2022 09,08 08:36 |
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続きです。
ここにきてカープが5連勝。 床田の故障以来、戦力が下がる一方でしたが、遠藤、玉山、森と今ひとつ~3つの選手が復調してきましたし、中継ぎの矢崎も好調です。 阪神とのゲーム差は1です。正直、これだけヤクルトが独走だと、クライマックスで勝って日本シリーズに出場などおこがましいとも感じますが、制度は制度。 クライマックスシリーズ目指して頑張ってほしいですね。 さて、医療脱毛の続きです。 医療脱毛をやっていると、結構同業の人たちからも、さぞ儲かるだろうと言われます。 その実は、全然そんなことないです。 というより、総合的な収支はほぼトントンですね。 当院の脱毛レーザー機器。ミニジェントルレーザーです。 正式には、ロングパルス型アレキサンドライトレーザーという分類です。 すでに、9年以上使用していますが、特に故障することもなく稼働中です。 調子はすこぶる良好です。 なぜ儲からないかというと、それはひとえにランニングコストが高いからですね。 うちの脱毛レーザーは皮膚がダメージを受けないように、冷却ガスで皮膚を保護してからレーザーで毛根を破壊する仕様です。 この冷却ガスがお高い。1本15800円(+税金)。だいたい6000発分です。以前は、まとめ買いできたので、1本あたり6000円くらいで購入できましたが、現在は円安の影響なのか本数が制限されています。 冷却ガスです。DCDキャニスターという名前です。以前はよく冷却ガスが結合部で凍って、レーザーがストップしていましたが、最近は改良されたためかそういった不具合はおこらなくなりました。 右下の箱に15本入っています。左のボンベは使用後です。 それから、レーザーの照射口にカートリッジを付けて治療しますが、そこにガラスウインドウを付ける必要があります。 これが、数人照射すると真っ黒に焦げてくるため、交換しなければなりません。 特にひげの濃い人の脱毛では、破壊されたひげの一部がウインドウに付着し、ひどいときにはひとりごとに交換が必要です。 以前は、1枚500円以下でしたが、現在は1000円くらいしますね。 こういった箱に入ったものを購入します。 一箱25枚入です。 それ以外に、レーザーのメンテナンスを1回/年でお願いしています。これが交通費込みで5万超ですね。 保守契約を結ぶこともできますが、それだと30万円/年くらいです。 このように、脱毛レーザーは何かとランニングコストが高いのです。 ですので、治療の人件費を考えると、全く儲かるものではありません。 よく、ひげ脱毛500円とか大手の美容整形外科では宣伝していますが、あれで利潤がでるとは全く想像できません。そのからくりを教えてほしいですね。 なんで、儲からないのに続けているのか? レーザー機器があるから、、、と言ってしまえばそれまでですが、ひげや他の毛が薄くなったと喜ばれるのがうれしいからとも言えますね。承認欲求が強いので。 ただし、この脱毛治療も長くは続けられないと思います。 先日メーカーの方がこられ、10年を経過するとレーザーのパーツが供給できず修理ができないと言われました。つまり、次に何かしら大きな故障を生じるともう治療の継続は困難と思います。 その時はどうするか、、、新しいレーザーを購入する手もありますが、正直僕もスタッフも年をとったのでそのモチベーションはわきません。しかも、同メーカーの現行機は大きすぎて、現在の場所に収まりません。 これも今後の大きな課題です。 PR
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