2017 09,26 07:34 |
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とうとう安倍首相が衆議院の解散を表明されました。
「国難突破解散」だそうです。 野党は「大義なき解散」、「疑惑隠し解散」といいながら自民党の党利党略を強調していますが、そもそも衆議院の解散は首相の専権事項ですので、政権与党に一番よいと思われるタイミングで解散権を切るのは当然のことです。解散を批判している野党も結局は自分たちに都合が悪いという「党利党略」で批判しているのだから、批判に大義はありません。 ただ、、、選挙ってお金がかかりますからね。国民の血税を使って、あまり安易に解散をされると、ちょっとねって気にはなりますね。 しかも、消費税の使い道を変えましょうということですからね。僕には財政規律を棚上げにして、若い世代へもお金をばらまきましょうと言っているように聞こえますね。 若い世代に投資するのは大変重要だと思いますが、それなら現在のパイの中でお金をやりくるするのがあるべき姿と思います。つまり、高齢者に少し我慢してもらって、その分を若い世代に振り分けることです。例えば、ホリエモンが提唱しているベーシックインカムを導入なんていいですね。究極のばらまきに聞こえますが、その実は現在の社会保障を一旦御破算にして、再構築しようということです。 こういった抜本的な改革をしない限り、消費税の増税分をばらまいて借金のみが膨らむ結果になるのではと危惧します。 僕は安倍首相を好きですが、どうも自民党を完全に支持できないのはこういった点ですね。 前回のブログで不倫と政治家の資質について書きましたが、図らずも二人の女性議員が記者会見に応じました。豊田さんは不倫じゃあありませんが。 僕はこの二人の女性議員を結構同情的です。 ですが、山尾志桜里さんと豊田真理子さんを同列に扱うのはどうなのかとも思います。 豊田真理子さんについては、ちょっといじめすぎではないでしょうか。「この、ハゲェ~」という言葉があまりにも衝撃的だったのと、彼女の独特の風貌とが重なって話題性はたっぷりでしたが、秘書を叱るなんて全く日常的なことだと思います。暴行疑惑も取りざたされていますが、大の男が普通の女性に叩かれたくらいで暴行って言ってたら、世の家庭の妻の多くは傷害罪で立件されるのではないでしょうか。 もちろん誉められた言動ではありませんが、それ以上にこの秘書が大問題です。公設秘書は公務員ですし結構な年収をもらっているはずです。それが、ボスの声を録音してさらに週刊誌に売り込むなんて、守秘義務違反も甚だしい。ホリエモンが「この秘書は相当変わった人のようです」って昨日のサンデージャポンで言っていましたが、怒鳴られてもしょうがないようなところがあったんじゃあないでしょうか。 不出来な部下を怒鳴るってことは、良いか悪いかは別としてしかたがないことです。僕だって、怒鳴られてきたし、怒鳴ってもきたし。あまりいじめないであげて欲しいですね。 しかし、豊田さんに今ひとつの覚悟があったならば、逆境を挽回する起死回生のウルトラCがあったのに。 それは、完全に頭を丸めて会見することです。それもツルツルにそり込んで。 そして、毅然として言ってやればよかったと思います。「秘書を叱るのは国会議員として当然のことです。この点には一点の反省の余地もありません。ですが、整容的な欠点(ハゲ)を誹謗中傷したのは私が間違っていました。そのため、お詫びをこめて自分がハゲになって出直します。」 そこまでやれば、きっと潮目が変わり、批判が賞賛に変わったと思うのですが。誰か助言しなかったのかなぁ。 ここでマルコメにして、会見しておけばねぇ。全く惜しいです。 山尾さんについても政治家の資質は不倫なんでことで決まらないと思うのですが、ただこの方はもともと「保育園落ちた。日本死ね」から有名になったので、どうしても子育て世代の代弁者という印象が強いです。そこを不倫では、世の母親を裏切った悪印象はどうにもぬぐいがたいかもしれませんね。 お綺麗な方ですし弁護士の資格もあるので、一旦政治から離れてほとぼりが冷めた後にコメンテーターからやり直された方がよいのではないかと思います。 小池新党が「希望の党」になるようです。 一番影響を受けるのは、実は日本維新の会ではないかと思います。党のイメージが似てますからね。党首はどちらも国会議員ではなく「首長」ですし。 橋下さんのテレ朝の番組は昨日の夜で終わりました。橋下さんが少し自由に動けるようになるのなら、日本維新の会の党勢挽回のために奔走して欲しいです。そして、いずれは「橋下首相」を見てみたいな。 PR
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