やはり税金とは広くみんなで負担することが原則です。その前提であれば、金持ちから多めに課税するのは当然ですが、課税逃れがあるのなら、まずはそちらから正していくのがあるべき姿と思います。 ただし、マイナンバーの本当の目的はやはり国による個人資産の正確な把握なんでしょうね。数年後には、銀行口座とマイナンバーがヒモ付けされるようですし、ゆくゆくは資産税なんてものが導入されるんですかね。そうしなければ、この莫大な国の借金をどうにもできないということなんでしょうか。 長くなったので、軽減税率については別の機会に書きたいと思います。 PR
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