2014 12,11 12:18 |
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衆議院選挙まで、あと4日になりました。
しかし、近年の選挙と比較してこの度の選挙ほど盛り上がらない衆議院選挙はないように思います。 その理由はあとで考えるとして、昨日の休診日に期日前投票のため安佐南区役所に行きました。 かねてからリフォームしている中古マンションに僕だけ住所を移してしまっているので、僕の投票用紙は新居に送られてきました。当然投票所も沼田になります。そうなると、休日に沼田まで来て投票する必要があるため、期日前に投票を済ませておきました。 宣誓書には理由を書く欄がありますが、そこは仕事と言うことで…。(これは口外してはいけないことなのかもしれませんが。) これから投票日までに、支持する政党や候補者が変わることもないですしね。 投票後にはNHKの記者に出口調査を求められたため、記載しました。調査には、小選挙区の投票者、比例の投票政党以外にも、アベノミクスに対する評価、ここ1年で生活がよくなかったかどうかなど、いかにもアベノミクスが失敗と書けという意図を感じるような項目への調査もありました。 この度の選挙が盛り上がらない理由は色々あるのでしょうが、僕が思うのは ①マスコミが公平性を保とうとして報道姿勢が萎縮している。 ②すべての党が増税反対を主張しており、争点がない。 ③野党に選挙準備ができておらず、自民党への対立軸がない。 というところでしょうか。 あまり肩入れが過ぎる報道も問題ですが、まったくあおりがないと盛り上がらないのも事実ですね。難しいところでしょうけど。 それから、自民党が消費増税の延期を持ち出して、全ての党がそれを支持するんじゃあ、争点がありませんよね。一党ぐらい、財政健全化を目指して消費増税を敢行すべきという政党があってもよさそうですけど。そうすれば、僕は支持するけどなぁ。 そして、与党以外、選挙に勝っても政権を取る気がない選挙はダメですね。民主党ですら、全員当選しても過半数に届かないんだから、選挙の前より敵前逃亡のようなものです。まぁ、共産党が全員当選すれば、政権を取れますが。それはそれで恐ろしいことです。 広島3区は次世代の党の中丸さんがおられたので、僕にとって自民党への対立軸がありましたが、 4区に転出されたため自民党と民主党(+共産党)の戦いになってしまいました。そうなると、消去法で自民党しか残りません。比例に自分の民意を託すのみとなります。 これは小選挙区制の問題ですよね。アメリカのように政権担当能力のある2大政党があるのなら、小選挙区制はよいと思いますが、それを期待され一度は政権を担った民主党があのていたらくなので、結局は政権担当能力があるのは自民党だけということになります。これでいて小選挙区制では、自民党が一人勝ちするのは避けられません。 選ぶ余地があるとすれば、自民党と連立を組む政党が公明党でよいかどうかという点くらいです。この度の選挙ではそれを問うことにはなりませんが、次回の選挙では憲法改正を争点にして、憲法改正に賛成できる勢力が参集して与党を形成してほしいです この度、衆議院を解散し選挙を選択されたのも、安倍政権を長期安定化させ憲法改正を目指すつもりだからだと思うのですが。それには大いに期待します。 PR
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