ツタヤの宅配レンタルの契約期間がまだ残っていたので、「半次郎」と「桜田門外ノ変」を借りてみました。まだ、半次郎しかみていませんが。 半次郎とは、前回書いた西郷隆盛・考にもでてくる桐野利秋の旧名で「中村半次郎」のことですね。「人斬り半次郎」と言った方がピンと来るかもしれません。 半次郎役の榎本孝明さんの熱意は相当なもので、企画から13年越しで公開までこぎつけたそうです。たしかに、映画を見ていてもその熱気というか熱い思いが伝わってきます。でも、見所はそれくらいでしょうか。 とにかく西南戦争の戦闘シーンがやたら長くて、戦争に至るまでの時代背景はさっぱりわかりません。西郷、大久保役は誰ともわからないような大根役者で(失礼!)、みていてイライラしました。また、永山弥一郎や村田新八、篠原国幹、別府晋介、辺見十郎太などが死んだときにはいちいちテロップで享年、死地がでますが、永山弥一郎以外はほとんどちょい役なので、それなりに歴史好きでなければ誰ことかちんぷんかんぷんでしょうね。まぁ、そもそも歴史好きでなければ借りてみないか…というつっこみはあるかもしれませんが。 「桜田門外ノ変」はこれからみます。こちらの方がおもしろいという評判です。 そういえば、大河ドラマの「平清盛」も視聴率が悪いそうな。あれも、出てくる役柄が清盛や義朝以外はなじみがなさ過ぎて、誰が誰だかわかりにくいと思いますね。ずっとみていれば、だんだんなじんでくるんでしょうが。最近は誰もが飽きっぽいのでそこまで待てないんでしょうね。
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