2017 04,25 07:54 |
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今日で49歳になりました。
40歳台もこれからの1年で終わりです。特に何の感慨もありませんが、ここまで元気で生きてこられたことにまずは感謝ですね。 誰でもそうでしょうが、最初に老いを感じるのは「目」ですよね。40歳になった頃から夜に近くが見えにくくなったことに気づきました。夜釣りをしてて、針に糸が結びにくいなぁと思ったのが最初です。 いまでは、すっかり老眼です。もともとド近眼ですので、メガネを生活用と診療用の二つにしています。それでもそろそろ怪しくなってきたので、中近両用を作らないといけないかと思いながら今に至ります。手術やレーザーなどの細かい作業はルーペをかけますし、小さい皮疹はダーモスコピーで拡大してモニター上でみますので、その意味では技術の進歩に助けられていますね。 そして、あちこちが痛くなります。キーボードの打ち過ぎでテニス肘になったり、座る姿勢が悪いのか背中が痛くなったり、夜にやたら寝違えたり。 そのため、自分へのプレゼントとしてマッサージチェアを買いました。 クリニックに置けば経費で買えるのかとも思いましたが、待合室が狭くなりますのでやめました。自宅のリビングに置いています。 フジ医療器のAS-1000という製品です。価格ドットコムで評判がよいのでこれにしました。 使った印象は、、、こんなもんですかねぇ。ここっていうところには手が届かない感じです。使い方に問題があるのかもしれませんが。 4月25日を調べてみると、 たいした出来事はないですね。同じ誕生日の人もあまりパッとしませんね。おっと思うのは、アルパチーノくらいですか。 ただ、僕の中で4月25日で一番ぐっとくるのは、 新撰組の局長 近藤勇が斬首された日ということです。 戊辰戦争、甲府戦争に敗走した後に千葉県の流山で投降し、そこで4月25日に斬首されました。 しかも、1868年です。つまり、僕の生まれた1968年4月25日の100年前の同日になります。 高校生の頃にこれを知ったときに、僕はきっと近藤勇の生まれ変わりだ、なぁーんて思いました。将来、芸名を名のるようなことがあれば、勇にしようなんて。 でも、後になって、この4月25日は旧暦であって現在の暦に直すと5月17日になるって知って、ガッカリしましたが。 まじめな話で4月25日を考えると、尼崎のJR脱線事故から12年です。 産経新聞は大阪が本社なので、この事故の関連記事が多いです。現在も事故の後遺症を抱えながら生活されている方がたくさんおられることがよくわかります。 12年前は大学病院に勤務していました。事故が月曜日だったことを憶えています。というのも、毎週月曜日の午後は中電病院でレーザー外来を担当していましたが、その通勤中にRCCラジオの午後イチという番組内で第一報を聞きました。当時は、現在おはようラジオ担当の本名さんが、午後イチのパーソナリティでしたね。最初はちょっとした列車事故って感じでしたが、診療が終わって大学病院に帰る頃には大惨事に変わっていました。 この事故はJR西日本の体質を問う事態にもなりました。法的には社長以下全員が無罪になったと思います。民事ではまだ上告中の裁判もあるかもしれませんが、いずにしても罪を問うことは難しいのではないでしょうか。 事故原因では、JR西日本の課している厳しい日勤教育、過密ダイヤ、自動列車停止装置の無設置など色々取りざたされましたが、そうはいっても一番の責任は運転手にあると思います。常軌を逸した速度超過が主因でしょうが、色々なストレスで煮詰まり死なば諸共という精神状態になったのでしょうか。そこにどんな意図があったかは、今となってはわかりません。 そういう精神状態に追い込んだ責任がJR西日本にあることも事実ですが、あれだけの大企業が従業員一人一人の精神状態まで管理できないこともまた事実です。もちろん、運転手が死亡しているので、遺族や被害者としてはJR西日本の責任を追及することも必然ではありますが、こうした社員の不始末に会社組織のトップだからといって歴代社長が告発されるのは酷なようにも思います。 その一方で、最近特に思うのは、森友学園が気の毒でなりません。 小学校開設の認可が取り消され、幼稚園も保育士の確保ができず業務改善命令がでています。最近では民事再生法が申請されたようです。 散々、マスコミで騒ぎ回され国会で喚問まで受けたこの問題ですが、そうまでするような話だったのでしょうか。元を正せば、国有地の払い下げに安倍さんが関与していると民進党が睨んで始まったことですが、大山鳴動して鼠一匹とい印象をぬぐえません。 同じ証人喚問というと、2005年のヒューザー、姉歯の構造計算書偽装問題を思い出します。あれも散々騒いで、一部のマンションでは建て替えにまで至りましたが、結局建て替えていないマンションも東日本大震災を難なく耐えたとのことです。一体何の騒ぎだったのか。 僕も個人事業主の端くれとしては、籠池さんの無念さがよくわかります。事業計画を立ててお金を工面してやっと外枠ができたところで、診療許可が下りず借金だけが残った自分を考えると気が狂うかもしれません。それだけのことが起こったのに、籠池さんは比較的冷静で、毅然とされており、立派だなぁとさえ思います。あの奥さんはいただけませんが。 建設費の見積もり偽造など違法行為もあるのだと思いますので、そこはちゃんと裁きを受けるべきでしょうが、あの小学校は何とか開設できる方向に持って行けないのでしょうか。立派な建物だし、理念もしっかりしている(ように僕には思える)ので、なんとももったいないと思います。 PR
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