2016 04,19 11:33 |
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熊本の地震が続きますね。
前回のブログは4/14の地震のあとに書きましたが、4/16にさらに本震があり被害は阿蘇から大分に拡大しています。4/16の本震は広島でも結構長く揺れましたねぇ。 現時点で48人の死亡が確認されていますが、中には20歳前後の大学生も含まれています。親御さんのお気持ちになると、本当に気の毒です。 何で東海大学が阿蘇にあるんだろうと不思議でしたが、東海大学の創立者松前重義氏が熊本県益城郡嘉島町の出身で故郷に錦を飾る目的で熊本に農学部を創設したのだそうです。立地的にもよかったんでしょうね。それがこんなことになって、、、誰に責任があるわけでもありませんが。 阪神大震災と同じ直下型地震でしたので、どうしても阪神大震災と比べてしまいますが、それからすれば人的被害は少ないです。特に震度7の地震が連続で生じたことは世界でも類がないそうです。それでも被害が神戸と比べるべくもないということは、阪神大震災の教訓が生かされて、耐震化が進んだということでしょうか。もちろん人口の密集度や地盤など、色々な要因が関係するのだとは思いますが。 ただし、ライフラインの損害は甚大と思います。まだ、ほとんどの世帯で断水だそうですし、都市ガスの復旧も5月初めになるそうです。大学の友人が熊本で勤務医をしていますが、FBから連絡すると電気は比較的早く復旧したそうですが、やはり水道とガスが来ないことで生活が大変だと返信がありました。お勤めの病院は、現在入院外来とも閉鎖状態だそうです。 この度の地震では報道する側の姿勢も厳しく問われています。 報道ヘリが飛び回って生存者のか細い声が聞こえないとか、報道者が我が物顔で駐車しており避難者の駐車スペースが減っているとか、極めつけは、関テレの報道者がガソリン給油の列に割り込んだことが大きく非難されました。 関テレ中継車、割り込み給油!被災者怒りのツイートで発覚! 【放送事故】TBS生放送中に被災者がブチ切れて正論を吐きまくる「見世物じゃねーて、どっかいけ!車邪魔!どかせよ!」 ほとんどがツイッターやFBなどのSNSから拡散されているようですので、ある意味相補的にお互いを監視できて、従来のマスコミのオレ様的な姿勢が通用しなくなったということですね。これはよいことだと思います。 話は変わりますが、三菱自動車は変わりませんねぇ。 過去にも2度の大規模リコール隠しが問題になりましたが、この度はちょっととどめになるのではないかと思うくらいの不祥事です。おそらく、エコカー減税を受けるための苦肉の策だったのでしょうが、フォルクスワーゲンの不正があった後だけにさらに印象が悪いですよね。 もし、アメリカでのフォルクスワーゲンのように販売済みのすべての車の買い取りに応じるとすれば、三菱自動車の年間売上額と同じくらいの支出になるそうです。これはもう、倒産レベルですよね。 これまでは、親会社の三菱グループが支えてくれていたのでしょうが、現在の三菱グループにそれだけの体力があるのでしょうか。下手すると、本当に倒産や吸収合併もありかもしれません。 三菱自動車といえば、かつてはパジェロで一世を風靡しましたし、最近製造が終了したランエボは走り屋の中では絶大な人気でした。大学生活を過ごした長崎では三菱重工があるため、三菱関係の仕事の方が多く、他県に比べて三菱車がたくさん走っていました。ミラージュやランサー、ギャランに乗っていた同級生もいました。 当時の三菱の高級車というとデボネアしかなく、ギャランの次はデボネアという妙な布陣でした。そこに、ディアマンテというBMWをぱくったような車が登場し、結構ヒットしましたね。 ディアマンテ。本当にBMWそっくりですよね。当時はこんな真似事が許されていたんですよね。 他には、GTOという暴力的なスポーツカーもありました。 友人がこの車の試乗に行くというのでついていきましたが、峠を本当に暴力的な加速で走るので途中で吐きそうになったのを憶えています。今から見れば、フェラーリのパクリでしょうか。スープラのパクリとも言えるかと思いますが。 ついでにエクリプス。これも個性的でしたよね。座席に座ると自動でシートベルトが締まるのが、未来的でした。いわゆる逆輸入車だったと思います。 わりと個性的な車を排出してきた三菱自動車ですが、同じ個性的な車が特徴のスバルやマツダとは違う道を歩んでいると思います。ここは経営者の責任であり、また財閥系の企業故のあまえがあるのではないかと思いますね。 この度不正が判明した車種の多くは岡山県倉敷市の水島製作所で生産されているそうです。同じ中国地方として、経済への影響が懸念されます。従業員のためにも、三菱自動車の経営陣には襟を正してほしいですね。 PR
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