2016 06,15 15:58 |
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今日は朝から往診のはしごで、15:40にようやく終わりました。冬のヒマな時期は特段辛くもないですが、夏になると少ししんどいですね。
クリニックに帰ってヤフーをみると、とうとう桝添さんが辞表を出したようです。 別に桝添さんを擁護するわけではありませんが、最近の報道はやや行き過ぎと思います。 以前、甘利さんが辞職するときに、政治家の資質と汚職は分けて考えるべきではないかと書いたことがあります。 過去のブログ その思いは今も変わりません。 ましてや、この度の桝添さんの問題は、法的には違法ではありません。 たしかに、セコい。振り返ってみれば、書道の道具くらい、子供の本くらい、家族旅行の代金くらい、ポケットマネーで払えよって意見はよくわかります。 ですが、政治資金というものは、票の買収行為に使われたのなら違法ですが、極端に言えば遊興費に使われても、それ自体は違法ではありません。すべてパチンコですっても、「パチンコ中毒者の調査を身をもってやってみた」と言えば、それはそれで通ってしまうということです。 それがよいかどうかは別の問題として、法を犯したわけでもない人間をこれほど朝野をあげてこき下ろすのは、いくらなんでも異常ではないかと思います。 このあたりは下のサイトにも意見が載っています。僕と同意見ですね。 「舛添叩き」が衆愚の極みである理由一連の問題を報じ、焚きつけているのはマスコミです。 連日連夜テレビのニュースで桝添さんがいかにセコいかを流し続けて、世論を作り出します。そして、最初は及び腰だった東京都議会もとうとう桝添さんの首を取りに行かざるを得ない状況になってきました。 都知事選を行うと、50億円の費用がかかるそうです。 桝添さんが辞表を提出したからいいようなものの、もし桝添さんが都議会を解散したら、都議会選挙→新しい都議会議員で再度不信任を可決→桝添さん解任→都知事選という可能性もありました。そうなると、100億円以上の費用がかかるそうです。 貴重な税金をこんなに浪費してまで、東京都民は桝添さんを辞めさせたかったんでしょうかね? そんなに許せなかったんでしょうかね? どうも、マスコミに踊らされて、何となくそういう意見に流れてしまっただけではないかと思います。もっと、冷静に考えられないものでしょうか。 韓国のことわざに「川に落ちた犬は、棒で叩け」というのがあるそうです。もともとは、魯迅の「打落水狗」という言葉を曲解したもののようですが、弱った人間にはとことん追い打ちをかけろというようなことでしょうか。 日本には。「武士の情け」というような、慈悲の気持ちがあると思うのですが。 少し残念ですね。 PR
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