2016 04,27 07:49 |
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新井貴浩が昨日のヤクルト戦で2000本安打を達成しました。
とりあえず、おめでとうございますとは言いたいです。 しかし、心情的にはやや微妙ですかね。 やはり、引っかかるのは阪神への移籍です。 いつまで過去のことを引きずっとるんじゃ、どんだけ心が狭いんじゃ、と言われそうですが、確かにそうなのです。心が狭いんですね。 Wikipediaにも発言が時系列で乗っていますが、簡単にまとめると、 ○2005年、フリーエージェント (FA) について「一つのチームで選手生活を終えるのが理想」「FA? そんな選手じゃない」と発言。 阪神では、わざわざ「阪神の四番」という本を出版し(といって、おそらくゴーストライターでしょうが)、移籍理由を金本にひっかぶせるという、どうにも僕には容認しがたいです。 もちろん、FAは選手の権利ですので、移籍自体は何ら責められるものではありません。例えば、僕のような医師は元気でさえいれば何歳まででも働けますし、お金も稼げます。プロ野球選手は短い選手生命の間に一生分の収入を上げておかなければなりません。突然の不振になることもあれば、怪我もあります。ですので、自分が高く売れるときに、その権利を行使するのは当然ですね。 ですので、移籍するならするでゴチャゴチャ言わずに、さっとすればいいんです。 たとえば、江藤、金本、大竹に関しては、まったく恨みはありません。あまり好きではないですけどね。川口は新井ほどではないけど、スッキリしません。移籍したあとに、妻の父親が熱烈な巨人ファンだったからなんてことを、何かの番組で長々と言っていました。そんな言い訳せずに、お金のためと開き直った方がよっぽとこちらも納得します。 しかし、カープファンの新井への歓迎ぶりを見ると、カープファンも変わったなぁと思います。というよりも、カープが人気球団になったということかもしれません。 昔、阪神が弱く万年最下位だった頃に、「阪神ファンはダメ虎が好き」なんていわれることがありました。大学時代にも関西出身の同級生は決まって阪神ファンでしたが、実際に野球が好きかと言えば阪神の選手についてほとんど知識はありません。巨人ファンの多くも似たようなものですね。 これは、本当に阪神が好きなのではなく、阪神ファンの自分が好きなんだと思います。 昔のカープファンは本当にカープが好きでしたよね。カープの話題になれば、いつまででも話が尽きないように。だから、カープが弱いと頭にくるだけに応援しなくなるし、球場にも行かなくなるのが、カープファンでした。 こういう、昔気質のカープファンにとっては、新井の2000本安打はやや複雑なのではないでしょうかね。僕だけじゃないと思うのですが。でも、これだけ受け入れられているのは、カープが人気球団になり、カープに貢献してくれるなら昔のことは気にしないというファンが大半になったということですね。それはそれで、よいことだと思います。 昨年、元就というRCCの番組で、アンガールズの田中が新井のことを、「ちょっと納得できん!」と言っていましたが、これこそカープファンと思ったのは僕だけでしょうか。 と言いつつも、新井選手にはこれからも頑張ってカープの優勝に貢献してもらいたいです。 PR
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