セントラルシティこころで皮膚科開院~それまでの道のりと雑感を~
平成25年に安佐南区こころで皮膚科の開院し、令和5年4月2日で10周年を迎えました。無愛想と言われつつ、口コミに悪口を書かれつつ、それでも何とか診療を続けています。院長の放言をブログにしたためています。
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1968/04/25
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自己紹介:
平成25年に広島のとある団地で皮膚科を開業する予定です。これからおこるいろいろな悲喜交々を書いていこうと思います。
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そろそろ腹をくくる時期でしょうか
CATEGORY[時事]
黒田選手が引退を決めました。
残念ですが、しかし今が一番よい引き際でもありそうです。
日本シリーズでは第3戦目に登板予定のようですが、広島で最期を飾る意味でも第1戦目に登板してもらってはどうでしょうね。こう言っては怒られるかもしれませんが、日ハムの第1戦目の先発が大谷なら、そこにジョンソンをぶつけるよりも、ジョンソンは2戦目以降に回して確実に勝ちを拾う方が賢いと思います。黒田×大谷では分が悪いですが、そこは黒田を敬うナインの闘志に期待ですね。ただし、ジョンソンを中4日で回すなら、1戦目の方がよいですね。1、4、7戦目に登板することもあり得ますので。
一昨日の10月16日(日)に恒例の皮膚の日の無料相談会が開催されました。
当日は写真を撮っていないので、院内に掲示していたポスターの写真です。
いい皮膚の日(11月12日)の記念行事ですので、本来は11月12日前後の日曜日に行うことになっていますが、今年は学会の日程との兼ね合いから、いつもより1ヶ月早く10月中に開催されました。
そのためかどうかわかりませんが、ここ数年では最も多い99人の相談者がお見えになりました。あまりに待ち時間が長いため、3人はあきらめて帰られましたので、96人の相談にお答えしたことになります。当初は3人の勤務医が診察していましたが、待ち時間を考慮して途中から呉の2人の開業医の先生が加わり、総勢5人での診察となりました。
10年ほど前は100人前後の相談が普通だったようですが、ここ数年は50人前後まで減少していました。昔と違い皮膚科の開業医が増えたため、わざわざ相談に出向く必要性が減ってきたものと分析していましたが、この度の相談者の数を見ると時期も検討課題になりそうです。やはり、寒い時期よりもまだ夏の気配が残る時期の方が皮膚の相談には向いているのかもしれません。診療後の反省会ではそのような話が出ていました。
さて、そろそろ腹をくくるべき時期かと思ったのは、診療のことではありません。原発のことです。
新潟県知事選で、原発促進の与党候補が敗れて、原発反対の野党候補が当選しました。
新潟で反原発知事が当選、どうしても原発を再稼働させたい東電の事情とは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000004-wordleaf-bus_all
与党には激震が走ったようですね。新潟には世界最大級の柏崎原発がありますが、これで再稼働はかなり難しくなりました。
そもそも、今年に入り知事選では与党の負け続きです。
大阪と東京は事情が特殊ですが、問題は、鹿児島と新潟ですね。いずれも原発の立地県ですが、原発反対派の候補が当選してしまいました。原発反対の民意が示されたことになります。
こうなると厳しいですね。今後、再稼働できる原発がどのくらい見込めるのでしょうか。
僕は安全な原発はさっさと再起動すべきと思っています。電力は国の根幹ですので、できるだけ分散しておく方が安全です。よく言われているエネルギーのベストミックスです。
ただ、この先ずっと原子力に依存するべきかというと、そこは答えは微妙ですね。そもそもですが、「もんじゅ」の核燃料サイクルの計画が事実上破綻した以上、いずれ核燃料が枯渇していきます。化石燃料と同じく、需要と供給のバランス次第で、核燃料の価格は高騰するでしょうし、安定的な入手も困難になります。つまり、石油や石炭に比べて安い電力とは言えなくなります。
しかも、今後原発を新しく建設するには、もはや地元の同意が得られないでしょうね。上関も無理と思います。そうすると、原発はどんどん老朽化していきます。最長で20年間寿命を延ばすことは可能ですが、それでもジリ貧ですね。
となると、いずれにしても、原子力発電には未来はないように思います。
ただし、現時点ですぐに原発をなくせというのは乱暴だと思います。施設も、その技術ももったいないですよ。あるものは使った方がよいので、今安全と判断されたものは速やかに再稼働して、老朽化ととともに廃炉に向けていけばよいのではないでしょうか。
いつぞやの日経新聞に、「太陽光発電が原発6基分の発電量に達した」と書いてありました。これだけ聞くと、太陽光をどんどん増やしたら原発なんでいらないじゃんって思いますよね。
しかし、これにはからくりがあるようです。
年間の発電量は「出力×稼働率」で決まりますので、発電総量はどのくらい稼働できるか次第ですね。残念ながら太陽光発電の稼働率は約17%くらいだそうです。夜や冬はあまり発電できないので、当たり前ですよね。それに比べれば、原発は事故さえなければ一日中稼働しています。つまり、年間発電量では、どう頑張っても原発にかなうことはなさそうです。
ですので、当座はやはり原発を再稼働して電力をまかなう方が合理的です。
ただし、稼働率が上がるか、出力があがるか、すればよいことですので、ビルの外壁や住宅の屋根をすべて太陽光パネルに置き換えるとか、どんどん設置面積を増やせば出力は稼げます。
また、太陽光で夏場にジャンジャカできた電力で水素をわんさか作ってそれを貯蓄しておけば、その水素から電力をまかなうこともできるかもしれません。これは知識がないのでよくわかりませんが、トヨタのミライやホンダのFCXクラリティの燃料電池のノウハウを使えばできそうな気がします。そうすれば、結果として稼働率が増やせます。
これらは政治決断がなければできないことです。そろそろ政府は腹をくくって原発から別のエネルギー源へ国策を改める時期にきているのではないでしょうかね。これだけ民意が示されたのだから、しょうがないですよね。
それはそれで、日本発の一大産業になると思うのですが。こういったイノベーションを日本もしていかないと、どんどん世界から取り残されそうですし。
珍しくまじめなことを書いてしまいました。最近診療がヒマなもので、、、、
[1回]
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そろそろ腹をくくる時期でしょうか
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