2015 12,01 10:46 |
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昨日、水木しげるさんがお亡くなりになりました。
男性の93歳ですから大往生と言ってよいと思いますが、異才の漫画家でしたのでとても残念です。 「ゲゲゲの鬼太郎」が有名ですが、少年マガジンで「墓場の鬼太郎」として連載が始まったのは、1965年だそうです。僕は1968年生まれですので、当然知りません。 テレビアニメが1968~と1971年~のようですので、主にこのアニメの再放送を見たものと思います。1985年からもアニメが始まっていますが、これはずいぶん現代風にアレンジされていて、ガッカリしたのを憶えています。 僕がおそらく「鬼太郎」に興味を持ったのは、小学館の「妖怪なんでも入門」を読んでからですね。 この本です。小学生の頃に買ってもらったんだと思います。この中の一部に鬼太郎が登場する漫画がありました。漫画の中で「生活保護」が云々というくだりがあり、これで初めて「生活保護」という言葉を知った記憶があります。当時は、ほとんどの妖怪を言い当てられるようになっていましたが、現在ではすっかり忘れました。 僕にとっては、鬼太郎よりも「昭和史」という漫画が印象的です。 全8巻です。水木しげるさんが生まれたときから昭和末期までが描かれています。水木さんの生い立ちや経歴、戦争体験などと昭和の出来事が織り交ぜながら描かれており、大変勉強になる本です。 この本もおもしろかったです。水木さんの漫画は、人物は淡泊に描かれていますが、背景が妙にリアルに描かれています。特にこの本ではそれが顕著でした。 今年の夏には山陰巡りをしました。 その時に、境港の水木しげるロードにも行きました。 あいにくの雨でした。境港は「水木しげる」の一色ですね。 ご冥福をお祈りします。 PR
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