2017 10,02 13:40 |
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デスノートといっても、あの大ヒットした漫画&映画ではありません。
読売新聞によると、未来の党にはデスノートがあって、若狭さんが民進党の候補に〇、△、✕を付けたあと、さらに小池さんがそのノートをチェックしているそうです。小池さんにより、〇→✕に変わった人もいるそうな。デスノートに✕がついたからといって死ぬわけではありませんが、政治家にとって落選とはある意味死に等しいのかもしれません。 まさに世は小池劇場ですね。 誰がこの事態を予測できたか。 いや。おそらく影で絵を描いた人がいるはずですね。 少なくとも細野さんはこの流れを意識して早めに離党したはずです。 もしかすると、前原さんと細野さんは事前に申し合わせをしていて、前原さんが民進党の党首になった時点で行動にうつしたのかもしれません。 そして、その影には小沢一郎が、、、、って、それはあまりにドラマティックすぎますね。 でも、確かにもう民進党は死に体でしたので、起死回生にはこの手しかなかったかもしれません。前原さんは、おそらく前々より党内左派を苦々しく思っていたでしょうから、一掃するよい機会ととらえても不思議はありません。ご自身は今後十字架を背負って議員を続けることにはなるのでしょうが、これで歴史に名を残せることは間違いないと思います。 僕はこの一連の政変を非常に好意的にとらえています。 希望の党がどの程度の議席を取るかはまだ未知数ですが、100-150議席ぐらいはとるのではないでしょうか。 キモは、希望の党は改憲を党是にしているということです。 憲法改正の発議には国会議員の2/3以上の賛成が必要ですが、自公、維新で2/3をかき集めて発議しても、このままでは国民投票で否決される可能性が高いと思います。国会で発議されたとたんに、マスコミがこぞって改正反対を報道して何となく反対の世論が形成されてしまうからです。 ですが、2大政党がどちらも憲法改正に賛成であれば憲法改正は既定路線になります。あとはどこをどう改正するかの中身の問題です。こうなると、マスコミも頭から憲法改正を批判できなくなりますし、もっと中身のある議論ができるようになると思います。 やはり憲法改正などの国の根幹に関わることは、賛成と反対が拮抗した中で決めるのは無理と思います。ドイツの憲法改正だって2/3の賛成が必要ですが、すでに60回近く改正しています。これは、政党間で話し合って憲法改正の合意をすりあわせて絶対多数で発議するからでしょう。 日本の政党にはガチガチの左派がいて、さらに中道左派がいて、さらに憲法9条を神聖化するバカなマスコミと一定のインテリ層がいて、、、このままでは正面衝突を繰り返しながら改正へのいばらの道を進むしかありませんでした。 しかし、この度希望の党が多数の議席を確保すれば、勢力分布が大きく変わります。国会の大勢を保守が占めることとなり、国会に一つの大きな筋が通るようになります。 看板の掛け替えとか選挙目当ての打算とか色々批判はありますが、ここは憲法改正の一点に限って評価すべきではないでしょうか。 PR
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