2015 06,11 17:22 |
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昨日は休診日でした。釣りに行こうと思っていましたが、前日妻と大げんかをしたため、釣りに行きにくくなりました。
そのため、釣りはやめて、自宅でテレビ。録画したまま見ていなかった、5/30の朝まで生テレビを見ました。 タイトルは「激論!"沖縄基地問題"と日本」でした。 動画は下で見られます。 パネリストは田原総一朗さんに向かって左側に基地反対派、右側に基地容認派、手前に中間派?という何時もの構図でしたが、左側の中に小林よしのりさんがいました。この人、最近はあまり見かけていなかったけど、いつの間にか左巻きになっちゃったんだ。そう言えば、安倍さんや小泉さんをこっぴどく批判しているし、敵の敵は味方ってことかなと思いました…が、そうではなかったようです。 沖縄の基地問題には、相当辟易しています。 純粋に考えると、沖縄にこれ以上基地の負担を押しつけるのは忍びない気になります。しかし、本質はそこにないですよね。 沖縄経済は基地に大きく依存しています。基地があることで8年間で2兆4000億円以上の振興予算が沖縄に支払われています。その他、軍用地料、軍関係消費、軍雇用員給与などを含めると沖縄は基地なしにやっていくことは難しいのが現実です。だって、自主財源は25%しかないんですから。 それなのに、沖縄は基地反対を声高に訴えます。これは、道路工事の立ち退きの時にできるだけ粘って値をつり上げるのと同じように見えます。そのために、軍関係収入が県全体の5%にすぎないと公言し、あたかも基地なんてなくなってもたいしたことはないといわんばかりですが、この5%の中には前述の振興予算などは含まれていません。実情は、基地があっての沖縄経済であることを、多くの国民が気づいているのではないでしょうか。 こういうことは、なかなかメディアでは取り上げられません。ほとんどが、沖縄かわいそう論ですよね。でも、この朝まで生テレビではかなりこのあたりが掘り下げられていました。 しかも、掘り下げた人は前述の小林よしのりさんでした。もう一人、沖縄大学准教授でトリニティという会社の社長である樋口耕太郎さんという人もなかなか正論を言っておられ、感心しました。座っているところが、左翼の中だったので、小林よしのりさんもその一味かと思い、本当に失礼しました。アメリカを追い出して日本のみで防衛すべしという意見には、理想とは思いますが現実性がないですけどね。 最後のあたりで小林よしのりさんが言われた言葉が印象的でした。 「本当に翁長知事が政府を追い詰める方法が一つある。それは、振興予算の3000億円を突っ返すことだ。その上で基地はいらないと言えば、政府は本当に慌てふためく。その覚悟がないなら、何を言ってもダメだ。」って感じでしたかね。ディテールは異なるかも知れませんが。 まさにここだと思います。その覚悟がなくては、何を言っても人の心には響かないと思いますね。 ちなみに、リンクした動画をみると、見所は、1:08、1:21、1:29-34、2:00-03、2:25あたりですかね。なかなか、小林よしのりさんと樋口さんがいいことを言っておられます。是非、ご覧あれ。 PR
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